【まもなく配信開始】PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』

【まもなく配信開始】PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』

2023年5月サンモールスタジオにて上演された、PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』の配信が、6月16日(金) 18:00から開始される!

STORY

side-A「桜川家の四兄弟」
2022年3月、母はこの世を去った。古い家と、桜の木と、たくさんのメモを遺して。
個人塾を経営する長男「恵一」、高校教師の次男「勇気」、居酒屋で働く三男「制多」、ミュージシャンになりたい四男「正義」。
お母さん、僕はあなたに愛されていましたか。

side-B「春を送る」
2011年3月、弟はこの世を去った。通っていた大学の渡り廊下から落ちて死んだ。
その大学で准教授だった父と、証券会社で働く僕はどうもそりが合わない。正直、弟のことも苦手だった。
だけどあいつのことばかり考えてしまう。こんな春の日には。

原案・構成・演出:井上裕朗 コメント

side-A「桜川家の四兄弟」は母を亡くした四兄弟が、side-B「春を送る」は息子を亡くした父と弟を亡くした兄が、その喪失を受け入れて立ち上がっていく物語です。

どちらも非常に個人的な物語ですが、ご来場いただいたお客さまはそれぞれにご自分の人生と重ね合わせて観てくださったようで、大変な好評のうちに幕を下ろしました。

見どころはなんと言っても、13人の魅力的な俳優たちです。心のこもった素晴らしい演技をしてくれました。映像では彼らの細かな表情(特に目の表情や零れ落ちる涙)を捉えられていて、劇場で何度も観たはずの作品なのに改めて心が動かされています。

劇場でご覧になった方も見逃したという方も、ぜひこの作品に出会っていただけたらと思います。

(撮影:保坂萌)

PLAY/GROUND Creation

2015年6月、俳優の井上裕朗が中心となり、俳優のみが集まる勉強会「actors’ playground」を開催。その後も活動を継続し、同年10月、actors’ playgroundの発展形として、企画・制作ユニット『PLAY/GROUND Creation』を始動。名称には「playground(遊び場)=PLAY(演じる・演劇)+GROUND(土台・根付かせる)」という意味が込められており、俳優をはじめとするシアターアーティストが緩やかに集い、それぞれが自主的かつ能動的に参加できる豊かな「遊び場」作りを目指している。
2016年1月には、actors’ playgroundの延長線上にあるワークショップ公演『背信|ブルールーム 』(シアター風姿花伝)を上演。2020年9月には、初の本格的な劇場公演『BETRAYAL 背信』を製作・上演(赤坂レッドシアター)。その際共同プロデュースにあたった齋藤厚子と共に、2021年1月法人化。
2021年12月、第2回公演として、アジア初演となる『Navy Pier 埠頭にて』を製作・上演(横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール)。2022年7月、第3回公演として、アレクシ・ケイ・キャンベル作『The Pride』を製作・上演(赤坂RED/THEATER)。2022年12月、第4回公演として、パトリック・マーバー作『CLOSER』を製作・上演(シアター風姿花伝)。

PLAY/GROUND Creation #5『Spring Grieving』

出演
side-A「桜川家の四兄弟」

桜川恵一:鍛治本大樹
桜川勇気:林田航平
桜川制多:小早川俊輔
桜川正義:河原翔太

白水舞花:森川由樹
桜川佳澄:小向なる   

桜川裕美:永井幸子
奥谷基次郎:池田 努


side-B「春を送る」

奥谷曾太郎:辻 親八
奥谷基次郎:三津谷亮

東風 元:伊藤白馬
川神早月:内田靖子

美甘春人/奥谷杜子春:竹田光稀

スタッフ
作:須貝 英
演出:井上裕朗
音楽:オレノグラフィティ
音楽協力:絢屋順矢
美術:岩本三玲
照明:富山貴之
音響:今里 愛
音響操作:深澤大青
衣裳:小林巨和
演出助手:石塚貴恵
舞台監督:鳥養友美

宣伝美術:藤尾勘太郎
宣伝写真/舞台スチール撮影:保坂 萌
宣伝衣裳:岩田友裕
宣伝ヘアメイク:武部千里
文芸協力:今井浩一

制作:亘理智子
運営:近藤侑里子
プロデューサー:齋藤厚子
企画・製作:一般社団法人 PLAYGROUND Creation

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