新正俊が自身による企画・原案のひとりミュージカルに挑む! 「言葉の重み」をテーマに描く、切なく甘い物語

新正俊が自身による企画・原案のひとりミュージカルに挑む! 「言葉の重み」をテーマに描く、切なく甘い物語

 俳優の新正俊が、自身の構想を元に立ち上げた初のひとりミュージカルに奮闘中だ。培ってきた表現力を存分に発揮し、脚本・演出の浅井さやかと共に珠玉の物語を紡ぐ。新は、数年前からあたためてきた企画と意気込む。

 「舞台監督の内田達也さんと、20歳くらいの時から、いつか一緒に大きな劇場でロングラン公演ができたらと夢を語っていたこともあり、まずこの機会をいただきました。僕の中で心を動かされるものの1つとして音楽があり、お芝居も音楽があるからこそより際立つし、感情も変わります。だから今回は音楽の力を最大限に使うお芝居をやろうと思ったので、ミュージカル。ミュージカルにするなら脚本演出は浅井さんしかいない!と思いました」

 新正俊が絶大な信頼を寄せる浅井と内田による最強のタッグが実現。彼らとの物作りは刺激に満ち溢れている。

 「浅井さんが僕の想いを汲み取って作ってくださって、何でも受け止めてくれる方なので、こうやりたいと言えば、いいねと。そこからアイディアを出し合って良いものがどんどん膨らんで、素敵な作品が出来上がっています」

 新が選んだ作品のテーマは“言葉の重み”。現代の表現の自由に危機感を抱いたからだ。

 「表現の自由といって無責任な言葉を書いている人がいて、言葉の重さが昔と比べて軽くなっていると感じています。誰かが気軽に発した言葉が誰かを傷つけているかもしれない。言葉のナイフで負った傷の修復は難しいと思うので、言葉の重要性、発する責任感というものをテーマに描いていきたいです」 

 物語は、忘れたい記憶をノートに記録して消してくれる“記憶屋”と、その店に訪れる様々な人たちとの交流を1人で演じ分ける。

 「台本を読んだらメインの記憶屋以外にも数人いました(笑)。性別も違う幅広い年代の役を演じます。発声を変えるなど、落語のように様々な方法で役の切り替えができたら面白くなるんじゃないかなと思っているので、そのあたりはぜひ楽しみにしていてください」

 メインビジュアルからグッズデザインなど、時間の許す限りこだわれるところは細部まで全部こだわっていきたいという本作。

 「楽曲、美術や照明、音響がどうなるか。西寿菜さんによるピアノの生演奏のアレンジや日々変わっていくセッションを楽しみにしています。本番までまだまだ多くの挑戦がありますが、最大限自分のできる限りのことをやって、ご来場の皆さまにとって特別な時間となりますよう全力でお届けしますので、ぜひお越しください! 宜しくお願い致します!」

(取材・文:谷中理音 撮影:立川賢一)

プラス
ここ一番!という時にとる勝負メシは?

「焼肉です。本番が続いてここを踏ん張らないといけないと思ったらお肉を食べに行きます。
ご飯と一緒に食べてエネルギーを蓄えて次の日の公演に備えています。」

プロフィール

新 正俊(しん・まさとし)
1999年9月6日生まれ、大阪府出身。舞台『魔法使いの約束』第1~3章で真木晶(賢者)役に大抜擢。その後、大人気イケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』を舞台化した、MANKAI STAGE『A3!』兵頭九門役、舞台『フルーツバスケット 2nd season』真鍋翔役など、主に2.5次元ミュージカルを中心に活躍。2023年、アグレッシブ ダンス ステージ『DEAR BOYS』主人公・哀川和彦役を演じ、2024年には、湊かなえ原作の舞台『ブロードキャスト』主人公・町田圭祐役で主演を経験。ドラマ・舞台『UNREAL – 不条理雑貨店-』水門朝也役、2026年4月にはMANKAI STAGE『A3!』ACT3! ~ SPRING &SUMMER 2026~に兵頭九門役で出演を控える。

公演情報

新正俊 ひとりミュージカル『記憶のノート』

日:2026年2月20日(金)~23日(月・祝)
場:シアター代官山
料:11,000円(全席指定・税込)
HP:https://www.himawari.net/stage/shinmusicalkioku
問:公式HP内よりお問合せください

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