【上演決定】イマーシブシアターカンパニー daisydoze『The Letters』

【上演決定】イマーシブシアターカンパニー daisydoze『The Letters』

日本有数のイマーシブシアターカンパニー daisydoze(デイジードーズ)
新作公演が2025年2月、テック&アートイベント“DIG SHIBUYA 2025”にて上演決定!

『The Letters』
作・演出:竹島 唯 衣装・演出:近藤 香
2025年2月8日(土)~ 11日(火・祝)

イマーシブシアターとは、客席に座って舞台を観る通常の演劇とは違い、観客自身が動きながら、空間全体を使って行われるパフォーマンスを鑑賞する新しい演劇手法として、2000年代にロンドンで誕生しました。

daisydozeは、日本独自のイマーシブシアターを作るクリエイティブユニットとして、架空の設定ではなく、物語が上演される「場所」が持つ性質や特性を取り入れた作品づくりで「ここでしか体験できない物語」を追求しているイマーシブシアターカンパニーです。

本作では、渋谷に実在した恋文の代筆家をモデルに、恋文横丁周辺から百軒店までをリサーチ。
この物語は「孤独」と「つながり」という普遍的なテーマを、現代都市の象徴である渋谷を舞台に描き出します。

スマートフォンを通じて簡単につながることができる時代において、それが必ずしも孤独を癒すとは限らない現実に目を向け、孤独の処理の仕方について考える作品です。

観客は、トラベルオーディオガイドアプリ「ON THE TRIP」を活用し、ヘッドフォンから語りかけられる声に導かれながら渋谷の街を歩き、現れるパフォーマーによって物語へと誘われてゆきます。

また、本作では渋谷区の協力によって、1969年にオープンし、細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂によって結成された「はっぴいえんど」など、様々なアーティストを輩出した伝説的なロック喫茶B.Y.G を初めて舞台として使用することも注目のひとつです。

いつもと変わらない風景の中で、登場人物の囁く声を聞きながら歩くことで、何気なくすれ違う人々や都会の雑踏の中に、新たな幻想が浮かび上がります。

出演は、これまで多くの演出家から信頼を集め、近年では映像作品にも活動の幅を広げている実力派俳優、森 準人を主人公に迎え、いのまいこ、Macoto(RHT.)、megu など日本国内にとどまらず、世界で活躍するダンサーが物語を彩ります。

また、ダンスのプロリーグ「D.LEAGUE」よりCyberAgent Legit のメンバーがゲスト出演し、ここでしか味わうことのできない唯一無二の体験をお届けします。

日本屈指のオリジナルイマーシブシアター『The Letters』、どうぞご期待ください。

<DIG SHIBUYA とは>

SHIBUYA CREATIVE TECH 実行委員会が渋谷区と共同で開催する、テクノロジーとアートを掛け合わせた最新カルチャーを体験できるイベント。

渋谷区の各施設を世界に誇る文化的資産と捉え、より多くの人にその魅力を体感いただく機会創出の場とすることを目的に誕生した。

初開催となった2024 年には、公園通りを交通規制したアートパレードや、代々木公園のアートインスタレーション、スクランブル交差点のモニターを連動させ深夜にアート展示を行う「Shibuya Crossing Night Art」などの新しい試みも話題を呼び、3 日間で約11 万人が回遊した。

本年は、国際的なクリエイターやグローバルコミュニティーを巻き込むことはもちろんのこと、起業家・イノベーターやアーティストにおいても「ちがいを ちからに 変える街」である渋谷区から新たな文化やイノベーションの創出に挑戦し、その試みとして、連携プロジェクトを公募。
daisydoze を始め、国内外から12団体が採択された。

<百軒店(ひゃっけんだな)>

百軒店は、渋谷区の道玄坂に位置するエリアで、その名前はかつて飲食店や商店が100 軒以上並んでいたことに由来する。

1923年の関東大震災復興を目的に誕生し、渋谷のカルチャーの変遷とともに姿を変え続けてきた地域で、大正時代には花街として栄え、昭和初期には映画の舞台としても使われた。

