この夏に開催された「カンフェティストリーミングフェスティバル」のSNSシェア企画で見事第1位を獲得! そのお祝いとして、リポストで応援してくださった皆さまへの感謝と、『青山オペレッタ』の魅力を語っていただきました。
東京・青山を本拠地に、未婚の若い男性だけで構成された歌劇団「青山オペレッタ」を舞台とした人気メディアミックス演劇コンテンツ『青山オペレッタ』。定期的な舞台公演をはじめ、ラジオ・コミカライズ・チームソング&ドラマCDのリリースなど、多岐にわたって展開している。今年の4月にはゲームアプリの配信も開始され、舞台版の俳優陣がボイスキャストとしても出演している。
そんな盛り上がりを見せる中、今年3月に上演された第6 回公演『青山オペレッタTHE STAGE ~メッザ・ルーナ/光と影~』の配信が今夏、“カンフェティ配信版”公式Xで行われた「カンフェティストリーミングフェスティバル2024」のSNSシェア企画で第1位を獲得。その特典として、シアター情報誌「カンフェティ」12月号で2ページの特別インタビューが掲載された。本記事はウェブマガジン版ということで、超ロングインタビューをお届けする。
同公演で座長を務めたチーム・メッザの南雲朝斗役 橋本真一、そして次回公演『青山オペレッタ THE STAGE ~ピエナ・クラシコ/始まりの刻~』でメインを務めるチーム・ピエナより、美園爽人役 佐藤たかみち、聖波留役 輝山立、横澤寿泉役 平賀勇成、夏目澪役 設楽銀河が、改めて“ソーレ”(同シリーズのファンネーム)に向けて感謝の気持ちを語った。
―――改めて『青山オペレッタ THE STAGE ~メッザ・ルーナ/光と影~』が「カンフェティストリーミングフェスティバル2024」にてSNSシェア企画で第1位を獲得しました。おめでとうございます!
一同「ありがとうございます!」
―――本作はこれまでに出演していたチーム(ノーヴァ・ピエナ・ファルチェ)に加え、メッザの4人がついに揃って、集大成感のある公演でしたね。まずは1位を獲得した感想と、ソーレの皆さまへのメッセージをお願いします。
橋本「こういう企画に限らず、1つの作品・コンテンツが続いていくのは、決して僕らの力だけではなくて、作品を受け取って、応援して、愛してくださる皆さんがいるからです。能動的に作品の良さを広めようとしてくれる皆さまのお力がないと、こういうエンタメ作品は続いていかないので……。もっと大きく括れば、僕らが役者を続けていられるのだって応援してくださる皆さんがいるからです。今回の企画で第1位をいただけたことは『青山オペレッタ』シリーズをさらに多くの方に知っていただけるチャンスになったと思います」
佐藤「僕や勇成はまだ“青オペ”に参加して1年の新参者ですけど、ソーレの皆さまが僕らを温かく受け入れて、応援してくださっていることを本当にありがたく思っています。 宮嶋あさひ役 長江崚行くんや、加賀見祥太役 友常勇気さん、相良明之介役 杉江大志さんなどが常々おっしゃっていることなのですが、『青山オペレッタ』はキャスト・スタッフ・そしてソーレの皆さま全員の力で作り上げている作品なんですよね。僕もそう思っています」
輝山「メッザが揃って、フルメンバーになったこの公演でこういった反響があって、こうして取材していただく機会をいただけたわけで……。なかなかそういった機会はこれまでの“青オペ”シリーズではなかったことなので、それだけこの作品を皆さんに認知していただけている証拠なのかなって嬉しくなりました。ありがとうございます」
―――輝山さんと設楽さんは初演から出演されているので、思いもひとしおですね。
設楽「僕よりも立くんの方がたくさん、『青山オペレッタ』シリーズに出ているので、このメンバーの中でこれまでの軌跡を1番知っているのは立くんですよ。ただ確かに僕も初演からずっと出演させていただいていて、公演回数を重ねるごとにシリーズとしての魅力が深まって、ファン層が広がっていったのは感じていました。その集大成がメッザ公演で、その結果が今回の企画に繋がったんじゃないかなって思っています。メッザが加わったことでさらに新規のファンの方々がたくさん観に来てくださって、配信も観てくださったと思うので。何目線なんだって感じですけど、お客さまはもちろん、メッザ公演の座長を務めた真一さんには本当に感謝しています」
