登録者数180万人を誇る大人気チャンネル、待望の舞台化! 「極道に生きる男たちの覚悟で、舞台を支配する」

登録者数180万人を誇る大人気チャンネル、待望の舞台化! 「極道に生きる男たちの覚悟で、舞台を支配する」

 人間の闇をテーマにした漫画動画を公開しているYouTubeチャンネル「ヒューマンバグ大学」、屈指の人気連載『華の天羽組』より「天京戦争編」の舞台化が決定した。天羽組と京極組、対立する極道組織が全面衝突するバイオレンスな筋書きであり、各組の中堅的存在である天羽組 小峠華太と京極組 久我虎徹をキーマンに描かれる。努力家の凡人たる小峠と、天才肌の若手・久我の対照的な2人の関係性も見どころだ。

校條「僕の演じる久我は、若さゆえのエネルギッシュさと、組をよくしていきたいという熱量のある男です。先輩の背中を追いたいし、後輩には自分の背中を見せたい。漢気のある男なんです」

馬場「小峠は天羽組の主人公という立場ではありますが、極道として戦闘能力が高いわけではなく、頭を使って立ち振る舞う人間です。何より僕が素敵だなと思ったのが、心の強さ。自分が敵わない相手にも、覚悟だけで乗り越えてきた人間なので、凄く演じがいがあるなと思いましたね」

 2人の共演は1作のみだが、コロナ下でフォローしあって初日を目指したこともあり、強い絆を感じている仲。互いの印象を伺うと、「馬場さんは座組のムードメーカーでした。違うチームだった僕にもよく声をかけてくださって、優しい人なんだと感じています」と校條。一方、馬場は「そういう意味でも
また校條くんと共演できるのは心強いです。小峠と久我はライバル的存在。一緒に頑張っていけたら」とのこと。

校條「原作を観た人はわかると思うんですけど、今回とてつもなくアクションがあるんです。もう、隙あらば戦闘シーンというくらい(笑)。個性豊かな戦い方をするキャラクターがたくさんいて、華があります。僕はアクションが大好きなので、めちゃくちゃ楽しみですね」

馬場「生で演じるからこそ、極道に生きる男たちの漢気や生き様、覚悟で劇場を支配できるというか。キャストの平均年齢も比較的高く、生き様にも厚みがあります。その分セリフひとつ、アクションひとつにも説得力が生まれていくと思うので、それらが2.5と融合したらどれほど面白い演劇になるのか、凄く楽しみにしていますね」

校條「任侠モノを観たことない人も楽しめる、いろんな楽しみが散りばめられた作品になると思います。劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです!」

馬場「ゼロから初演に携われことに、特別な思いやりや愛を感じています。次に繋がっていく作品になればと思っています」

(取材・文:いつか床子 撮影:立川賢一)

プロフィール

馬場良馬(ばば・りょうま)
1984年生まれ、千葉県出身。2012年~2013年放送のスーパー戦隊シリーズ『特命戦隊ゴーバスターズ』のブルーバスター/岩崎リュウジ役として出演。以降、多くの映画・舞台・ドラマに出演する。近年では、原作・手塚治虫、演出・荻田浩一氏が手掛ける、ミュージカル『アラバスター』、宮本亞門氏演出の舞台『画狂人 北斎』-2023-、マギー氏が演出を手掛けた、主演舞台『漫才ギャング-リローデッド-』などに出演。

校條拳太朗(めんじょう・けんたろう)
1990年生まれ、岐阜県出身。2013年に舞台『弱虫ペダル』箱根学園篇~眠れる直線鬼~のパズルライダーとして俳優デビュー。主な出演作に、舞台『珈琲いかがでしょう』青山一役、『新選組始末記』土方歳三役、『宇宙戦艦ティラミス』シリーズ スバル・イチノセ役など。舞台『ぼくらの七日間戦争』2022では、2020年に馬場が演じた、主演の菊地英治を演じる。特技はダンスで、アクロバット・ブレイク・アニメーションなど多様なスタイルを得意とする。

公演情報

舞台『華の天羽組 -天京戦争編- powered by ヒューマンバグ大学』

日:2023年12月9日(土)~17日(日)
場:品川プリンスホテル クラブeX
料:詳細は公式HPをご確認ください
HP:https://delight-company.com/human_bug_university/
問:株式会社De-LIGHT制作部
  mail:info@delight-act.com

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