人気女性向けゲームブランド「オトメイト」より、2014年に発売された恋愛アドベンチャーゲーム『忍び、恋うつつ』。2019年に初演され、好評を博した舞台が、メロメロ活劇『忍び、恋うつつ~猿飛咲助ノ巻~』として再演。
憧れの忍者になるため“真田高等修練院”に編入した、片桐かえで。仮入学初日に、なぜか男性たちをメロメロにする不思議な術を発動してしまい――!? 片桐かえで役を北澤早紀、猿飛咲助役を神越将が演じる。
神越「咲助くんは、努力を積み重ねることが大事だと改めて思わせてくれるキャラクターです。努力をすることの大切さをお客さまに伝えられれば」
北澤「かえでちゃんは、ゲームに於けるプレイヤーの視点を担います。まわりのキャラクターに翻弄されていく姿を等身大で演じたいです」
役作りでは、原作ゲームをいかに再現できるかに力を入れる。
神越「ビジュアル撮影では、ゲームのビジュアルブックに掲載されているポーズを確認しながら撮影しました。原作にリスペクトを持って演じたいと思います」
北澤「原作がある舞台の場合、アニメを観たり、漫画を読むところからスタートしますが、今回はプレイヤーをキャラクター化した人物なので、役作りが難しいです。極端になりすぎないように演じたいと考えています」
忍者になるための修練院を舞台にしていることから、劇中では忍者ならではのアクションも多数登場するという。
神越「咲助くんが使う武器は、大きな手裏剣です。撮影で初めて手に取ったら、思った以上に大きく、これでどうやって戦うのか? 稽古が楽しみです」
“メロメロ活劇”の言葉通り、物語の後半にはラブコメ要素も。
神越「恋愛が主になるシーンと、楽しいコメディシーンがあるので、スイッチを切り替えて演じていきたいですね」
北澤「私はこれまでラブコメをやったことがなく、あまり観たこともなかったので、この舞台に向けて色々な作品に触れたいと思っています」
神越「登場するキャラクターたちの個性が強いので、彼らのキラキラした姿も楽しんでいただけます。お客さまに眩しいと思っていただけるような華やかなステージを作れるよう頑張ります」
北澤「お客さまにはぜひ、“推しキャラ”を見つけて欲しいですね。女性だけでなく、男性も楽しめるところがたくさんある作品だと思いますので、みなさんの“推し”を見つけていただけたら嬉しいです」
(取材・文:嶋田真己 撮影:間野真由美)
神越 将さん
「どの現場に行く時も“地下だけの通路や珍しい道で、いかに傘を使わず、目的地までたどり着けるか”ゲームをよくしてます。自分の音楽活動を池袋で行う時も、池袋駅の地下から、ヤマダ電機まで繋がっていて、そこからすぐ目的地に着けたり、北千住で舞台の公演がある時は、駅と北千住マルイが繋がってたりして、傘なしで行いけます。新宿でダンスレッスンをする時も、新宿駅のとても長い地下道から、ダンススタジオの目の前まで行くけるので、雨が降ってもだいたいの場所は傘なしで行けます(笑)。なので、梅雨の季節は、傘なしでいかに目的地まで辿り着けるかゲームをよくします。みなさんもぜひ! 真似しないでください。ずぶ濡れます」
プロフィール
北澤早紀(きたざわ・さき)
1997年6月5日生まれ、千葉県出身。AKB48 13期生。2017年、舞台『花嫁は雨の旋律』でヒロイン役に抜擢されたのを皮切りに、女優としても活躍。主な出演に、舞台『ぼくらの七日間戦争』2022、『トレーディングライフ』、『ノラネコシティ』、ミュージカル『ロミオの青い空』など。
神越 将(かみこし・しょう)
2000年10月29日生まれ、大阪府出身。俳優を志し15歳で上京。2017年、舞台『フルコンタクト!~松風少年院第七分院くすのき寮合唱団~』にて俳優デビュー。主な出演に『Paradox Live on Stage』シリーズ、『アイ★チュウ ザ・ステージ』シリーズ、『MEMORY BOYS ~想い出を売る店~』など。俳優業以外にも自ら企画プロデュースしたRAP iDOL PROJECTとしてアーティスト活動を行い、多数のオリジナル楽曲を制作。新曲「We are No.1」のMVが神越将公式チャンネルにて公開中。
公演情報欄
オトメイトステージ vol.1 メロメロ活劇
『忍び、恋うつつ 〜猿飛咲助ノ巻〜』
日:2023年7月13日(木)~18日(火)
場:中野 ザ・ポケット
料:公演パンフレット付10,000円
一般8,000円(全席指定・税込)
HP:https://e-stagetopia.com/nin_koi/
問:【公演お問合せ窓口】E-Stage Topia 制作部
mail:e.stage.topia@gmail.com