華々しいキャリアを誇る4人の歌手が集ったREAL TRAUM 昨年に続きオーチャード・ホールでその歌声を響かせる

華々しいキャリアを誇る4人の歌手が集ったREAL TRAUM 昨年に続きオーチャード・ホールでその歌声を響かせる

 クラシック音楽をもっと気軽に楽しめるクラシック・クロスオーバーの世界に登場し、大きな話題となっているのが、東京藝術大学 声楽科出身の男性4人組ヴォーカル・ユニット「REAL TRAUM(リアル・トラウム)」。リーダーとしてユニットの方向性を決めるのは、高島健一郎。卒業後はウイーンを拠点に数多くのオペレッタに出演。現在日本で最も人気があり、国際的なキャリアを歩むテノール歌手として活躍する逸材だ。そんな高島は、ユニット結成にあたり、メンバー選びも担ったという。

 「僕が知る中で一番のメンバーを集めたら、偶然にも藝大で同門だったメンバーが集まったんです。杉浦くんは僕と同期で、堺さんが先輩。そして鳥尾くんが後輩です。大学を卒業してから10年近く経っていて、それぞれ経験を積んでいます。オペラ・オペレッタはもちろん、ミュージカルやポップスなど、どんなジャンルでも歌いこなすことができるメンバーです」

 各自が様々な経験をしていることは、ユニット活動への大きな力になっているという。

 「僕は卒業後からずっとウィーンに住んで、オーストリアとドイツの劇場で歌っていました。杉浦くんはミュージカルの現場でたくさんの作品に参加しています。堺さんはオペラ、二期会の会員です。そして鳥尾くんは、卒業後に新国立劇場のオペラ研修所で学び、さらに劇団四季で演技やダンスも学んでいます。それぞれ成功も挫折も経験してきていますから、そこは強いですし、クオリティも高いと思っています」

 そんな彼らが、昨年に続いてオーチャードホールでのコンサートに挑む。

 「伴奏に、ピアノとストリングス。そしてパーカッションが入る予定です。曲はオーソドックスな声楽曲はもちろんですが、ミュージカルとかポップスとか。特に杉浦くんはそちらのジャンルの曲をよく知っていますから。みんなで相談して決めています」

 “正夢・夢を実現する”という意味を持つREAL TRAUM。オーチャードのステージは彼らだけでなく、聴衆にとっても夢の世界が広がることだろう。

 「普段はそれぞれ活動している4人が、グループとして集まり、各自培ってきたものをお聴かせする機会です。きっと幅広く楽しんでもらえるコンサートになるんじゃないかと思っています」

(取材・文:渡部晋也)

プロフィール

高島健一郎(たかしま・けんいちろう)
神奈川県出身。東京藝術大学 声楽科卒業後、同大学海外留学支援奨学生としてウィーンへ留学。ウィーン市立音楽芸術大学在学中の2018年、レハール音楽祭にてデビュー。以後、様々なオペレッタの主役をドイツ各地の劇場で務めた。2022年、世界最大のオペレッタの祭典・メルビッシュ湖上音楽祭に出演。2023年、REAL TRAUMを結成し、リーダーとして活躍。REAL TRAUM主催ミュージカペラ『メリーウィドウ』では主演のみならず、ドイツ語の翻訳も担当。

公演情報

『REAL TRAUM ORCHARD GALA 2nd』

日:2026年3月29日(日)14:00開演(13:00開場)
場:Bunkamura オーチャードホール
料:7,000円(全席指定・税込)
HP:https://www.liveexsam.co.jp/artist/real-traum-orchard-gala-2nd/
問:ライブエグザム
  https://www.liveexsam.co.jp/contact/

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