一方、〈名曲喫茶ライオン〉や〈たるや〉といった音楽に特化した店が集まったことで音楽好きが集う隠れ家的なエリアに発展。

1969年にはロック喫茶〈B.Y.G〉がオープンするなど街の賑わいは最高潮に達した。時代の変化とともに新店舗も増えたが、歴史を感じさせる独特な雰囲気を保つこのエリアは、新たな発見とノスタルジーが交錯する場所として、現在も愛されている。

イマーシブシアター『The Letters』

<ものがたり>
かつて渋谷には手紙を代筆する仕事があった。妻イリスを亡くし孤独に沈む代筆家に、忘却の神レテがささやく。
「この都市に溢れる100 の孤独を代筆すれば、君の悲しみを消してやろう」。
誰にも伝えられない心の叫びは、宛名のない手紙となり、渋谷の地下を流れる忘却の川へ流されていく。
一方イリスの魂は、その手紙を救い、喫茶店でひとり過ごす誰かのためにそっと音楽を流すのだった。
やがて迎える100 通目の手紙、代筆家は孤独を消すために全てを忘れるのか、もしくは孤独を抱えて生きるか。
渋谷の街を歩きながら没入するサウンドイマーシブシアター。

<キャスト>
代筆屋・・・森 準人
イリス・・・いのまいこ
レテ・・・Macoto(RHT.)
渋谷の若者たち・・・KAI→/KANATO/Shoji by CyberAgent Legit(ゲスト出演)
B.Y.G の女・・・megu
イリスの声・・・兼安愛海(プロダクション・タンク)

<スタッフ>
【作・演出】竹島 唯(daisydoze)
【衣装・演出】近藤 香(daisydoze)
【音声システム協力】ON THE TRIP 【楽曲】糸山晃司 【衣装制作】Mirach Design Works
【演出部】megu/田中鈴乃/間宮世奈 【テクニカルディレクター】小崎弘輝
【体験設計】高市祐貴(daisydoze) 【制作進行】藤井良一/吉田夢唯 【制作助手】藤原夢美
【制作協力】ゴーチ・ブラザーズ
【グラフィックデザイン】巻淵香織 【フォトグラファー】本間 寛
【ビデオグラファー】Momoko Maruyama/KOUSUKE MATSUMOTO
【主催・企画・プロデュース】daisydoze
【助成】公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
【協賛】株式会社オーディオテクニカ
【特別協力】ロック喫茶B.Y.G/千代田稲荷神社/渋谷百軒店商店会/UDAGAWA CRANK STREET
【協力】スタジオユニアス(株式会社DanceNow)
<DIG SHIBUYA>
【主催】SHIBUYA CREATIVE TECH 実行委員会 独立行政法人日本芸術文化振興会・文化庁
【共催】渋谷区 【後援】一般財団法人渋谷区観光協会・一般社団法人渋谷未来デザイン
【委託】2025 年度(令和6 年度)日本博2.0 事業(委託型)

<公演概要>
【期間】 2025年2月8日(土)~ 11日(火・祝)
【集合場所】勤労福祉会館1 階(東京都渋谷区神南1-19-8)

※上記にて受付を行います。
【会場】渋谷PARCO 前~渋谷百軒店周辺
【集合時間】
2月8日(土)11:00/12:30/13:30
2 月9日(日)休演日
2 月10日(月)12:30/13:30/14:30/15:30
2 月11日(火・祝)12:30/13:30/14:30/15:30
※受付は集合時間の30 分前から行います。
【体験時間】120分(※事前のレクチャーを含む)
【チケット料金】8,000 円(税込)
【チケット発売】一般発売日:2024 年12 月13 日(金)12:00 より

公式ウェブサイト:https://www.daisydoze-immersive.com/letters
公式Instagram:daisydoze.immersive
公式X:@daisydoze_

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