上仁樹、小林涼、高士幸也らが推理系乙女ゲームの舞台化に挑む オトメイトの人気作、舞台『CharadeManiacs』再演決定

上仁樹、小林涼、高士幸也らが推理系乙女ゲームの舞台化に挑む オトメイトの人気作、舞台『CharadeManiacs』再演決定

 『薄桜鬼』シリーズなどで知られる乙女ゲームブランド・オトメイトの人気作『CharadeManiacs』、通称『シャレマニ』の舞台化作品が約3年半ぶりに再演される。コロナ禍1年目、手探りの中で行われた初演はファンの心を掴み、原作ゲームはその後Nintendo Switch やアプリに移植する展開も見せた。そんな中、満を持しての再演に上仁樹、小林涼が続投で出演する。

上仁「お客様も初演は観に行っていいのか、ためらってしまった方も沢山いた時期だったと思います。『シャレマニ』はストーリーが二転三転するので、それに翻弄されつつも、最後はスッキリと伏線回収される面白い作品で、乙女ゲームといえど男女問わず楽しめる物語だと思います」

小林「初演はフェイスシールドをつけて稽古して、本番ですらマウスガードをして……これでいいのか、お客様を楽しませられるのか不安な気持ちも抱えながらも必死にやっていました。このカンパニーにはその壁を一緒に乗り越えた絆があるので、強いなって思います。乙女ゲーム原作では、本来はそれぞれのキャラクターのルートがあるので、全員が濃厚なバックボーンを背負っているのが面白さだと思います。舞台は1つのストーリーとして各キャラが細かく掘り下げられるわけではないのですが、台詞や行動の節々にそれぞれの想いが感じ取れるようにしたいと思います」

 新キャストとして出演する高士幸也はビジュアルが原作そっくりだと褒められたとのこと。

高士「撮影でひたすら三白眼を褒めていただいて(笑)。僕の中では目つきの悪さがコンプレックスで気にしていたので、今回は逆にそれが生かされてすごく嬉しいです。初演の大変さも聞いていますし、プレッシャーは勿論ありますが、前回キャストの想いも背負ってまた新しい『シャレマニ』をお見せしたいと思います。1回観るだけでも満足できるような舞台になると思いますが、2回3回と観ていただくことで色々な気づきがある作品に仕上がると思いますので、ぜひ何度も劇場に足を運んでいただきたいです」

上仁「原作の面白い要素を濃縮した盛り沢山の舞台であっという間の3時間になるんじゃないかと思います。初演から応援してくださった皆様のおかげで実現できた再演ですので、より『シャレマニ』の面白さを届けられるようにブラッシュアップしていきます。そして今回はプレイベントやお見送り会などコロナ禍では出来なかったイベントもありますので、ぜひ合わせて楽しんでください!」

(取材・文:穂高和佳奈 撮影:武田真和)

プロフィール

上仁 樹(じょうにん・たつき)
10月31日生まれ、大阪府出身。近年の主な出演作品に、2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』ステージ【ツキステ。】シリーズ 皐月葵役、ミュージカル『DREAM!ing』シリーズ 白華時雨役、舞台『滄海天記』シリーズ レイジ役、メロメロ活劇『忍び、恋うつつ ~猿飛咲助ノ巻~』霧隠蔵人役など。

小林 涼(こばやし・りょう)
9月3日生まれ、山梨県出身。近年の主な出演作品に、舞台『刀剣乱舞』シリーズ太郎太刀役、2.5次元ダンスライブ『SQ(スケア)』ステージ村瀬大役、『文豪とアルケミスト 嘆キ人ノ廻旋』ハワード・P・ラヴクラフト役、『アニドルカラーズ キュアステージ』柚木真哉役など。

高士幸也(たかし・ゆきや)
3月9日生まれ、愛知県出身。近年の主な出演作品に、舞台『大正浪漫探偵譚-エデンの歌姫-』島田二郎役、『#オーバーラック』ショウ役、『ティアムーン帝国物語~断頭台【ギロチン】姫 on The Stage ~』キースウッド役など。

公演情報

舞台『CharadeManiacs』再演

日:2024年1月11日(木)~15(月)
  ※他、1月6日(土)プレイベントあり
場:ラゾーナ川崎プラザソル
料:特典付きチケット11,000円 
  一般チケット9,000円(全席指定・税込)
HP:https://srotastage.jp/charade_maniacs_stage/
問:合同会社SrotaStage mail:info@srotastage.jp

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