橋本「そんなそんな! 皆で作った公演ですから」
輝山「美しかったですよね、メッザ」
―――『青山オペレッタ』シリーズは最近ゲームアプリの配信も始まって、ますます盛り上がっていますね。佐藤さんと同じく第5回公演から出演されている平賀さんは今回の企画の反響についていかがでしょうか。
平賀「いろいろな演劇のジャンルがあって、どの団体・作品も魅力的である中、こういう企画で第1位をいただけたというのはある意味、作品の中身を評価していただけた証拠のようでとても嬉しくて……。面白い作品だから、もっとたくさんの人に観てほしい!と僕自身も思っているのですが、同じように思ってリポストしてくれた方々がいたおかげで、1位をいただけたのかな、ありがたいなと思います。次はピエナ公演、僕もいよいよ劇中劇の方でもメインキャラクターを演じさせていただけるのかと楽しみにしています。まだ劇中劇ではケルベロス役しかやっていないので……」
佐藤「そうだよね(笑)」
―――今、まさに平賀さんが触れてくださったように、『青山オペレッタ』シリーズは物語本編・劇中劇・レヴューショーの3部構成になっていますね。皆さんが1番演じていて楽しいのは?
設楽「選び難いですね……」
橋本「“青オペ”って歌って踊ってお芝居もして、エンタメを全部詰め込んだ宝箱のような作品なんですよね。だからこそ本当に選び難いですが……僕はメッザ公演での劇中劇が本当に好きでした。『ジゼル』という作品で僕が演じる南雲朝斗は、主役のジゼル役をやらせていただきました。『青山オペレッタ』の分かりやすい特徴って、男性役を演じる役者を“マルテ”、女性役を演じる役者を“ベネラ”と呼んで、男性が女性を演じていることだと思っていて」
―――物凄く分かりやすく言うと、宝塚歌劇団の逆バージョンですよね。
橋本「そうです! ゆえに、やっぱり劇中劇は見どころだなと思います。レヴューショーはベネラではあるけれど“南雲朝斗”自身として出ていますが、対して劇中劇『ジゼル』では“ジゼルという女性を演じる南雲朝斗”として出ているわけで……。この構造は『青山オペレッタ』でしか観られない、このコンテンツでしか味わえない要素ですよね。そういう意味で凄くやりがいがありました」
佐藤「印象的なのはやっぱり劇中劇になっちゃいますよね。でもレヴューショーも凄く楽しい」
設楽「まだ2人(佐藤・平賀)は劇中劇でメインの役を演じていないから、真一さんが言ったような劇中劇の面白さを体感しきれていないと思う! だからこそ次のピエナ公演が楽しみだね。劇中劇って凄く難しいんですよ。普段の僕たちは、例えば僕が“A”という役を与えられたら設楽銀河として“A”を演じればいいんだけど、“青オペ”では設楽銀河がまず“夏目澪”という役を与えられて、夏目澪が“A”という別の役を演じます。物語本編で夏目澪としてのドラマが描かれて、そこで描かれた夏目の想いを抱えながら、劇中劇では違う役を演じるので、本当にやりがいがあります」
輝山「それこそが“青オペ”の魅力だから、3部構成のどのパートも欠かせなくて、どれか1つは選べないよね。以前、相良明之介役の杉江大志と一緒に、劇中劇で加賀見さんと斎鷹雄役の中山優貴さんが凄くコミカルなシーンをやっているのを袖から見ていたのですが……。杉江が『これ、斎が考えたコメディシーンだと思うと、彼は何でこのコメディをひらめいたんだろうって気になるね』と話していて、確かに!って思ったんですよ。斎を演じている中山くんが面白いことをやろうと思ってやったわけじゃなくて、斎がやろうと思ってやったコメディシーンとしてお客さまには捉えられるわけなので……。そういうところが“青オペ”の劇中劇の面白さなんですよね」
佐藤「それでいうと、あの劇中劇の演出をしているのが八木尾(卓也)さん(演・小林竜之)っていうのも面白いよね」
輝山「『ここで変なアドリブ入れろ!』って言ってるのかなって想像しちゃうね」
佐藤「怒りながらコメディシーン作っているのかなって……『明日違うネタ持ってこい!』とか(笑)」
―――佐藤さん・平賀さんはいかがでしょうか? やはり楽しいのは劇中劇ですか?
