演劇好きの方、新しい体験や刺激を求めている方におすすめ!
“物語の登場人物になる”体験型演劇「イマーシブシアター」
イマーシブシアターは、従来の「客席から舞台を観る」スタイルとは異なり、登場人物や空間と直接関わりながら、自分の選択や行動で物語が変化する、近年注目を集める新しいエンタテインメント。
そこに街歩き要素を加えたのが、4月22日(水)から開幕するカンフェティ×ムケイチョウコク共同製作『記憶の質屋 ほの灯り堂』です。
舞台は、東京・神楽坂。
音声ARアプリ「Locatone™(ロケトーン)」から流れる音声に導かれ、実際に神楽坂の路地や寺社仏閣を歩き、登場人物と言葉を交わしながら、物語が進行します。
この記事では『記憶の質屋 ほの灯り堂』の製作・主催を担当しているカンフェティスタッフSに製作に至った経緯やおすすめポイントについて聞きました。
イマーシブシアターが 演劇ファンを増やす入口になる
※写真は今年2月のプレ公演時のものです
───なぜ、「神楽坂」という街を選んだのですか?
───そういえば、カンフェティの本社も新宿区……。
神楽坂は、ブランディングは確立している一方、若い世代には少しハードルが高く、実は来たことがない人も多いということが協議会の中でわかってきて。それで街を訪れるきっかけになるコンテンツを作ろう!と思いました。
───そこでなぜイマーシブシアターだったんですか?
それから、ただの演劇ではなく、イマーシブシアターであれば、演劇ファン以外、謎解きや脱出ゲームなどの体験イベント好きな方々など、より幅広い層を呼び込むことができ、街の魅力を深く伝えられると思いました。
───普段演劇を観ない人でも楽しめそうなイベントですよね!
今年2月にプレ公演を実施したときも、普段演劇を観ないという方々がとても感動してくださったのが印象的でした。イマーシブシアターは演劇ファンを増やす入口の一つになる可能性を持っていると思います!
ムケイチョウコク作品がもつ演劇らしさ
───今回、一緒に『記憶の質屋 ほの灯り堂』を作り上げた、クリエーションチーム「ムケイチョウコク」について聞かせてください!
初めてムケイチョウコク公演に参加したときに、体験型の面白さもありつつ、演劇の素晴らしさを強く感じて。
ムケイチョウコクさんの創作だったら、多くの人に演劇の良さに触れてもらう機会となるのではと思い、依頼させていただきました。
───ムケイチョウコク作品にはどんな魅力がありますか?
───本作を作っていく上で、特に大切にしたことは何ですか?
なので、システムの物珍しさだけでは満足できない、演劇好きの方にもおすすめです。役者さんたちが土台の役作りを丁寧にしているからこそ、参加者からの発言や、街の中で偶然聞こえてくる音まで活かしながら自然に芝居をされているのが本当にすごいなと思います。
台本のある演劇と即興芝居の間といった感じで、なかなかこの形式でしか味わえないプロの技ではないでしょうか……!
───本作ならではの魅力はどんなところでしょうか?
同時に、参加型だからこその演出も満載です。目の前で役者の演技を観るだけではなく、そのキャラクターに深く関わる人物として会話を交わし、最後には自分自身の記憶とも向き合うことになります。
完成した公演を初めて体験したときは、最後の場面で参加者一人一人にかけがえのない人生があることを強く感じて、ものすごく感動しました……!
───自分も作品の一部になれるのは楽しそうですね! 今後はどのような展開を目指していますか?
あとは、他の街でも上演できたら最高ですね!「街の魅力を、物語を通して体感する」その土地ならではのストーリーで展開できたら面白そうだなと思っています。
<昼の物語>PV
<夜の物語>PV
『記憶の質屋 ほの灯り堂』をもっと楽しむためのQ&A
Q:昼と夜の物語があるそうですが、違いは?
A:物語や登場するキャラクターがそれぞれ異なります。昼の物語は昭和の時代、夜の物語は明治時代が舞台です。
また、選択したルートによって、最初に出会うキャラクターや移動する道順も変化します。
詳しくは公式サイトの【物語の楽しみ方】をご確認ください。
Q:神楽坂ゆかりの史実の人物が登場するとのことですが、予習は必要ですか?
