大阪発V-Singerフェス「Vack-ON!!」が新たな挑戦 “才能”に色眼鏡をかけない! 過去最大規模で、あなたの心をツキ動かす!

 国内最大級のV-Singerによる特化型ライブフェス『Vack-ON!!』vol.9が、1月26日(月)に東京・渋谷のSpotify O-EASTにて開催される。2023年9月、大阪で誕生した『Vack-ON!!』は、回を重ねるごとに規模が増し、2度目の東京開催となるvol.9では、初めてキャパ1,000名超えのライブハウスでの開催となり、総勢24人が出演する。
 『Vack-ON!!』プロデューサーの加賀美氏、『Vack-ON!!』4回目の出演で初のトリを務めるshin、今年4月にデビューしたばかりで『Vack-ON!!』では初めて実写パフォーマンスでの出演となる妃那子の3人に、フェスの見どころや今後の展望&目標などを伺った。


―――よろしくお願いします。まず加賀美さんに『Vack-ON!!』vol.9をSpotify O-EASTで開催することになった経緯を教えていただけますか。

加賀美「『Vack-ON!!』が2023年に開催して、前回のボリュームvol.8でちょうど2周年を迎えまして、2年目の記念開催ということで、vol.9をSpotify O-EASTでやろうと企画した次第です」

―――今回が初めての1,000人以上のキャパでの開催となります。加賀美さんにとっても大きな挑戦ではないでしょうか。

加賀美「『Vack-ON!!』を開催する上で、“常に挑戦していく”という目標を掲げています。vol.1の時に『1000人のキャパを目指そう!』と言っていたので、ひとまずその目標はvol.9で達成した形となりました。その当時は、本当にここまでなるとは思っていなかったので、本当に出演者の皆様と、『Vack-ON!!』を楽しんでいただいている観客の皆様のおかげですね」

―――2024年12月のvol.5以来、久々の東京開催となります。特に関東在住の方はすごく楽しみにされているでしょうね。

加賀美「『大阪に遠征すると移動が大変なので東京でも開催して欲しい』という声を多くいただいていたので、開催出来て良かったと思っています」

―――逆に関西在住の方は、今回遠征しないといけませんね。

加賀美「大阪での開催に慣れているファンの方々からは、『そのまま東京に行かず、大阪からいなくならないでほしいです』と言われています(笑)」

―――どうしても遠征が出来ない方は、配信もありますので、ぜひそちらをご利用できればと思います。さて、vol.9に出演されるshinさんと妃那子さんに、出演が決まった時どのような心境だったか教えていただければと思いますが、まずはshinさんからお願いします。

shin「私がV-Singerとして、デビュー以来『Vack-ON!!』さんには連続で出演させていただいているんですけど、まさか会場が渋谷のSpotify O-EASTさんになるとは思いもしませんでした。嬉しい反面、連続で出させていただいてることもあって、回を重ねるごとに、よりパワーアップしなきゃというプレッシャーも同時に感じてました。実は私にとってSpotify O-EASTさんは思い入れのある会場でして。その理由は当日のMCで触れようとは思っています」

―――shinさん思い入れのある会場で、初めてトリを務められますね。

shin「初めて伝えられた時、『私でいいんですか』と言いました(苦笑)。でもトリを任せていただいた以上は、しっかりパフォーマンス出来たらと思います」

―――続いて妃那子さんお願いします。初めての『Vack-ON!!』出演になりますね。

妃那子「とっても嬉しかったです。ただ、シンガーとして活動している私がV-Singerのフェスに出演していいのかという思いもありました。Live2Dや3Dもなく実写の姿しか存在してないけど、リスナーさんが楽しそうに参加している『Vack-ON!!』さんに絶対出演したいという気持ちもあって、思わず加賀美さんに『Live2Dや3Dでの出演は難しいですが、実写でしたら出られます』みたいな図々しいメールを返信してしまって。
 送った直後は、とても図々しいメールを送ってしまってすごく後悔していたんですけど、『わかりました』という加賀美さんからの返事をいただいて、V-Singerのフェスなのに、信じられない特大なわがままを通してくださいました。なので出演が決まった時は、全力で頑張りたいと思いましたし、最高のステージで、観客の皆さんに最高の歌をお届けしたいという気持ちでした」

―――妃那子さんは昨年4月にデビューしたばかりなんですよね。

妃那子「はい、デビューして1年経っていないのに、Spotify O-EASTさんで歌えるなんて本当に光栄です」

―――shinさんと妃那子さんは今回が初めての共演と伺いました。お互いどういう歌声の印象だなと感じましたか。

shin「メッチャ上手いです! どの音域も濁らず、ずっと透き通っているのに薄くならないのがすごいなと思っています。声質も本当に唯一無二で、初めて聞かせていただいた時から妃那子さんの世界観に魅了されています」

