不朽の名作が東宝製作版として約17年ぶり、新キャストで待望の再上演!


1937年にロンドンで初演、『マイ・フェア・レディ』の逆転版とも言われる本作『ミー&マイガール』。
名門貴族 ヘアフォード家を舞台にロンドンの下町ランベス育ちの青年ビルの紳士としての成長と恋人サリーとの恋模様を英国のミュージックホール音楽をベースにしたテンポの良い音楽と軽快なタップダンスで描き、日本でも1987年の宝塚歌劇団での初演以来、繰り返し上演されている傑作ロマンティックコメディ。
東宝製作公演としては2003年に主人公・ビル役を唐沢寿明、ヒロインのサリー役木村佳乃で初演し、さらに2006年と2009年には、当時20代にして『モーツァルト!』『ミス・サイゴン』などで大役を演じていた井上芳雄、笹本玲奈のコンビで再演され、大きな話題に。また、本作は宝塚歌劇団によっても度々上演し、多くのファンに長く愛され続けるミュージカルとなっている。
そして満を持して2026年12月、本年4月25日開場のEX THEATER ARIAKEにて、東宝製作作品としてはおよそ17年ぶりに、新演出・新キャストにて上演が決定。
新たに演出を務めるのは、ミュージカル界を代表する演出家の1人、小林 香。
2010年から続く、上質なソング&ダンスと彩り豊かな演出で唯一無二の舞台『SHOW-ismシリーズ』
を始め、これまでにも『マドモアゼル・モーツァルト』『王様と私』など数多くの話題作の演出を手掛け、本年5月には韓国発のミュージカル『レッドブック ~私は私を語るひと~』の日本版演出・上演台
本・訳詞、9月にはバレエ漫画の金字塔初の舞台化となる『SWAN-白鳥-』(有吉京子原作)の脚本・演出を務めるなど、多岐にわたり日本の演劇シーンで活躍を続ける小林が、不朽の名作『ミー&マイガール』に挑みます。
出演は、『レ・ミゼラブル』マリウス役をはじめ、ミュージカル『のだめカンタービレ』千秋真一役や『デスノート THE MUSICAL』L役など幅広い役柄をバレエで培った卓越した表現力で多彩に演じ、本年5月にはミュージカル『アイ・ラブ・坊っちゃん』の坊っちゃん役も控える三浦宏規がランベス育ちの貴族の跡取り ビルを、映画・テレビでの活躍に加えアーティスト活動も行いながら、『ナイツ・テイル-騎士物語-』など舞台にも精力的に出演、舞台『千と千尋の神隠し』ミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』で第30回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した上白石萌音がビルの恋人 サリーを演じる。
なお三浦と上白石は、2022年世界初演の舞台『千と千尋の神隠し』初演からハク役、千尋役として共演。2024 年の舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演の際には、2人で『ミー&マイガール』の舞台となるランベスを訪れた。(詳細は後述のコメントを参照)
ビルを誘惑するジャッキー役には、トップ娘役として活躍した宝塚歌劇団を2024年に退団後、『1789 -バスティーユの恋人たち-』オランプ役や『PRETTY WOMAN The Musical』のヴィヴィアン役など様々なヒロインを演じ観客を魅了している星風まどかが務め、ミュージカル『メリー・ポピンズ』バート役や『レ・ミゼラブル』のジャベール役など大作・話題作で精彩を放つ小野田龍之介がジャキーのフィアンセ ジェラルド役に。また、ヘアフォード家の弁護士 パーチェスター役で、劇団四季所属で『美女と野獣』ビースト役から『リトルマーメイド』セバスチャン役など多くの作品で観客を惹き付けている荒川 務が出演。
そして、大河ドラマほか数多くの映像にも出演し、舞台では「ねずみの三銃士」シリーズや劇団☆新感線、ナイロン100℃をはじめ多くの作品で活躍、イキウメ「獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)」および、NODA・MAP「MIWA」にて第48回紀伊國屋演劇賞個人賞も受賞した池田成志が、貴族でありながらビルやサリーと真摯に向き合うジョン卿を唯一無二の存在感で演じます。さらに宝塚歌劇団在団中に『ミー&マイガール』のビル役を演じ、当たり役の1つとなり、退団後も精力的に舞台に出演、2024年には『天保十二年のシェイクスピア』 お文役や、本年3月開幕のミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』でのミセス・ライオンズ役など、幅広い役柄を見事に演じる瀬奈じゅんが、待望のマリア公爵夫人役を務める。
表題のデュエット・ナンバー「ミー&マイガール」や、1幕終盤の、貴族も庶民もそして客席も巻き込んで誰もが心弾む「ランベス・ウォーク」、ビルがサリーを想うナンバー「街灯の下で」など、、思わず口ずさみたくなるミュージカルナンバーの数々に溢れた傑作の待望の上演に、どうぞご期待ください。
演出:小林香 コメント
あのランベスキングとランベスクィーンが、皆さまの元に帰ってきます!
