2024年5月28日(火)より舞台「未来少年コナン」が東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。
本作は、日本アニメーション制作により1978年に宮崎駿が初監督したアニメーションとして、躍動感あふれる描写や、世界観など、その後の宮崎作品へと受け継がれている要素がぎっしり詰まった名作として知られている。
本作を手掛けるのは、日本ではミュージカル『100 万回生きたねこ』や村上春樹原作の『ねじまき鳥クロニクル』などを手掛け、その唯一無二の空間演出で観客を魅了し続けているインバル・ピント。そして、表現者として多様なジャンルで才能が光るダビッド・マンブッフが共に演出を担う。
『ねじまき鳥クロニクル』の様子
超人的な運動神経をもつ素直で正義感の強いコナン役を加藤清史郎。優しい心と強い意志を持ちコナンと共に困難な冒険に立ち向かうラナ役に影山優佳。コナンの相棒となるジムシー役に成河。コナンと出会い葛藤しながら心が揺れ動くモンスリー役に門脇 麦。どこか憎めない自由を求める海の男・船長ダイス役に宮尾俊太郎。ルーケ役ほかを岡野一平。コナンと対峙する影の独裁者レプカ役に今井朋彦。コナンの育ての親おじいと、ラナの祖父ラオ博士の二役を演じるのは椎名桔平と豪華な俳優陣が揃う。
また、インバル・ピントによる『未来少年コナン』の世界を具現化した振付を川合ロン、笹本龍史、 柴 一平、鈴木美奈子、皆川まゆむ、森井淳、黎霞、Rion Watleyら、卓越した身体で表現するダンサーたちが魅せ、さらに、作品を彩る生演奏には、トウヤマタケオ、佐藤公哉、中村大史、萱谷亮一/服部 恵と、多才なミュージシャンが集結した。
宮崎作品を敬愛しているというインバル・ピント、ダビッド・マンブッフ両名が、この『未来少年コナン』をどう演出していくのかが楽しみで仕方ない。既出している稽古場動画では、各々が身体の隅から隅までを使い、そしてディスカッションを重ねながらクリエイションをしている様子がうかがえる。そこに、音楽・照明・衣装・美術などが加わることで、どんな「未来少年コナン」が生まれるのか、心が躍るような気持ちになる。
公演日数は約20日間、幕が開けば、その話題性でチケットが徐々になくなっていくであろう作品、この豪華な出演陣で表現される「未来少年コナン」をお見逃しなく。
舞台「未来少年コナン」
■期間:2024年5月28日(火)~6月16日(日)
■会場:東京芸術劇場 プレイハウス
■出演:
コナン:加藤清史郎
ラナ:影山優佳
ジムシー:成河
モンスリー:門脇 麦
ダイス:宮尾俊太郎
ルーケほか:岡野一平
レプカ:今井朋彦
おじい・ラオ博士:椎名桔平
<ダンサー> 五十音順
川合ロン、笹本龍史、柴 一平、鈴木美奈子、皆川まゆむ、森井 淳、黎霞、Rion Watley
<ミュージシャン>
トウヤマタケオ、佐藤公哉、中村大史、萱谷亮一/服部 恵
■原作:日本アニメーション制作「未来少年コナン」(監督:宮崎 駿 脚本:中野顕彰 胡桃 哲 吉川惣司)
■演出・振付・美術:インバル・ピント
■演出:ダビッド・マンブッフ
■脚本:伊藤靖朗
■音楽:阿部海太郎
☆★カンフェティで購入すると、オリジナルグッズ付き★☆