新作ミュージカル『ミセン』東京公演上演中!現代社会を生き抜く全ての人への人間賛歌ミュージカル!

新作ミュージカル『ミセン』東京公演上演中!現代社会を生き抜く全ての人への人間賛歌ミュージカル!

現在めぐろパーシモンホール 大ホールにて、新作ミュージカル『ミセン』が上演中だ。

本作は、韓国の大ヒット漫画であり、2014年度には韓国の名だたるドラマ賞を総なめ。日本でもフジテレビでもリメイクドラマが放送されるほどの人気作。そんな国境を越えたヒット作が、日韓のトップクリエイター陣の手によってミュージカル化され初演の幕が開いた。

タイトルの「ミセン」(未生)とは囲碁用語であり、

「死に石」に見えても、まだ完全な「死に石」ではなく、どちらにも転ぶことのできる可能性を秘めた石

のことを言う。まさに人生は自分の選択次第であらゆる道に進むことができるというメッセージの詰まった作品であり、現代社会を生き抜く全ての人への人間賛歌となる作品だ。

脚本のパク・へリムによって豊かな人間ドラマが描かれ、チェ・ジョンユンによる耳に残る音楽、オ・ルピナによる現実と想像を越える演出、さらに、KAORIaliveによる物語に寄り添いならも目が足りなくなる程のダンスが融合し、ミュージカルだからこそ観ることのできる、これまでにない、大人の心にリアルに刺さる作品が誕生した。

出演は、前田公輝、橋本じゅん、清水くるみ、内海啓貴、糸川耀士郎、中井智彦、あべこうじ、東山光明、石川禅、安蘭けい ら魅力的で個性豊かな俳優陣となっている。

「ミセン」は、ビジュアルからわかるように企業を舞台にした物語。ただ、企業内での出来事を通じて社会全体の縮図を描き出し、働くことの意味、人間関係の複雑さや仲間との絆、個々の成長と葛藤がリアルに描かれている。
今、社会人として働いている人々に強く共感できる作品であり、見終わる頃には、あなたの明日が少し輝くものになるだろう。

公演は2月11日(火祝)までめぐろパーシモンホール 大ホールにて上演中。

写真提供 :ホリプロステージ
舞台写真撮影:河上良

Story

主人公のチャン・グレは子供の頃から囲碁のプロ棋士になることを目指し厳しい修練を重ねてきたが、囲碁のプロ棋士になる夢を諦めざるを得なくなり、社会に放り出されてしまう。

特別な学歴やスキルがない彼は、働くことに対して強い不安を抱えながらも、知人の紹介で大手貿易会社「ワン・インターナショナル」のインターンシップに参加することとなる。

入社早々、グレは厳しい現実に直面する。熾烈な争いを勝ち抜いてきたエリートばかりの同期インターンたち。企業社会での経験が皆無のグレは、明らかに遅れを取っている。エリート街道を歩んできたアン・ヨンイや、地方出身で努力家のハン・ソギュル、学歴もありプライドも高いチャン・ベッキ、といった個性的なメンバーが揃い、それぞれが異なる課題に直面しながらも競い合っている。

グレが配属された第三課は会社では日陰の存在。この課を率いるのが、情熱と人間味あふれるオ・サンシク課長。オ課長は、表向きはぶっきらぼうで口が悪いものの、部下たちを思いやり、仕事に対する強い誇りを持つ姿は、「会社員としての生き方」をチャン・グレに教えていく。彼の指導の下、グレは自分の経験や囲碁で培った戦略的思考を仕事に応用し、少しずつ成果を上げていく。インターン生たちもそれぞれの試練を乗り越え、個々の成長だけでなく、互いに支え合いながら成長する重要性を学んでいくことになる。

「ミセン」は、企業を舞台にした物語でありながら、企業内での出来事を通じて社会全体の縮図を描き出している。働くことの意味、人間関係の複雑さや仲間との絆、個々の成長と葛藤がリアルに描かれ、登場人物たちがさまざまな社会的な課題に直面しながら人生を選択していく。企業という社会で繰り広げられる物語は、観客の共感を呼び、働き生きることについて深く考えさせられる。

公演情報

ミュージカル『ミセン』
■日程:2025年2月6日 (木) 〜 2月11日 (火・祝)
■会場:めぐろパーシモンホール 大ホール

■スタッフ:
原作著者:ユン・テホ
著作権者:SUPERCOMIX STUDIO
脚本・歌詞:パク・へリム
音楽:チェ・ジョンユン
翻訳・訳詞:高橋亜子
演出:オ・ルピナ
振付・ステージング:KAORIalive

■出演:
前田公輝
橋本じゅん
清水くるみ
内海啓貴
糸川耀士郎
中井智彦
あべこうじ
東山光明
石川 禅
安蘭けい

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