世界トップレベルのダンサーたちが鍛え抜かれた肉体を駆使し、卓越したダンステクニックを披露するダンスエンタテインメント『バーン・ザ・フロア』。ワルツやタンゴ、サンバなどをはじめ、ストリートダンスやコンテンポラリーダンスの要素まで、息つく間もなく繰り広げられるパワフルなステージが5年ぶりに来日。今回、日本人初となるスペシャル・ゲストシンガーを務めるのは、西川貴教だ。
「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年に公演が中止となりました。国内だけでなく、世界中のエンタテインメントが止まっていましたから、僕も断念せざるを得ないのかな、残念だなと思っていたのですが、今回ようやく『バーン・ザ・フロア』の幕があがることになりまして。当初の計画とは違い、全くの新作です。新しいものを日本でつくる機会に立ち会わせていただけることを光栄に思っていますし、同時に世界トップクラスのダンスショーに自分の歌が合わさることで、どんなケミストリーを起こすことができるのか、非常に大きな責任を負わされているなとも感じます」
披露する楽曲は未発表のようだが、西川によれば「ワールドワイドにフェイマスな曲」を予定しているそう。
「競技ダンスや社交ダンスで一般的に使われるチャチャチャやルンバなどとは、ビートの刻み方もグルーヴも全く違いますが、カンパニーのみんなも前向きに挑んでくれていますよ。最近はアイスショーで競技とは違う演出で魅せたりしますけど、スポーツとエンタテインメントのマッチングの良さや更なる可能性を感じますよね。今回の『バーン・ザ・フロア』も情熱を掻き立てる選曲。どんな作品に仕上がるのか、僕も楽しみです」
今回は東京公演、大阪公演が予定されているが、「特にクールジャパンパーク大阪WWホールは初めて立たせていただきますが、大阪城の敷地内の施設ということで、城が見えますから(笑)。カンパニーのメンバーもきっと“日本”を感じて、喜んでくれると思います」
最後にファンや観客へのメッセージを尋ねると
「僕は踊りませんが……世界中の誰も観ていないものを、日本で観られるわけですから、楽しみにしていてください。コロナ禍を超え、エンタテインメントの力で皆さんを元気にしていきたいと、僕もカンパニーも気合いが入っています。ぜひその熱に触れにきてください!」
(取材・文:五月女菜穂 撮影:間野真由美)
プロフィール
西川貴教(にしかわ・たかのり)
1970年9月19日生まれ、滋賀県出身。1996年、ソロプロジェクト「T.M.Revolution」としてシングル「独裁-monopolize-」でデビュー。キャッチーな楽曲、観る者を魅了する完成されたステージ、圧倒的なライブパフォーマンスに定評があり、「HIGH PRESSURE」、「HOT LIMIT」、「WHITE BREATH」、「INVOKE」など大ヒット曲を連発する。2018年からは西川貴教名義での音楽活動を本格的に開始。NHK連続テレビ小説『スカーレット』に俳優として出演。故郷・滋賀県の初代「滋賀ふるさと観光大使」に任命され、県初の大型野外ロックフェス「イナズマロック フェス」を主催したりと幅広い活動をしている。
公演情報
BURN THE FLOOR BE BRAVE. TOGETHER.
日・場・料:
【 日本青年館ホール】2023年6月14日(水)~18日(日)
S席13,500円 A席9,500円(全席指定・税込)
【クールジャパンパーク大阪 WWホール】2023年6月20日(火)~25日(日)
S席13,500円(全席指定・税込)
※他、各種チケットあり。詳細は団体HPにて
HP:https://www.ktv.jp/btf/
問:
【東京公演】サンライズプロモーション東京 tel.0570-00-3337(平日12:00~15:00)
【大阪公演】キョードーインフォメーション tel.0570-200-888(11:00~18:00/日祝休)