1997年に開場した世田谷パブリックシアターが、2022年4月5日に25周年を迎える。それを記念して「開場25周年記念ポスター展」の開催が決定した。世田谷パブリックシアター、シアタートラムの2 つの劇場は、開場以来、創造発信型の公共劇場として、つねに新しい舞台芸術の可能性を探ってきた。本展では、上質な文化芸術を発信してきた四半世紀 を振り返り、1997年4月5日の杮落とし公演から2022年3月までの主催公演より、厳選したポスター約90点が展示される。作品世界を豊かに表現したアートワークの数々を通して、劇場の25年の歩みをご覧あれ。
一部展示作品のご紹介
・世田谷アートタウン2021 関連企画 日仏国際共同制作ダンス公演 『ゴールドシャワー』(2021年)
【構想・出演】 フランソワ・シェニョー 麿赤兒 【デザイン】祖父江慎+cozfish
・『マーキュリー・ファー Mercury Fur』(2022年)
【作】フィリップ・リドリー 【演出】白井晃 【デザイン】 永瀬祐一
・『国盗人』 ― W.シェイクスピア「リチャード三世」より ―(2007年)
【作】 河合祥一郎 【演出】野村萬斎 【デザイン】 有山達也
・世田谷パブリックシアター+コンプリシテ共同制作 『春琴』 ~ 谷崎潤一郎「春琴抄」「陰翳礼賛」 より ~(2008年)
【演出】 サイモン・マクバーニー 【デザイン】 有山達也
・音楽劇 『三文オペラ』(2007年)
【作】 ベルトルト・ブレヒト 【演出】 白井晃 【デザイン】 タカハシデザイン室
・世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#009 『キネマと恋人』(2019年)
【台本・演出】 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 【デザイン】 はらだ なおこ
・世田谷パブリックシアター開場記念公演 勅使川原三郎+KARAS 『Q』(1997年)
【演出・振付】 勅使川原三郎 【デザイン】大内智範
・現代能楽集 I 『AOI/KOMACHI』(2003年)
【監修】 野村萬斎 【作・演出】 川村毅 【デザイン】 マッチアンドカンパニー
・『AMERIKA』(2001年)
【原作】 F.カフカ 【構成・演出】 松本修 【デザイン】 マッチアンドカンパニー
・二十一世紀舞踊/日仏国際共同制作公演 『遊*ASOBU』(2007 年)
【振付・演出】 ジョセフ・ナジ 【デザイン】 近藤一弥
世田谷パブリックシアター 開場25周年記念ポスター展
Setagaya Public Theatre 25th Anniversary Poster Exhibition
【会期】2022 年 4 月 27 日(水)~5 月 25 日(水) 9:00~21:00 月曜休み
【会場】生活工房(三軒茶屋キャロットタワー3階)
154-0004東京都世田谷区太子堂 4-1-1
TEL 03-5432-1543
https://www.setagaya-ldc.net/
【料金】入場無料
【主催】公益財団法人せたがや文化財団/世田谷パブリックシアター・生活工房
【企画協力】株式会社ポスターハリス・カンパニー
【協賛】世田谷パブリックシアター友の会