平賀「劇中劇はさっきからネタにされている、ケルベロスしかまだ演じていないんですけど……。でもやっぱり“横澤寿泉”という人物が“ケルベロス”という役をやるにあたって、キャラクター崩壊にならないようにと色々考えて、たくさん稽古したんです! 結果として、寿泉が役者として培ってきた経験、平賀勇成自身が培ってきた経験をいろいろ組み合わせて役に投影していけば、何をやっても不正解ではないのかもしれないと思うようになりました。これからもっと横澤寿泉としても、平賀勇成としても、進化したいし、一緒に成長していけたらいいと思っています。それに比例して劇中劇のクオリティも上げられたらと思います」
佐藤「僕はどのパートも楽しいには違いないのですが、“美園爽人=トップスタア”、という前提があるので、自分にとっては全編通して凄くプレッシャーがあります。劇中劇やレヴューショーでも、圧倒的な存在感を出せないといけないと思って。でも彼という存在と全力で向き合い続けることで、自分自身が成長できている感覚も確かにあるんです。険しい道のりですけど、こういった試練を与えていただけて嬉しいなと思っています」
―――本編・劇中劇の後に繰り広げられる華やかなレヴューショーは、ファンサービスのパートでもありますよね。こちらについてはいかがでしょうか?
設楽「もちろん楽しいんですけど、客観的に見て、メッザは忙しそうでしたね。休む暇もないくらい歌って踊って」
橋本「正直、大変だった(笑)。ダンスの振り数が凄く多くて」
設楽「あんなに振り数が多い楽曲は“青オペ”シリーズでも初だったと思いますよ!」
橋本「そうなんだ⁉ 僕は初出演だったので、こういうものなのかって思って必死でやり切った感じで。アンサンブルがいない楽曲はメンバー4人だけでパフォーマンスしないといけなくて、なかなかハードでした」
―――演じる側が大変であればあるほど、観客側は楽しいというのが演劇やエンタメのセオリーではあるので、きっとお客さまは大満足だったのではないでしょうか。
橋本「そうだと嬉しいですね!」
佐藤「ピエナの10倍くらい踊ってましたよ(笑)」
―――ピエナはチームの特性もあり、威厳があるというか、堂々としてますよね。
設楽「凛とした雰囲気が売りのチームなので、振りもそこまで数があるわけじゃなくて」
輝山「手振りの方が多いよね」
―――そんな裏側の大変さも含めて、今だから言える公演の裏話はありますか?
