岡本昌也脚本・演出でトー横キッズを描く!舞台『怪獣は襲ってくれない』新谷ゆづみ、葉月ひまり、小林桃子ら全キャスト決定!

2023年8月30日(水)より新宿シアタートップスにて上演される舞台『怪獣は襲ってくれない』の全キャストが決定した。

本作は2022年5月に岡本昌也による初の東京都内プロデュース公演として遊空間がざびぃにて上演された作品である。今回は、テレビCM制作を中心とした映像プロダクションであるAOI Pro.主催公演として物語の舞台となる新宿・歌舞伎町にあるシアタートップスで再演される。

出演者には、2019年にさくら学院を卒業し、映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』に出演した新谷ゆづみが舞台初出演・初主演で決定した。また、『D4DJ』の日高さおり役で好演している葉月ひまり、ドラマ『ケーキの切れない非行少年たち』で主演を務め今回が初舞台となる小林桃子、同じく初舞台で2018年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでW受賞した坪根悠仁などフレッシュな顔ぶれが揃った。また、初演時から細井じゅん(コンプソンズ)伊藤泰三が出演も決定した。

歌舞伎町の社会学を研究する佐々木チワワ氏への取材を元にトー横キッズを主題とした脚本を執筆した本作は、再演にあたりボリュームアップをしての上演となる。衣裳は、地雷系・量産型ぴえん系ファッションと呼ばれる若者ファッションのムーブメントをファッションブランドyushokobayashiが担当する。

舞台に留まらず映像の分野でも今後の活躍が期待される気鋭のクリエイターである岡本昌也の脚本・演出にて現代の社会問題であるトー横キッズを描く。

こっこ役 新谷ゆづみ コメント

脚本を読むたびに、新宿の今という情景が浮かび上がってきます。田舎から身一つで新宿に飛び出したこっこのように何か行動を起こすきっかけは人それぞれにあって、そこには言葉にならない理由があると思います。初めての舞台になりますが、言葉にならない感情などを自分なりに表現できたらと思います!

夢露役 葉月ひまり コメント

舞台『怪獣は襲ってくれない』で夢露役を演じます、葉月ひまりです。夢露は性自認が男性の14歳ということで、演じたことのない役柄で難しくもありますが、どういう風に演じていこうかなと今からとてもワクワクしています!また、この舞台のために作られたオリジナルの衣裳も楽しんでいただけるのではないかなと思います。ぜひ劇場でお待ちしています!

にゃんぎまり役 小林桃子

この度、にゃんぎまり役を演じます小林桃子です。にゃんぎまりは界隈の中で人気を誇るカリスマ的存在です。明るく可愛らしいキャラクターですが、同時に心には複雑な思いを持っていると思います。そんな彼女の心の内を知っていきながら、大胆に繊細に演じていきたいです。観て下さる皆様の目に映るにゃんぎまりが、豊かであるように、精一杯頑張ります。

脚本・演出 岡本昌也 コメント

なぜこんなにも彼らのことを描きたいと思うのだろう。ある出演者の「目を背けちゃいけないことなので」という言葉にハッとする。そう、これは目を背けちゃいけないことなのだ。でもそうなんだけど、それだけじゃない。背けるどころか、目を惹きつけてやまない彼らの輝きは、ニュースになるといつも捨象されてしまって……そうだ、それごと描かなくちゃいけない。彼らが爛々と存在していること、それ自体を。

舞台『怪獣は襲ってくれない』

■脚本・演出:岡本昌也(AOI biotope)
■衣裳:yushokobayashi

■出演:新谷ゆづみ 葉月ひまり 小林桃子 遊屋慎太郎 細井じゅん(コンプソンズ) 坪根悠仁 未来 伊藤泰三 雛野あき(安住の地) 波多野比奈

■あらすじ:
都市の空洞でたむろうぴえんら! 揺らせ、命を。マイメロを──。
15歳のこっこはスマホと充電器だけを持って、シケた街から7時間電車を乗り継いだ。新宿・歌舞伎町。ギンギラギンのアーチを抜けると、でかい怪獣がフリーズした映画館があって、その横に灰色の空洞がある。そこでは、宿題のたまった少年少女たちが〝界隈〟を作ってたむろっていた──。

■会場:新宿シアタートップス

■公演日程 :8月30日(水) 〜 9月3日(日) 全8回公演


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