【PICKUP】『劇団5454(ランドリー)』

【PICKUP】『劇団5454(ランドリー)』

カンフェティがオススメの団体を紹介する【PICKUP】
今回は、2012年に旗揚げし今年10周年を迎える劇団5454さんをご紹介いたします 💬 .*

「5454」と書いて「ランドリー」

青空の下になびいている真っ白いTシャツのように、
日々当たり前に見えている風景をリフレッシュさせたい。
日常の汚れた気分を “ゴシゴシ(5454)と洗い流したい”
というのが劇団名の由来だそうです!👕 🌀

誰もが見聞きする人や事を、心理学や社会学・物理学などを使って掘り下げる

作品は、人間の心理的な部分から作られるヒューマンコメディーが多く、
全ての作品にオリジナル楽曲を起用し、台詞とメロディーが融合した、ポエトリーリーディング ※ が作品の価値を高めている。

※ポエトリーリーディング(poetry reading)……..
主に詩人が自作の詩を読み上げる行為を指すが、20世紀後半からは特にライブハウスなどの会場で詩を朗読するパフォーマンスを意味する場合が多い。ラップミュージックにのせて詩を読むという形態もある。(Wikipediaより

↓ こちらの動画をみると、劇団5454さんのポエトリーリーディングについて少しイメージが湧くかもしれません 🎥

舞台美術は、抽象的でシンプルな作品が多く、照明の演出により映画さながらの展開スピードが特徴です。
俳優陣は、自然な会話劇を得意としながらも、日常のどこかで見たことがあるような人間をデフォルメさせたキャラ作りに定評があり、劇団外でも幅広く活躍中しています!

第二回公演「ト音」は、劇作家協会の第19回新人戯曲賞の最終選考に選ばれ、同作は高校演劇を中心に、各地で上演され続けています。


2015年より大阪公演をスタートさせ、総動員1500名を突破。
2017年より大分公演をスタートさせ、総動員2000名を突破。
2022年からは、主にプロデュースの公演形態で再始動。現在は劇団員7名で活動中。

劇団5454の作品の主なコンセプト

「自分の心を守る、脳の仕事」

毎日のように見聞きする、ありふれた事象を徹底的に掘り下げていくと、私たちが無意識のうちに受け入れている感覚に出会います。
その無意識は、スムーズに生きていく為に欠かせない能力であり、自分の心の弱さを守るために脳がせっせと働いてくれているということ。
それが、劇団5454の作品の主なコンセプト。心理的な物語=サイコロジカルフィクションです。
コメディをベースにしながら人の心を分解していく作品で、自分と他人をもっと大切に出来る「新たな視点」を、お客様と共に探しています。

コンセプト通り、心理的な物語=サイコロジカルフィクションを題材とした作品が多く、第16回公演では『嫌い』を上演した。

第16回公演『嫌い』 

「嫌い」はきっと、自己防衛。

〈STORY〉
生きていて、「嫌い」と口走ってしまうことがある。
だって、私には嫌いなものがたくさんあるから。嫌いなものを提示することで、自分から嫌いなものを遠ざけ、自分を守ってきたつもり。
でも、私が口に出す「嫌い」は、周囲を不安や不快な気持ちにすることもあるらしいと知った。
世の中は、ネガティブな言葉を心に秘めることで、幸せが訪れると信じている。私だって幸せになりたい。だから「嫌い」を封印してみた。
するとどうだろう。嫌いだと思っていた人や物や出来事は、さほど嫌いでもないような気がしてくる。食わず嫌いとでも言うのだろうか。接してみると、それなりに対応出来る自分がいる。周囲からも愛され、人生が変わっていくのがわかった。私から、嫌いなものが消えていく……。
ふと、心を澄ます。すると何か、不気味なものが目の前まで近寄って来ていた。もっと前から嫌な気配はあったはずなのに、私は、鉄炮の構え方を忘れていた。
——それ以上近づかないで。そこを越えられたら、きっと私は、私を嫌う。

「嫌い」という言葉や感情について、改めて考えるキッカケになる、まさに日常生活をゴシゴシと洗い上げ、新たな視点を提案された作品でした。

第15回公演『溢れる』 では、”涙”
第14回公演『カタロゴス~「青」についての短編集~』 では、”青”
第13回公演『ト音』では、”嘘”
第12回公演『トランスイマー』では、”夢(眠り)”
第11回公演『好き』では、 “好き”
をテーマとした作品を上演しています。

劇団員

そして劇団5454さんといえば、脚本・演出・俳優・経理・営業・企画・庶務・デザイナーが、劇団内に揃っていて、個性豊かで才能溢れる劇団員が特徴です 👤👤👤👤👤👤👤

みなさんの詳細については、劇団HPへ記載がありますが、
劇団5454さんのnoteでは、劇団員7名みなさん自己紹介をしているページもあります!

自己紹介ページ↓↓
〈ごきげんよう!春陽漁介です!〉
…….. 大学在学中に、劇団5454の前身となるプロデュース団体を立ち上げました。
面白い脚本を借りて、演出家も呼んで、自分が良い役をやるために作った団体でしたが、第3回公演で脚本・演出をやることになります。何故そうなってしまったのかをちゃんと覚えていませんが、……..