佐藤「この前の第6回公演は、メインがメッザだったから余計にそう思ったのかもしれませんが、ベネラの皆さんは本当に衣装が大変そうだと改めて思った記憶があります」
橋本「衣装、大変でしたね」
佐藤「あの締め付けるやつが……」
設楽「コルセットね! めちゃくちゃきついんですよ! 日々野天音役の石橋弘毅くんなんてもともと細い方なのに、ぎゅうぎゅうに締められていて、特に大変そうでした。僕もファルチェの楽曲に飛び入り参加した時に、ファルチェらしくパワフルな公演だったのでコルセットをしていると息が苦しくて、袖にはけた瞬間にゼイゼイと酸素を吸い込みました(笑)」
輝山「あとレヴューショーの裏話としては、裏で出てないキャストやスタッフさんたちも皆サイリウムを振ってくれているんですよ!」
佐藤「あれ嬉しいよね~! つい紫を振っている人いるかな?って探しちゃう! あ、僕推しなのかな⁉ いや、違う。あの紫はやっちー(矢地桐久/演:大平峻也)推しだな……って落ち込んだりもするけど(笑)」
―――客席のサイリウムも識別できているのでしょうか?
設楽「もちろん見えますよ!」
輝山「何色振ってくれているか、すぐ分かるよね。パワーをもらっています」
―――ちなみに、劇中劇の裏話はありますか?
橋本「『ジゼル』で僕は崚行が演じるあさひと親子役だったんですけど、袖中でも母娘のようでした(笑)。お互いに役が抜けないまま喋るし、崚行がずっと甲斐甲斐しく面倒見てくれて……椅子に座る時にドレスの介錯をしてくれたり、水を持ってきてくれたり。母のようでした」
設楽「何ていとおしい場面なんだ!」
輝山「崚行もベネラの大変さがわかるから! ベネラってパニエのボリュームが凄くて袖で座りたくても座れないんですよ。だからふとした瞬間、特にマルテのキャストにドレスの裾を介錯してもらったりすると『お、いい男じゃん……』って思っちゃう」
一同「(笑)」
設楽「思いますね! ただこの2人(佐藤・平賀)はまだやってくれません!(笑)」
佐藤・平賀「すみません……!!(笑)」
輝山「ノーヴァのマルテたちはできるのよ」
橋本「あれは崚行の教育が行き届いてるんだよ! ちゃんと女性として扱わないといけない!って空気出しているから」
設楽「確かにノーヴァのマルテたちは袖でベネラに凄く気を遣ってくれてる印象がある」
橋本「劇中劇とレヴューショーの間は、僕らベネラは本当に女性の気持ちになっちゃってるからさ、スタッフの方々も含めて女性として丁重に扱ってもらうと嬉しくなっちゃうんだよね」
輝山「次回、ピエナ公演でうちも教育しないとね」
平賀「頑張ります……(笑)」
設楽「ベネラのこと、ちゃんと可愛いと思って、女性扱いしないとダメだからね! 勇成できる? 僕のことちゃんと可愛いって思ってくれる?」
平賀「うーん、銀河のことを……?」
設楽「銀河じゃなくて夏目のことでいいから、可愛いと思ってよ(笑)! あ、裏話思い出した、聞いてくださいよ!! 斎が曲のラストで手を繋ぐところで、僕自身もテンションも上がっていたし、お客さまが盛り上がることをしたいなって思って、寿泉の頬にキスをしたんですよ。そしたら寿泉……というか勇成が、思いっきり顔そらしたんですよ!? 酷くないですか⁉(笑)」
―――ビックリして、ちょっと素に戻っちゃったのですかね?(笑)
設楽「そうなんですかね⁉ 僕は逆にもう夏目として女性の気持ちになっているから余計に落ち込んじゃいましたよ」
平賀「いや、あの……寿泉として『えっ⁉』ってなっちゃったんですよ(笑)。だって僕のことが好きでキスしてきたなら受け入れてたかもしれないけど、ファンサービス用のキスだって分かっちゃったら、悲しくて……」
設楽「見せかけのキスだったってこと⁉ 何でそんなこと言うの~(笑)」
輝山「あぁー、それは銀河が悪いな」
設楽「そっかぁ……ごめん。じゃあ次のピエナ公演でリベンジするね」
平賀「お、う、うん……」
一同「(笑)」
―――では、ピエナがメインになる第7回公演『青山オペレッタ THE STAGE ~ピエナ・クラシコ/始まりの刻~』について聞いていきたいと思います。こちらでは劇中劇『ナブッコ』に再挑戦するピエナの様子が描かれると伺いました。劇場は新宿村LIVEということで、これまでとはまた違った“青オペ”になりそうですね。
佐藤「前任の丘山(晴己)さんから美園爽人を引き継いで、初のピエナ公演でさらに『ナブッコ』をやるということで、物凄くプレッシャーはあります……。あえて抽象的な言い方をすると、劇場の天井・壁・床、全てを破壊して全世界に“青オペ”の良さが届くように、魂を込めて自分のすべてを注ぎこもうと思っています」
輝山「破壊はやめておこうか?(笑)」
佐藤「比喩です、比喩! でもそのくらいの勢いで、地球の下にいるオーストラリアの方々にも届くように……」
―――ブラジルではなく?
