
「擬人化×萌え×変身」がコンセプトのRPGゲーム原作で、約2年前にミュージカル化された超次元ミュージカル『ネプテューヌ』が再演。実際の「ゲーム業界」をモチーフにした世界「ゲイムギョウ界」を舞台に、美少女ヒロインキャラクターたちが様々な危機に立ち向かう。前回からキャストが一新された本作の主人公・ネプテューヌを中川梨花が務める。
中川「初演を観て、マネージャーさんに『こういう作品に出たいです』とお願いしていましたが、まさか主人公としてオファーをいただけてすごく嬉しかったです」
ネプテューヌの宿敵・マジェコンヌを演じるのは安藤千伽奈。
安藤「初演で野本ほたるさんが演じられていた役を私が演じるというプレッシャーはありますが、今までやったことがないキャラクターを演じるのは楽しみですし、演じるからには120%以上の力を出したいです」
初演を観た感想を聞くと。
中川「好きじゃない人なんていないぐらいキャラクターが可愛いですし、歌やダンス、アクションもあって、本当に見どころが全部詰め込まれた満足感のある作品でした」
安藤「友達がたくさん出ていてすごいなと思いつつ、一人ひとりのキャラクターが濃い印象でした」
本作の見どころの1つは、初演でも好評だった再現度の高い衣装。2人に衣装のお気に入り部分を挙げてもらった。
中川「コントローラーとかゲームならではのパーツが可愛いですし、前の一部分だけが長い独特な髪形もお気に入りです」
安藤「装飾品です。デザインが左右違うイヤリングとか本当に数が多くて、一つひとつ作るのが大変だっただろうなと思いながら着ています」
最後に本番に向けての意気込みを聞いた。
安藤「原作を知らない方には、可愛い女の子たちが戦って、一生懸命歌って踊る部分を楽しみにしてほしいですし、原作ファンや初演をご覧になった方には“私がマジェコンヌで良かったよ”と思っていただけるように、覚悟を持って演じます」
中川「最近は影のある役や悩みがある役が多かったですが、今回久々に明るくて突き進んでいく女の子を演じます。座長だからといって難しく考え過ぎず、自分自身がまず楽しんで、観てくれた方が『またネプテューヌの世界に行きたい』と思っていただけるような作品をみんなで作っていきたいです」
(取材・文:冨岡弘行 撮影:間野真由美)


中川梨花さん
「お世辞にも劇的な人生とは多分言えないので、作品にすると起承転結がなく平凡な物語になりそうです(笑)。事件も起こらず、特にハッピーエンドになることもないみたいな。でもそれでいいですよね、それがいいんです。そんなもんです人生なんて! 当たり前のこととか、ただ過ぎて行く日常とかを、味付けしないでそのまま出すみたいな作品とか作ってみたいかもです」
プロフィール

中川梨花(なかがわ・りか)
4月21日生まれ、北海道出身。主な出演作に、舞台『アサルトリリィ』シリーズ 岸本・ルチア・来夢役、舞台『夏空のモノローグ』主演・小川葵役、舞台『かげきしょうじょ!!』第3章 -The Final- 沢田千夏役など。

安藤千伽奈(あんどう・ちかな)
1月13日生まれ、長野県出身。主な出演作に、舞台『イリス・ノワール』シリーズ コクナ・ミサ役、『アサルトリリィ・シュツルム』~サングリーズル編~ 今井星蘭役、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The STAGE 中等部-』シリーズ 曽我吾妻役、『けものフレンズ JAPARI STAGE !~きみのあしおとがまたきこえた~』イエネコ役、『タタラの唄姫』ゑい役など。
公演情報
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超次元ミュージカル『ネプテューヌ』RE:BOOT!!
日:2025年10月1日(水)~5日(日)
場:六行会ホール
料:特典付き11,000円 一般席9,900円
(全席指定・税込)
HP:https://nep-musical.com/official/
問:De-STYLE
mail:info.destyle.stage@gmail.com