CONTENTS

上記で紹介したnoteだけでなく、今までに上演してきた作品を、第一回公演から順番に振り返るトークコンテンツ54 LIBRARYをYoutubeで配信したり、劇団5454のサブスク「54 PASS-ゴシパス-」や、オフィシャルグッズBASEストア、期間限定のポップアップストア「54 SQUARE」など、様々なコンテンツを発信しています。

舞台「プロパガンダゲーム」

そんな様々なコンテンツを発信している劇団5454さんのみなさんが、脚本・演出・俳優・宣伝美術などなどで参加した、MMJ企画 舞台「プロパガンダゲーム」が、8月11日〜28日までサンモールスタジオにて上演されました。

根本聡一郎さん原作の『プロパガンダゲーム』(双葉文庫)の舞台化は、公演を重ねるごとに口コミでその内容が反響を呼び、全26ステージで完売回が続出、急遽配信も実施しています。
#プロパガンダゲーム

〈STORY〉
君たちには、この戦争を正しいと思わせてほしい
そのための手段は問わない

広告代理店の最終入社試験に訪れた8人の大学生。
最終課題は、国民を戦争に導けるかどうかを競うゲームだった。
【政府チーム】と【レジスタンスチーム】に分かれた学生たちは
国民に対して宣伝を使った情報戦を繰り広げていく。

公演の様子は、こちらでレポート記事を公開中 ✎_____

次回公演

そして、今年11月に劇団5454での最大規模公演、ビギナー♀があうるすぽっとにて上演されます!

2019年の第14回公演『カタロゴス~「青」についての短編集~』 の一編として上演された、「ビギナー♀」を長編をした今作は、劇団員とオーディションで選ばれた17名でド直球の青春を描きます。

〈脚本・演出:春陽漁介さんコメント〉
『ビギナー♀』は、バドミントンサークルに所属する女子大学生の青春と、町内会のバドミントンクラブに所属する大人の女性たちの青春を描く群像劇です。
「青春」というテーマを描くにおいて、真っ先に思いつく要素は「仲間」。そして「居場所」です。
同じ場所に居続けたくても、進んでいかなければならない学生。
進もうと思わなければ、同じ場所に居続けられる大人。
両極から掘り下げる「青春」は、きっと誰にとっても、懐かしくて、眩しくて、切なくて、暖かくて……
たくさんの感情を、たくさんのキャストと共にお届けします。

今回のテーマは ”青春”
学生の青春のみでなく、大人たちの青春についても描かれる今作、
春陽漁介さんと出演者3名のインタビューも公開中です↓

春陽「学生の青春は、時間制限がある青春、というか時間制限があるものが“青春”と呼ばれがちだなと感じていて。一方、大人はいつでも何でも始められるんですけど、辞めるタイミングが意外とないと気づいたんです。
 自分から離れなければならないと感じ始めたときに、町内会で集まっているバドミントンチームが青春であったことに気づく。そんな大人の青春の考え方みたいなものをプラスアルファで描けたらと思っています。」

9月17日(土)10:00〜19日(月)23:59の期間にて、カンフェティ先行を実施。
劇場の座席図をみながらお好きな席を選んでご予約が可能です。
一般発売は、9月23日(金) 10:00〜です。

劇団5454さんの次回公演ビギナー♀ぜひご期待ください!

劇団5454 2022年秋公演『ビギナー♀』

公演期間:2022年11月9日 (水) ~2022年11月13日 (日)
会場:あうるすぽっと
チケット:SS席 7,000円、S席 6,500円、A席 6,000円(全席指定・税込)
◇CAST
神田莉緒香(ストロボミュージック)
森島縁(劇団5454)
山下聖良
鈴木千菜実
竹森まりあ(アミティープロモーション)
及川詩乃(劇団5454)
井澤佳奈
高品雄基(TEAM-ODAC)

岡元あつこ(浅井企画)
榊木並(劇団5454)
大塚由祈子(アマヤドリ)
西野優希(東京マハロ)
窪田道聡(劇団5454)
谷田奈生
樋口みどりこ(つぼみ大革命)
真辺幸星
大竹散歩道(ACALINO TOKYO)
中心愛(アローズエンタテインメント)
岸田百波
佐々木光
山本愛友(walnutbox musical)
◆STAFF
作・演出:春陽漁介(劇団5454)
音楽:Shinichiro Ozawa
舞台監督:北島康伸
舞台美術:愛知康子
照明:安永瞬
音響:大谷健太郎(S.H.Sound)
演出助手:柴田ありす
宣伝美術・デザイナー:横山真理乃(劇団5454)
コンテンツ企画:堀萌々子(劇団5454)
スチール撮影:滝沢たきお
映像撮影・配信:TWO-FACE
票券:米田基(株式会社style office)、森島縁(劇団5454)
制作補佐:小泉沙百合、三ツ井夕貴羽
バドミントン指導:小林知佳
協力:株式会社L.Loves R.、株式会社ローソンエンタテイメント、ロングランプランニング株式会社、ぴあ株式会社、株式会社style office
企画・制作:劇団5454

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