佐藤「えっ! 日本の下にあるのってオーストラリアでは?」
輝山「平面地図ではそうだけど(笑)」
設楽「地球の裏側、という意味ならブラジルだよ!」
佐藤「あ、失礼しました! ブラジルまで“青オペ”を届けます!!」
輝山「たかみち節だなぁ……! ぜひこの会話、このまま使ってほしいです(笑)」
―――平賀さんも武子直輝さんから横澤寿泉を引き継いでから、初のピエナ公演になりますが、いかがでしょうか?
平賀「今回は劇場が新宿村LIVEということで、規模感がこれまでと違うのですが、このキャパシティだからこそできることもあると思うんですよね。クオリティは下げずに、これまで以上のものを出せたらいいなと思うし、真一くんや崚行くんといった座長たちの背中を見ているので、僕も見習って素晴らしい座長に……」
佐藤「いや、座長は僕だから!」
平賀「ふふ(笑)。まあでも本当に、素晴らしい諸先輩方が繋いでくださったバトンを僕もちゃんと次に渡せるように頑張りたいなと思います」
―――輝山さん、設楽さんはいかがでしょうか?
輝山「3年ぶりのピエナ公演になりますが、前回は『青山オペレッタ』ってどういうものなんだろう?って手探りで作っていた頃で……。次回作では3年分、お客さまに僕らの成長を感じていただけたらいいなと思います。“青オペ”自体がコンテンツとして成熟してきているし、メンバーの交代もありましたが、この4人だからこその良さもあるので、今のピエナの良さをお届けできるように、メッザ公演で盛り上がった“青オペ”の熱量をそのまま持続できるように頑張りたいです」
設楽「立くんが言ってくれたように、“青オペ”自体のクオリティがどんどん高くなってきている中で、2回目のピエナ公演ということでプレッシャーは物凄くあります。でも、ずっとピエナがメインになる公演を待ちわびてくださっていたお客さまが凄くたくさんいらっしゃることも感じているので、その期待のさらに上を目指して、今のピエナ4人と、共にピエナ公演に出演してくださる他チームのキャスト達と一緒に新たな『ナブッコ』をお届けしたいなって思います。いや~緊張しますね。劇場のキャパシティや規模感がこれまでと大きく変わるので、今までの見せ方だと表現しきれないことも多いだろうなと思っていて。それでも『青山オペレッタ』の良さが損なわれないように、むしろプラスになるように考えないといけないなと思っているので、そこも含めて、期待して劇場に足を運んでほしいなと思います」
―――橋本さんは次回作ではお休みとなりますが、バトンを繋ぐ側としていかがでしょうか?
