突然の閉店が告げられたバーレスクを舞台にした、ハートウォーミングな物語 田口淳之介、7年ぶりの舞台復帰!「自分の代表作の一つになったら」

突然の閉店が告げられたバーレスクを舞台にした、ハートウォーミングな物語 田口淳之介、7年ぶりの舞台復帰!「自分の代表作の一つになったら」

 突然の閉店が告げられたバーレスク「One Night Dream」を舞台に展開する『One Night Butterfly』。ほさかようが演出を手掛け、『フォレスト・ガンプ』(2014)以来の舞台出演となる田口淳之介が主演を務める。 

 「7年ぶりの舞台です。正直なところ、勘は鈍っていると思いますけど、出演者やスタッフのみなさんと一緒にいいものを作り上げていきたいですね。今は怖さというより楽しみの方が大きいです」

 今回、舞台出演を決めた一番の理由は、亀田真二郎が担当した脚本だという。

 「実は何回か舞台のオファーをいただく機会もあったのですが、なかなかご縁がなくて。今回脚本を読んだ時に、テンポ感もいいし、面白そうだなと思いました。パフォーマンスのシーンはあるけれど、想像以上にストレートプレイのお芝居になりそうです」

 田口が演じるのはバーレスクの雇われ店長・進藤。共演者は男性のみで、斉藤秀翼、遊馬晃祐、八神蓮、内田裕也らが名を連ねる。田口にとっては、全員が初共演だ。

 「進藤は中間管理職のような立場で、バーレスクに対する思い入れや情熱が人一倍強い役柄。僕がカンパニーを引っ張って行こうとは全然思っていないですけど、男の子だけなので、体育会系なノリで、すぐに仲良くなりそうだなと思います」

 現在は、音声合成ソフトで楽曲制作にあたる「ボカロP」とのコラボプロジェクトや、月1回のライブをおこなったり、音楽活動に主軸を置きながら、多忙な日々を過ごす。

 「貧乏暇なしですよ(笑)。これまでは用意された仕事をこなす日々だったけれど、今は自分で仕事を見つけて、創り出している実感があります。すべてが勉強。緊張感を持ちながら、でも、楽しみながら仕事をしています」

 今後は、舞台をはじめとする演技の仕事にも意欲を見せる。

 「アートとして作品が残る、お芝居の仕事は続けていきたいなとずっと思っていました。この作品が、自分の代表作の一つになったらいいなと思います」

 最後に観客へのメッセージを尋ねると。

 「僕のファンの方にとっては本当に久しぶりの舞台で、楽しみにされている方もいらっしゃる一方、全く初めて僕の演技を見る方もいらっしゃるはず。この作品が、自分にとってもいいステップになったらいいなと思うし、お客さんにとっても今後の楽しみが増えたと思ってくれたら嬉しいです」

(取材・文:五月女菜穂)

プロフィール

田口淳之介(たぐち・じゅんのすけ)
1985 年11 月29 日生まれ、愛知県出身。男性アイドルグループ「KAT-TUN」のメンバーとして約15 年間活動し、2016 年に脱退。現在は音楽活動に主軸を起きつつ、俳優・モデルとしても活動。ボカロPとコラボレーション企画『Heart JUNction』プロジェクトとして、2020年6月にアルバム第一弾「ジュウゴノシンゾウ」を発売し、アルバム第二弾も近日リリース予定。また『Live in JT Home』というタイトルで、月1 回のライブを継続
している。

公演情報

舞台『One Night Butterfly』

日:2021年8月12日(木)~ 17日(火)
場:有楽町よみうりホール
料:SS席12,000円 S席9,500円
  A席7,500円 N席6,000円
  ※SS席は残席がある場合のみ販売
  ※SS席・S席は特典付(全席指定・税込)
HP:https://www.shimapro.jp/onb/
問:shimapro mail:otoiawase@shimapro.jp


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