A:史実の人物をモチーフにしたキャラクターで、そのまま本人というわけではありません。予習無しでも楽しめます。
まずはストーリーをお楽しみいただき、その後、モチーフとなった史実や人物を調べるという楽しみ方もおすすめです!
Q:どれくらい歩きますか?
A:飯田橋駅付近から、神楽坂駅付近までの道のりを歩きます。
(神楽坂の下から上まで、丸々歩くイメージです!)
集合時間から終演まで、約110分を予定していますが、ところどころ立ち止まって会話をしたり、ルートによっては屋内に入る場面もあります。
昼間は暑い日もあるので、水分補給を忘れずに…!
Q:どんな服装がおすすめですか?
A:屋外を歩くので、一番は歩きやすい靴と服装がおすすめです! また、最小限の荷物でお越しください。
少しレトロな服装や、慣れている方ならお着物でも雰囲気を味わえて楽しいかもしれません。
和柄の羽織のお貸出しもあります(着用任意)。
Q:使用アプリについて詳しく教えてください。
公演中に、音声ARアプリ「Locatone™(ロケトーン)」を使用します。参加者を導く〈記憶の声〉をロケトーンで聴きながら歩きます。(貸出のワイヤレスオープンイヤーイヤホンを着用)
周囲の人には聞こえない、自分だけの物語の音声を聴きながら歩くと、現実の街と物語の世界が重なる不思議な体験ができます!
〈記憶の声〉は俳優の梅津瑞樹さんと俳優・声優の寺崎裕香さんがルートによって3役を演じ分けています。
Q:イマーシブシアターが初めてでも楽しめますか?
A:楽しめます!
自由に歩き回るというよりも、役者やスタッフの誘導で移動するため、「どこへ行けばいいかわからない」といった戸惑いを感じることはありません。
会話のタイミングもわかりやすく誘導してくれるので、まずは簡単にうなずいたりするところから始めると徐々に没入していけます!
公演情報
『記憶の質屋 ほの灯り堂』
公演期間:2026年4月22日(水)~5月3日(日・祝)
※上演時間 約110分予定
※定員 各回24名、1日8回公演(初日と最終日を除く)、全90ステージ
会場:飯田橋 学校跡地(東京都新宿区揚場町2-28) ほか神楽坂周辺施設
チケット料金:5,800円(税込)
※オープンイヤーイヤホン貸出料金込み
【出演】
<イマーシブキャスト>
石田佳名子 石田迪子 小林未往 スガヌマショウコ
市川真也 上原徹也 河合国広 塚越光
角川裕明 金川周平 窪田道聡 熊野善啓
AGATA 内山智絵 大塚由祈子
※回によって出演者が異なります。
<記憶の声(声の出演)>
(声の出演)梅津瑞樹 / 寺崎裕香
※ルートによって出演者が異なります。
【スタッフ】
構成・脚本:今井夢子(ムケイチョウコク)
演出:ムケイチョウコク& all cast
メインディレクター:美木マサオ(ムケイチョウコク)
制作プロデューサー:野元綾希子(ムケイチョウコク)
システム提供・制作協力:ソニーマーケティング株式会社、SoVeC株式会社
協力:一般社団法人新宿観光振興協会、株式会社粋まち、東京平版株式会社
企画:ムケイチョウコク
製作:ムケイチョウコク、ロングランプランニング株式会社
主催:ロングランプランニング株式会社、株式会社NO MORE
助成:アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
【ストーリー】
…ねえ知ってる?記憶を扱う、 不思議な質屋の噂。
「やり直したい〈あの日〉の記憶」を預けると、〈あの日〉をやり直してもらえるんだって…
まるで導かれるように、 あなたの目の前に不意に現れた、記憶の質屋 -ほの灯り堂-。
暖簾をくぐり、あなた自身の記憶を 質に入れると、奇妙な店主は提灯を手渡してきて・・・
「あなたの記憶、-ほの灯り堂- がお預かりいたしました」
これは、街とあなた自身の記憶を巡る、物語。
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