妃那子「恐縮です」

―――妃那子さんはいかがですか。

妃那子「メッチャ上手いです! 歌枠をやってみたいと思った時、勉強のためにいろいろな方の歌枠配信を拝見しました。その際にshinさんの歌枠がおすすめに流れてきて、見させていただいたんですけれども、5時間くらい配信されていたのにも関わらず、最後まで1曲目みたいなパワフルさで歌われていたくらい安定感も素晴らしくて、声質もカッコいいです。shinさんは洋楽をよく歌われていますが、パワフルな歌声とマッチしていて本当にかっこいいです」

shin「とんでもないです。恐縮です」

―――お2人の第一声が全く同じでしたね(笑)。ちなみに加賀美さんはどのような理由でこのお2人をオファーされましたか。

加賀美「歌のタイプは“人に届く歌”、“人に響く歌”、“人を動かす歌”の3段階あると思っていますが、この2人の歌は“人を動かす歌”なので、本当にすごいなと思っています」

―――多くのV-Singerさんが一同に集まる『Vack-ON!!』ですが、舞台裏の雰囲気はどんな感じでしょうか。すごく気になります。

加賀美「お互いがお互いを褒め合っていて、すごい温かい雰囲気ですね」

shin「みんなで盛り上げて、いいライブを作り上げていこうという雰囲気です。それと楽屋では演者様と情報交換をしたり、モニターを観ながら『上手いなぁ』と言い合ったりしていますし、中には違う出演者の歌を聞いて、感動して楽屋裏で泣いている出演者もいらっしゃったりします」

―――ファンだけでなく、出演者の心も掴むぐらいのパフォーマンスなんですね。加賀美さんに質問ですが、「Vack-ON!!」を開催する上で何か心掛けていることなどございますか。

加賀美「公式サイトにも掲げていますが、『Vack-ON!!』は【君はいつからでも何度でも叶えられる】という1つの理念と【才能に色眼鏡をかけない】、【感動に妥協しない】、【『アーティスト』『オーディエンス』を常に主役としたライブコンテンツでありつづける】という3つの約束で成り立っていて、自分自身も忘れないように、僕が使っているスマホのロック画面にもその言葉を入れています」

―――ありがとうございます。さてvol.9の見どころや注目ポイントを教えていただけますか。

加賀美「イベントとしては、ステージ演出と照明演出と音響演出を特に力を入れるつもりで、出演者様がより輝くようなステージを作れたらなと思っています。それとイベント名の名前の通り、音がすごいです! 他のV-Singerさんによるイベントと比べて空気が読めないぐらいの大音量になります。特に今回初めて現地に行かれる方は、“イヤープラグ”をお持ちになった方が良いことをお伝えしたいですね」

―――過去3度出演されているshinさんですが、そんなに爆音ですか。

shin「地面が揺れるぐらいの爆音です。以前、会場にスタッフのフリをして入ったことがあるんですけど、耳がピーンってなりますよ」

―――初出演の妃那子さんも“イヤープラグ”持参必須になりますね。

妃那子「はい、どんな音なのか今からすごいワクワクしています」

加賀美「イヤモニで耳を封印した方がいいです。shinさんは前回の本番中に爆音で貫通しましたよね」

shin「そうなんですよ。イヤモニで耳を封印したつもりだったんですけど、本番でそのイヤモニがズレちゃって。舞台袖まで爆音で貫通してくるので、イヤモニは密閉型を持ってきてください」

加賀美「今回もズレないようにテーピングを用意しておきますね」

―――有益な情報ですね。shinさんと妃那子さんにもご自身のパフォーマンスに関する見どころや注目ポイントをお聞きしたいと思います。

shin「既に情報解禁になりましたが、今回3Dモデルで初お披露目します。やっぱりご存じない方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、Live2Dは顔くらいしか動かせないのが一般的ですけど、3Dモデルになることによって体全体で表現できるようになったので、新しい姿をみんなに見てもらって楽しんでいただきたいです」

妃那子「初めての実写でのパフォーマンスということで、どういう風にステージと融合するかというところは、楽しみにしていただきたいなと思います。また昨年末に初めてワンマンライブを開催してオリジナル曲を披露しましたが、vol.9でも披露させていただく予定ですし、初めてお出しする映像もあるので、是非注目していただけたらなと思います」

―――ありがとうございます。フェス当日が非常に楽しみです。さて皆さんの今後の目標や野望についてもお聞きしたいと思います。『Vack-ON!!』は、次回が節目になるであろうvol.10を迎えますね。

加賀美「はい。vol.10も2周年のvol.9と同じく記念開催として、都内有名会場で行われます。vol.8ではエンディングにvol.9のサプライズ発表をさせていただきましたが、今回も何かしらのサプライズ発表が出来たらなと思っています。それと『Vack-ON!!』日本武道館開催という大きな夢を実現するために、僕も夢を追っていかないといけないなとは思っています」