三浦宏規さんと上白石萌音さんという二人の主演俳優を中心に、新カンパニーで、90年前の不朽の名作『Me & My Girl』を、いま甦らせます。
二つの世界大戦の狭間、失業や不満に満ちた1930年代後期のロンドンで、庶民が劇場に求めたのは、理屈抜きに胸が晴れる痛快なエネルギーでした。恋が世界のルールを書き換えていく、その爽快さに人々は熱狂したのです。
さあ、次は私たちの番です。笑って、笑って、ホロリとして——そして最後に、階級も常識も飛び越える純粋な愛を、ぜひ劇場でご一緒に体験しましょう!
ビル・スニブソン役:三浦宏規 コメント
▼『ミー&マイガール』初出演の思い
ビル・スニブソン役の三浦宏規です。大好きな楽曲ばかりのこの作品に自分が出演できるとは、夢にも思いませんでした。上演自体も久しぶりなのですごく意気込んでいますし、敬愛し、尊敬する井上芳雄さんが前回演じていた役を受け継げること、僕が同世代の俳優の中で最もリスペクトする上白石萌音ちゃんと共演できることがうれしく、本番が待ち遠しい気持ちでいっぱいです。
▼上白石萌音さんとの共演について
萌音ちゃんとは、舞台『千と千尋の神隠し』で初めて共演しました。彼女のお芝居はもちろん、お人
柄や、舞台に向かう姿勢や情熱が本当に素晴らしいので、また一緒に作品に取り組めるのが楽しみです。萌音ちゃんと僕は一昨年、舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演に出演しましたが、当時すでに『ミー&マイガール』のお話をいただいていたので、「ランベス、行こうよ」って2人で夜公演の日の昼頃に合流し、ランベスの街を歩きました。ランベス・ロードという標識を見つけたので、タイマー設定で2人のセルフィーを撮りました。劇中に出てくるランベスの街に足を踏み入れ、その空気を肌で感じた経験を、本番に生かしたいと思います。
(萌音ちゃんは)優しさと気遣いの人ですが、その優しさからは想像できないほどの高い熱量を持ち、人生をかけてお芝居に挑んでいると思います。特別言葉を交わさなくても、毎日一緒にお芝居をしていると萌音ちゃんの覚悟がビシビシと伝わってきて、「しっかりやりなよ!」と言われているような気がするくらい、強い目をお持ちです。彼女が舞台上に立っているだけで、その覚悟がカンパニー全体に広がってみんなのモチベーションが上がり「萌音ちゃんがこれだけやっているんだから、自分たちもがんばろう」という空気が生まれる。俳優としてのすごさ、全員を引き上げる力を舞台『千と千尋の神隠し』の公演中にずっと感じていました。
▼EX THEATER ARIAKE に出演することへの思い
EX THEATER ARIAKE のオープニングラインナップの1作品に出演できることをうれしく思いま
す。劇場の閉館、休館、建て替えなどが続く中、1500席規模の劇場が新しくオープンすることも、
その舞台に初めて立てることもありがたいですし、観客としてもぜひステージを見てみたいです
ね。いろいろな方にご来場いただき、生の舞台がますます皆さんの生活に浸透するきっかけにな
ればいいなと思います。
サリー・スミス役:上白石萌音 コメント
サリー・スミス役の上白石萌音です。
小学生のとき、宝塚で天海祐希さんがビルを演じられたバージョンのDVDを観て以来、この作品が大好きです。とあるオーディションの自由曲としてサリーの曲を歌ったこともあるくらいです。
作品の魅力は、何と言っても音楽。誰の体も動き出してしまうような、みんなの心を明るくしたり、琴線を震わせたりする素晴らしい音楽が魅力だと思っております。そしてこの物語には、いつの時代も変わらない愛の素晴らしさが描かれています。
この混沌とした時代に、純度100%の温かい愛の物語をお届けできると思うと、今からワクワクしています。
