待望の日本初演!
2024年3月よりブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』が上演される。
第71回トニー賞で7部門ノミネート・ミュージカル演出賞を受賞、ローレンス・オリヴィエ賞、ニューヨーク・タイムズ紙の批評家賞をはじめ、様々な演劇賞を受賞した作品で待望の日本初演公演である。
2001年9月11日の同時多発テロ時、カナダのニューファンドランドで起きた実話を基にした作品。
音楽と共にスピーディーに伝えられる5日間、人種、国、宗教を越えた人々が支え合う心温まる物語となっている。
本作は、2015年にサンディエゴ、シアトル公演から始まり、各地域でトライアウトとブラッシュアップを重ね、2017年ブロードウェイにたどり着いた珠玉の作品。同時多発テロをテーマにしたミュージカル作品として多くのメディアに注目を浴びた。
スピーディーな展開に、100人以上の配役
主演という位置づけがなく、12人の出演者のみで100人近くの役を次々に演じていく。しかもバックボーンが全く異なる役を絶え間なく入れ替わり、個性豊かに演じ分けるためキャスト陣の魅力を存分に味わうことのできる作品になっている。
また、休憩なしの100分間の上演時間のため、スピーディーな展開が繰り広げられる。曲だけでなく、セリフも多く、同時多発テロのシリアスさだけではなく、コミカルなシーンも織り交ぜられる。そのため、心情の振れ幅が大きく早い、そんな濃密な100分を楽しむことができる。
まるでオールスター!豪華なキャスト陣
そんな日本では前代未聞とも思えるような作品に挑むのは、安蘭けい、石川禅、浦井健治、加藤和樹、咲妃みゆ、シルビア・グラブ、田代万里生、橋本さとし、濱田めぐみ、森 公美子、柚希礼音、吉原光夫の12名。
全員が主役級というオールスターを集めたようなキャスト陣、1度の公演でこんなにも豪華な公演を楽しめるのは他ではあまりないだろう。
どの出演者も日本のミュージカル界を担う人ばかり、経験と技量があるからこそ成立する作品ともいえる。
二度と起きてはいけない事件、舞台を通して伝える
9.11の同時多発テロの裏で実話を基に作られた物語。当時は、38機の異なる国から来た飛行機が、人口10,000人のガンダーに着陸。行き先を失い様々な事情を抱えた7,000人の乗客を町民総出で全力で支え合ったドキュメンタリー作品になっている。とても暖かく、リアルな物語を感じてほしい。
現在、カンフェティにて11/30まで抽選予約受付中。
出演者コメント映像
ブロードウェイミュージカル『カム フロム アウェイ』
■公演期間:2024年3月7日 (木) ~2024年3月29日 (金)
■会場:日生劇場
■脚本・音楽・歌詞:アイリーン・サンコフ/デイビット・ハイン
■演出:クリストファー・アシュリー
■出演:安蘭けい、石川 禅、浦井健治、加藤和樹、咲妃みゆ、シルビア・グラブ、田代万里生、橋本さとし、濱田めぐみ、森 公美子、柚希礼音、吉原光夫(五十音順)
■スタンバイ:上條 駿、栗山絵美、湊 陽奈、安福 毅(五十音順)