―――関西発のフェスなので、日本武道館ではなく大阪城ホールかなと思ってしまいました。

加賀美「大阪城ホールでもやりたいですね! もし開催が実現したらshinさんと妃那子さんは出てくれますか?」

shin&妃那子「出たいです!!」

加賀美「大阪城ホールは僕の自宅から歩いて15分ぐらいの近さなので、現場的にも楽です(笑)。でも大阪城ホールの前に、リアルのアーティストさんや個人で頑張っておられる方も日本武道館のステージに立てるんだよというところを提示してあげたい気持ちの方が強いですね」

妃那子「個人の活動としては、東京以外のでライブがしたいなと思っています。年末のワンマンライブは東京でやらせていただきましたが、ゆくゆくはツアーで全国を回ってみたい気持ちもありますし、私のYouTube視聴者の中には海外の方、特にアジア圏の方がすごく多いので、海外でのツアーもやってみたいです」

―――ちなみに海外ツアーで歌ってみたいところは?

妃那子「ベネチアに行ってみたいです。私のアーティストイメージが水ということもあって、水のモチーフを活動で大事にしています。ベネチアは水の都と言われているので、是非ベネチアで歌ってみたいです」

shin「私も妃那子さんとほぼ一緒ですね。両親の影響で小さい頃から洋楽を聴いて育ったこともあって、洋楽特有のリズム感や、発声が混じっている感じの歌い方をします。VTuberやV-Singerは日本がメインの文化ですけど、私も海外のYouTube視聴者が多くて、洋楽を得意としているので、海外を視野に入れて、海外でライブしたり、海外の作曲家さんに曲を作っていただいたりとかをやってみたいなとは思っています」

―――shinさんにも同じ質問をしますが、海外で歌ってみたい場所はどこですか?

shin「(間髪入れず)アメリカです!! アメリカのどの都市というよりも、とにかくアメリカで歌いたいです」

―――shinさんと妃那子さんは、このインタビューが初対面なんですよね。

妃那子「すごくドキドキしていたんですけど、本当にお話ししやすい方でよかったです」

shin「こちらこそ、妃那子さんが優しい方だということがよくわかりました。ありがとうございます」

―――お2人のお話を聞いていて、加賀美さんも安心じゃないですか。

加賀美「そうですね。ニコニコしながら聞いてましたが、いつか2人のツーマンとかやりたいですね」

shin「ツーマンやりたいです!」

妃那子「ぜひやってみたいです!」

加賀美「『Vack-ON!!』以外にも、V-Singerさんのライブイベントも制作しているので、お2人がよろしければお手伝いしたいですし、ライブが決まったら100%成功は確定です」

―――加賀美さんからの太鼓判が出ました! もしかしたらshinさんと妃那子さんのコラボが近いうちに観られそうですね。では最後にこのインタビューをご覧になられている方に向けて、メッセージをお願いします。

加賀美「終わった後に必ず自分の中に何かが残るようなイベントになるように、制作サポート全て頑張りますので、ぜひ『Vack-ON!!』に触れていただけたらと思います」

shin「会場の皆さんも、出演者の皆さんも、スタッフの皆さんも全員が温かいアットホームなフェスです。初めて来られる方も絶対楽しめます。読者の中には、VTuberやV-Singerに馴染みがない方もいるかと思いますが、『一番最初のVTuberやV-Singerのフェスは「Vack-ON!!」で』と言いたいです」

妃那子「今回初めて参加させていただくんですけど、リスナーさんや出演者さんの熱量がとっても高いライブだなということをすごく感じているので、私もその熱量を持って臨めたらと思いますし、本当に熱い会場を一緒に作っていけたらと思っています。皆様とお会いできるのを楽しみにしております」

(取材・文:冨岡弘行)

プロフィール

shin(しん)
ボーカリスト時代を経て、2024年9月17日にV-Singerとしてデビュー。Vack-ON!!にはvol.6より出演。NHKラジオ第一「ぶいあーる!」にてカバー曲が紹介されるほか、これまでに数多くの現地ライブに出演。

妃那子(ひなこ)
2025年4月16日、アーティストビジュアルを持ったシンガーとして活動を開始。Vack-ON!!はvol.9が初出演。12月27日に自身初となるワンマンライブを開催。毎週水曜に投稿しているYouTubeチャンネル登録数は4.57万人(2025年12月16日現在)。

Vack-ON!!(バクオン)
V-Singerの魅力をダイレクトに伝えることをコンセプトとするライブフェスとして、2023年9月30日大阪で初開催。vol.5では初めて東京で開催し、vol.8では大阪・2会場を自由に行き来できるワンチケット制による横断型スタイルでの開催を実現。次回vol.10では、vol.9と同様“記念開催”として都内有名会場にて実施される予定。

公演情報

「Vack-ON!!」 Vol.9

日:2026年1月26日(月)
  13:30開演(12:30開場)
場:Spotify O-EAST
料:現地チケット[アーカイブ配信付]8,800円    
  (全席自由・税込)
HP:https://x.com/vack_on
問:Vack-ON!!実行委員会
  mail:info@vack-on.com
※カンフェティ特別チケットにはアーカイブ配信は付きません。

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