【開幕】舞台「ドロシー」主演:安西慎太郎

【開幕】舞台「ドロシー」主演:安西慎太郎

「その唇に騙されるな!」

本日、草月ホールにて、ドロシー-Dorothy-プロデュース公演 第1冊目 「ドロシー」が開幕!

安西慎太郎を主演に迎え、クリエイティブチーム ドロシーの第一回公演舞台「ドロシー」の幕が開く。

ハロウィンの喧騒に紛れ、見事銀行から現金を盗み出した強盗団。
金を持ちアジトに戻ってきてから物語は始まる。

計画は順調に進み、金を分配して解散という時に、オズと名乗る人物が強盗チームに「ゲームをしよう」とけしかける。『オズの魔法使い』のストーリーになぞって出される奇妙なゲームに翻弄される強盗団。しかしそのゲームは、壮大に仕掛けられた罠の序章に過ぎなかった…。

シチュエーションはアジトである元遊園地の倉庫、登場人物は7人のみと、濃密な空間で繰り広げられるサスペンスコメディー。

劇団ホチキスの米山和仁が書き下ろした新作は、コミカルなやりとりに、手に汗握るゲームの数々、
次々に起きるハプニングに、どんでん返しの波状攻撃。
観る者に息つく暇も与えないジェットコースターのようなストーリー。

そこに、主演の安西慎太郎をはじめ、反橋宗一郎遊馬晃祐小坂涼太郎、そして輝山立というフレッシュな顔ぶれと、山﨑雅志(劇団ホチキス)栗原功平(劇団SET)らベテラン勢による濃密な会話劇が相まって、極上のサスペンスコメディーが誕生した。

ドロシーの第一回公演舞台「ドロシー」

「その唇に騙されるな!」のキャッチコピーに偽りない、驚愕のラストにご期待ください!!

脚本・演出:米山和仁 コメント

未だ新型コロナウイルスの猛威は収まることを知らず、多くの舞台やイベントが影響を受けています。このドロシーの公演準備も、多大な影響を被りました。そんな中でこうして初日までこぎつけたこと、本当に嬉しく思います。

舞台に足を運んで感激をすることが、日常的でなくなってしまい、客席にいてもどこか緊張感を持って舞台を観る。そんな世界になってしまいました。そんな中、クリエティブチームドロシーさんに、『オズの魔法使い』を現代劇に落とし込んで、あとは自由に思う存分作って欲しいと依頼を受けました。

そこで、お客さんが夢中になって見入ってしまう、娯楽作を作り出そうとこの物語を考えました。意味ありげなアジト、謎多き登場人物たち、二転三転するストーリー、予想外の結末、私が好きだったミステリーのいいとこをぎっしり詰め込んだ、極上のミステリーコメディーに仕上がりました。

舞台観劇に慣れ親しんだ人には、少し懐かしさのあるワンシチュエーションのミステリーが堪能でき、舞台に触れたことのない人にも、舞台の魅力に触れることができ、きっと楽しんでいただける、そんな内容となっております。お誘い合わせの上、是非劇場に足を運んでいただければ幸いです。

あらすじ

オズの魔法使いの登場人物の名で呼び合う、お互いの素性をしらない4人の強盗。自らをオズと呼ぶ謎の男のプランにのっかり、見事銀行を襲い現金を手に入れた。仕事を終え、アジトである廃墟となった遊園地の機械室に戻ってくる。4人は現金を前に、お互いの『夢』の話をする。

はじめは互いの素性を楽しく語り合う4人だったが、次々に予想外の出来事が彼らを襲う。このミッションに隠された、本当の意味は?オズの正体は?ドロシー達は、『夢』を実現させることはできるのか!?

ドロシー-Dorothy-プロデュース公演 第1冊目 「ドロシー」

■作・演出 米山和仁
■出演者
安西慎太郎
反橋宗一郎/遊馬晃祐/小坂涼太郎
輝山立
山﨑雅志(劇団ホチキス) /栗原功平(SET)
■公演期間
2022年8月31日(水)〜9月9日(金)(全11回公演)
■公演会場
草月ホール

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