▼舞台『千と千尋の神隠し』でも共演した三浦宏規さんについて
宏規とは『千と千尋の神隠し』で初めてご一緒したんですが、そのときから戦友のような存在で、お互いの舞台を観に行ったりしていました。一緒に歌ったり踊ったりしたことがまだ一度もないので、こんな形で念願が叶うとは本当に嬉しいです。
実は舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演のときには、すでに本作への出演が決まっていましたので、ロンドンの外れにあるランベスを2人で散歩してきました。大変だったり、苦しくなったりしたときは、あの空気、あの時間をお守りのように思い出してがんばっていけたらいいなと思っています。
▼EX THEATER ARIAKE オープニングラインナップに出演することへの思い
この作品は、EX THEATER ARIAKEのオープニングラインナップの1つです。新しいピカピカの劇場で作品をお届けできることがとても嬉しいです。何と言っても『ミー&マイガール』は、劇場全体で一緒に盛り上がれる楽しい作品でもありますので、オープニングラインナップ、こけら落とし公演の最後を飾る、楽しくて素敵な時間になったらいいなと思っています。
◆STORY
1930年代後半、イングランドのロンドン。
由緒正しい名門貴族ヘアフォード伯爵家では跡継ぎを残さないまま当主が亡くなり、伯爵家の後継者選びが問題となっていた。
当主の遺言は、若い頃のあやまちで出来た一人息子ウィリアム(ビル)の行方を捜し出し、彼が貴族に相応しい人物なら爵位と全財産を継がせ、そうでなければ年金を受け取らせて隠居させるというものだった。
この問題を話し合う為、遺言執行人である公爵夫人マリア、その娘ジャッキー、公爵夫人の甥ジェラルド、そしてマリアの友人でもう一人の遺言執行人である男爵 ジョン卿らが伯爵邸に集まる。
だが、一家の弁護士パーチェスターが見つけたビルはロンドンの下町・ランベスで育った、無教養でがさつな青年だった。ジョン卿はビルを認めないが、公爵夫人マリアはビルを紳士に仕立てようと、厳しい後継ぎ教育を始める。
婚約者のジェラルドと結婚すればヘアフォード家の爵位と財産が転がり込むと思っていたジャッキーはジェラルドを見限り色仕掛けでビルに迫るが、ビルには同じく下町・ランベス育ちの恋人サリーがいて、一途な愛を貫くビルはジャッキーにはなびかない。
一方、サリーは下町出身で貴族に求められる礼儀作法を身に着けていないと、ビルとの関係をマリアに認めてもらえない。マリアの教育で日に日に貴族らしくなっていくビルの姿を見て、やがてサリーは、身を引こうと決心する──。
◆公演概要
【公演スケジュール】
2026年 12月/EX THEATER ARIAKE
ツアー公演:2027年 1月~2月/博多座、梅田芸術劇場
【出演】
ビル・スニブソン:三浦宏規
サリー・スミス:上白石萌音
ジャッキー:星風まどか
ジェラルド:小野田龍之介
パーチェスター:荒川務(劇団四季)
ジョン卿:池田成志
マリア公爵夫人:瀬奈じゅん
バターズビー卿:田村雄一
バターズビー夫人:大月さゆ
ジャスパー・トリング卿:港 幸樹
ミセス・ブラウン:小此木麻里
チャールズ:神田恭兵
彩橋みゆ 金子桃子 坂口杏奈 篠本りの 鈴木遼太 富田亜希 楢原じゅんや
原 広実 廣瀬喜一 藤田 晴* MAOTO 松永トモカ* 森下結音 鑓水海人 吉井乃歌*
吉田萌美 米澤賢人 渡辺謙典 渡邉寿宏* (50音順 *=オンステージスウィング)
【クリエイティブ】
脚本・歌詞:L・アーサー・ローズ&ダグラス・ファーバー
音楽:ノエル・ゲイ
改訂:スティーブン・フライ
改訂協力:マイク・オクレント
演出:小林香
【公式サイト】
https://www.tohostage.com/me_and_mygirl/
