注目俳優のトリプル主演で魅せる、愛と友情の青春ヒューマンコメディ 真夜中のコールセンターで夢に向かってもがく若者たち

注目俳優のトリプル主演で魅せる、愛と友情の青春ヒューマンコメディ 真夜中のコールセンターで夢に向かってもがく若者たち

 深夜のコールセンターでアルバイトをする3人の青年が、友情、家族関係、恋愛などに向き合いながら自分の将来を見つけていく青春ヒューマンコメディ、舞台『コーリング』。小野健斗、井澤勇貴、中山優貴がトリプル主演を務めることでも話題だ。

小野「このドタバタコメディ要素がたくさんある作品を、井澤、中山と演じると想像するだけで笑えます。僕が演じる役は自分と正反対の性格だと思いますが、プライドだったり、譲れない部分はどこか似ている部分もあるかもしれません」

井澤「疾走感はありながらも、観る人を置いてきぼりにしないストーリーです。僕も役者というお仕事をさせていただいているので、主人公たちが夢を追いかける姿にはとても共感します」

中山「ありそうでなかった物語で、掛け合いがとても楽しそう。さまざまな葛藤があるのだなと感じる主人公の姿を、僕だからこそ演じられるかたちで表現できたらなと思います」

 そんな3人を見守るコールセンターの管理責任者を演じるのは、お笑い芸人の品川祐。映画監督でも才能を発揮する一方、今年は初めて舞台作品で演出を担当。そして今回は役者としての初出演を果たす。

品川「演劇は“観るもの”だとずっと思っていましたが、今年初めて演出をさせていただいてすごく楽しくて、ちょっと自分も出てみたいとも思っていました。そのタイミングでお声がけをいただき、嬉しい反面やばい!という気持ちです。自分のアルバイト時代にも、こういう僕が演じる役みたいな“適当だけど、たまに良いこと言うおじさん”がいたし、僕自身もそんなおじさんの1人だと思うので、自分に近い役柄だと思います」

 華やかな女性キャストも迎えて、男子特有の“暑苦しい青春模様”を描き出す本作。誰もが楽しめる舞台になりそうだ。

小野「トリプル主演での上演というのはあまりないことなので、お客様もきっと楽しめると思います」

井澤「共演経験の多い2人とトリプル主演ということで安心しています。初めてご一緒させていただく皆様との作品創りも非常に楽しみです」

中山「観ていただいた方の心に何かが残るような作品にしたいと思っていますので、ぜひ劇場へお越しください!」

品川「“あ〜上手くいかねえ”と苛立ったり落ち込んだりしている人がこの舞台を観て“よっしゃ! 気合い入れ直そう”となってもらえたら嬉しいです」

(取材・文:西本 勲)

もしあなたのところにサンタクロースが来るとしたら、どんなプレゼントをお願いしますか?

小野健斗さん
「ご飯ご馳走するんで、来年も来てください」

中山優貴さん
「プロジェクター。家で過ごすことも多くなったので大きい画面で見たりできるプロジェクターが欲しいです!」

井澤勇貴さん
「『3つまでプレゼントを増やしてもらう』というお願いをします。僕は、欲深いので」

品川祐さん
「柔術、総合格闘技、截拳道などの練習が出来て、さらにはウエイトトレーニングが出来るジム、総合的なジムが欲しい。そこで自分自身体を鍛えながら格闘技を学びアクションを考えたい。そしてそこで自分の作品に出てくれる人のアクション練習を一緒にしたい。ジョン・ウィックの監督やジャッキーチェンが一年中アクションを考えて自分のチームをトレーニングさせているようなジムです」

プロフィール

小野健斗(おの・けんと)
ミュージカル『テニスの王子様』で俳優デビュー、『天装戦隊ゴセイジャー』をはじめとする映像作品や、数々の舞台に出演。2022年にはミュージカル『新テニスの王子様』The Second Stageへの出演、映画『真・事故物件/本当 に怖い住民たち』の公開が控えている。

井澤勇貴(いざわ・ゆうき)
ミュージカル『薄桜鬼』、舞台『おそ松さん on STAGE』、『Messiah メサイア』シリーズなど多くの舞台に出演。2022年にはミュージカル『新テニスの王子様』The Second Stageへの出演が控えている。

中山優貴(なかやま・ゆうき)
5人組男性ボーカルグループSOLIDEMO(ソリディーモ)のメンバーとして活動し、2014年には同グループで第56回日本レコード大賞新人賞を受賞。個人でもTVドラマ・映画・舞台・モデルなど幅広いジャンルで活躍中。

品川 祐(しながわ・ひろし)
1995年より、お笑いコンビ「品川庄司」で活動。品川ヒロシ名義での小説『ドロップ』を2008年に自ら映画化し、大ヒットを記録。以降、複数の作品で監督・脚本を務める。2021年6月には舞台『池袋ウエストゲートパーク』で演出を担当した。

公演情報

舞台 『コーリング』

日:2021年12月15日(水)~19日(日)
場:浅草花劇場
料:8,800円 ※1ドリンク代500円別(全席指定・税込)
HP:https://ticket.rakuten.co.jp/features/stage-calling/index.html/
問:トップフォース  mail:stage@topforce.jp

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