マダムテッキーナの勝手にサブタイトルの館

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今月のお悩み

証明写真問題!

テッキーナさんは証明写真って、どこで撮られてます? 私、今度履歴書用に証明写真を撮らなきゃならないんですけど、あれって絶対この世の終わりみたいな写りになるじゃないですか。なんなんですかね、あれ。家でヘアスタイルチェックしたり、メイクも濃いめにしてみたり、下あご引いてみたり、斜めってみたりして、それなりに写りを研究しているつもりなんですけど、あの場にいくと全然うまくいかないんですよねえ。そしたらなんですか、この方達。吹っ切れた表情! アンニュイな空気感! これを目指したいんですけど、どこに行ったらこんな風に撮ってもらえるんですかね?

履歴書写真は服着て!

 アタクシ、履歴書を長~いこと書いておりませんので、証明写真と申しますと、免許証のお写真になるのですけれど、確かに、過去何年振り返っても、あのお写真はお見せ出来る代物ではございません! いくら年齢を重ねているからといっても神様仏様! みたいな心持ちになりますので、頂きましたら即仕舞います。肉眼じゃ確認できないマッハスピードでございます。なので、確かに証明写真、あれこれ考えておしまいになるあなたのお気持ち、よ~くわかります。わかりますが、まず、あなたが発見したそちらの方々は、証明写真のサンプルの方々じゃございません! そして、履歴書に貼るならば、上半身着衣必須! まず服着る!
 さて、あなたが発見したそちらのチラシ、この2月に世田谷パブリックシアターで上演される、Noism『Der Wanderer―さすらい人』の公演案内でございます! Noismとは、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館を拠点に活動する公共劇場専属舞踊団で、国内外からオーディションで選ばれた舞踊家たちが新潟に移住し、年間を通して活動しているという、日本初の試みなのでございます!
 また、こちらの芸術総監督で演出振付をなさっているのは、紫綬褒章も授与されている、日本の誇る舞踊家・金森穣氏! そして、カンパニーを率いるのは井関佐和子氏と山田勇気氏という、非常に心強い面々! 質の高い舞台芸術を、世界に向けて発信していき、高い評価を得ておられる中、この度、東京での上演となったら見逃すわけには参りません!
 あなたも、証明写真撮らなきゃかもしれませんが、こちらに行かれてみてはいかがでしょう? 赤裸々な舞踊ワールドに、写りばかり気にしていた自分がどうでもよくなること、請け合いですわよ!

 

『ノイズム観るの? いづ? ムム!』

公演情報

Noism 『Der Wanderer―さすらい人』

日:2023年2月24日(金)~26日(日) ※他、新潟公演あり
場:世田谷パブリックシアター
料:6,000円 25歳以下3,000円※要身分証明書提示(全席指定・税込)
HP:https://noism.jp/
問:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 
  tel.025-224-7000(平日10:00~18:00/休館日除く)

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