4月より、新宿シアター・トップスにて、アガリスクエンターテイメント第31回公演「なかなか失われない30年」が上演される。
アガリスクエンターテイメントは、主宰で劇団公演の脚本・演出担当の冨坂友を中心としたシチュエーションコメディに定評のある劇団。代表作には各地の高校・大学の演劇部や劇団で上演されている「ナイゲン」や、昨年シアター・クリエにて上演された『SHINE SHOW!』などがある。
本作は、歌舞伎町にある移り変わりの激しい雑居ビル内を舞台に平成から令和のさまざまな場面を一部屋にムリヤリ押し込んで総括する、時間混在コメディとなっている。
先日チケット発売が開始され、それに伴い【予告動画】、【観劇無料チケット ※条件付き】の発表も行われたので、ぜひともチェックをしてほしい。
チケットは好評発売中。
脚本・演出 冨坂友 コメント
かつて勝手に「ホーム」と称していた劇場がありました。新宿シアター・ミラクルっていうんですけど。
劇場との縁とか恩は沢山あって語りきれないのですが、ざっくり紹介すると、その劇場は新宿歌舞伎町の雑居ビルにあって、他のフロアには系列のライブハウスがあったり、何の業態かわからない店があったり事務所があったりケバブ屋があったり、まさに”雑居”という場所でした。ちなみに劇場になる前のその階のテナントは風俗店だったとか。
街の区画は整理され、キレイになり、いろいろな意味でちゃんとしてきました。思えば自身の作劇もそうなりつつあるので、ここらで過去と未来と他業種が混在する、ギュウギュウの劇を作ろうと思います。目指すは、今までで一番混み入った時間モノ。
あらすじ・イントロダクション
いいから立ち退いて！？
1994年4月30日、新宿区歌舞伎町のカワダビル4Fにある闇金業者のオフィスでは、売上金を紛失した従業員が穴埋めのため奔走していた。
2004年4月30日、新宿区歌舞伎町のカワダビル4Fにある風俗店の待機部屋では、女性達が「絶対に接客したくない人物」を押し付け合う会議をしていた。
2014年4月30日、新宿区歌舞伎町のカワダビル4Fにある小劇場の楽屋では、痴情のもつれで出演者が多数降板した中、残った者達が上演を強行していた。
2024年4月30日、新宿区歌舞伎町のカワダビル4Fにある劇場跡地を片付けているビルオーナーの目の前に、全ての時代が同時に現れた。
アガリスクエンターテイメントの第31回公演は、移り変わりの激しい新宿の雑居ビルを舞台に、平成から令和のさまざまな場面を一部屋にムリヤリ押し込んで総括する、時間混在コメディ。
アガリスクエンターテイメント第31回公演「なかなか失われない30年」
■脚本・演出：冨坂友
■会場：新宿シアタートップス
（〒160-0022 東京都新宿区新宿3-20-8 WaMall TOPS HOUSE ビル4階）
■日時：2024年4月29日(土)～5月6日(月・祝)
■出演：淺越岳人、伊藤圭太、榎並夕起、鹿島ゆきこ、古谷蓮、前田友里子、矢吹ジャンプ（ファルスシアター）（以上アガリスクエンターテイメント）
江益凛、兼行凜、菊池泰生、北川竜二、斉藤コータ（コメディユニット磯川家）、雛形羽衣、山下雷舞
■チケット：
富豪席………8,000円《事前精算》
前半一般席…4,500円《事前精算》
後半一般席…5,000円《事前精算》
大貧民席……3,000円《当日精算》
高校生以下…1,000円《当日精算》
※当日券は各券種とも＋500円で販売いたします。
※詳細は公式HPをご覧ください。
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無料でご覧になれる方は「アガリスク主催公演を劇場で観たことがない方」。
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