橋本「メッザ公演の時、僕らメッザは4人中3人が初出演で、新鮮な気持ちで取り組んでいましたが、今度のピエナ公演では初演から出ているおふたりと、“青オペ”に加わって1年経った2人で……いわば今までの“青オペ”の良さをよく知っているキャストたちによる、2回目のピエナ公演になるわけで。しかも劇中劇の『ナブッコ』も展開や結末は違えど2回目のお披露目ということで『ナブッコ』という作品の深みも増すと思うんですよね。“青オペ”がさらに上に行くためのステージになると思っていますし、イチ観客として楽しみにしています!」
―――素敵なコメントをありがとうございます! では最後に、それぞれのチームを代表して橋本さん、佐藤さんから締めのお言葉をいただければと思います。
橋本「メッザ公演の配信のリポスト企画のおかげでこういったインタビューの機会をいただけたこと……なんなら今回に限らずこれまで“青オペ”を盛り上げてくださった皆さまのおかげでこういった機会をいただけたこと、改めてありがとうございます。僕は配信された『青山オペレッタ THE STAGE ~メッザ・ルーナ/光と影~』が初参加で、さらには座長ということで、様々な葛藤やプレッシャーがありましたが、結果としてこれだけ皆さまに愛していただける作品になったことをとても嬉しく思います。コンテンツとしては“次に繋がっていく”というのが1番大切なことなのかなと思うので、皆さまのお力もお借りして、次のピエナ公演に繋がって良かったなと思いますし、僕を含めて出演できないキャスト陣の想いも乗せて次の公演も走り切ってほしいなと思います。これからも『青山オペレッタ』シリーズをぜひよろしくお願いします!」
佐藤「次回作は『青山オペレッタ』シリーズ第7弾公演となります。メッザ公演が大成功に終わり、ゲームアプリも始まって、どんどん『青山オペレッタ』が盛り上がってきている中ですので、この勢いを止めないで、むしろ拍車をかけるつもりで、持てる全ての力でもって挑ませていただけたらと思いますので、ぜひ楽しみにお待ちいただけたらと思います。頑張ります!!」
(取材・文:通崎千穂 撮影:友澤綾乃)
プロフィール
橋本真一(はしもと・しんいち)
1989年10月9日生まれ、大阪府出身。主な出演に、『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』シリーズ 七種茨役、舞台『魔法使いの約束』シリーズ ムル役、舞台『夢職人と忘れじの黒い妖精』ナナシ役など。
佐藤たかみち(さとう・たかみち)
1998年3月21日生まれ、埼玉県出身。主な出演に、『映画刀剣乱舞 -黎明-』髭切役、ハイパープロジェクション演劇『ハイ
キュー!!』東京の陣 広尾倖児役、舞台『ブルーロック』シリーズ 雷市陣吾役/凪誠士郎役など。
輝山 立(きやま・りゅう)
1992年9月11日生まれ、東京都出身。近年の主な出演に、ミュージカル『忍たま乱太郎』シリーズ 小松田秀作役、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズ 星海光来役、『SK∞エスケーエイト The Stage』MIYA役など。
平賀勇成(ひらが・ゆうせい)
2000年3月20日生まれ、岩手県出身。主な出演に、『アイ★チュウ ザ・ステージ』シリーズ 麗朔空役、舞台『プレイタの傷』鷲峰ラン役、桜花浪漫堂 朗読劇『人間失格』ツネ子/竹一役など。
設楽銀河(したら・ぎんが)
2002年11月25日生まれ、東京都出身。主な出演に、舞台『歌舞伎町シャーロック』 ジェームズ・モリアーティ役、『アイ★チュ
ウ ザ・ステージ』シリーズ 華房心役、歌劇『桜蘭高校ホスト部』 シリーズ 埴之塚光邦役など。
公演情報
『青山オペレッタ THE STAGE ~ピエナ・クラシコ/始まりの刻~』
日:2024年11月21日(木)~27日(水)
場:新宿村LIVE
料:S席[前方3列]11,000円
A席9,900円(全席指定・税込)
HP:https://stage-aoyamaoperetta.com
問:公式HP内よりお問合せください
※第6回公演『青山オペレッタ THE STAGE ~メッザ・ルーナ/光と影~』は、11月よりConfetti Streaming Theaterにて再配信予定!