【取材会レポート】「なんてときめくお祭りなんだ!」伊原六花がアンバサダーに就任!『関西演劇祭2024』

今年6年目を迎える『関西演劇祭2024』の合同取材会が10月18日吉本興業新宿本社で行われた。
アンバサダーを女優の伊原六花が、フェスティバル・ディレクターを2019年から引き続き板尾創路が務める。
今年初参加となる伊原は、オファーを受けた際「素直に嬉しかった」と喜びを口にした。

2019年にスタートした『関西演劇祭』はこれまで「つながる演劇祭」をテーマに開催されてきたが、6年目を迎える今年は新たに「ひろがる演劇祭」をテーマに掲げ、これまでのつながりを活かして次のフェーズへと進む。

演劇祭ならではの見どころについて、板尾は「個性的な10劇団が本当にそれぞれ違ったお芝居を見せてくれる。2劇団が同じグループで演技をして、1劇団3回公演をやるわけですが、その都度組み合わせが違うので、見え方も変わってくる。そこが見どころ」、伊原は「45分という短さの演劇をどういう風に作ってこられるのかというのもすごく楽しみですし、ティーチインでどういう解釈をしたかとか、どういう思いでやっているというような裏側みたいなところを、観た後すぐに聞けるのはすごく素敵な時間だなと思うのでとても楽しみにしています」と目を輝かせた。

板尾と伊原はともに関西の出身。
関西の演劇について「どうしても東京の方にしかスポットが当たらないところがあるので、頑張っている人たちや頑張っている関西の劇団にちょっとでもスポットが当たると励みになるでしょうし、テーマでもあるようにつながりでお手伝いができたらと思ってやっています」と板尾。

今年7月、ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』に出演した伊原は、出演者の中で関西演劇が爆発的に盛り上がった時代の話題が上ったという。
「おもろいな~と思う瞬間がたくさんあったり、笑いありだからこそ最後がグッとくるところが関西出身だからこそ刺さる部分があった。本当に面白い作品をここから発信できる場になれば素晴らしいことだと思うので、微力ながらお手伝いできたら」と語った。

最後に板尾は「ひとつの作品を観に行くだけでは体感できない演劇体験が必ずできる。ぜひ体感しに足を運んでいただけると、こういう演劇の楽しさや見方があったんだなと思えるので、
1回と言わず数日通っていただければ間違いなく『関西演劇祭』にハマると思います!」と話し、伊原は「普段演劇を見ない方にとっては自分が好きそうな作品を見つけて、劇団を見つけて、行ったことのない劇場に行くというステップがあると思うんですが、今回の演劇祭はググっと密な中でいろんな種類の劇団が見れる絶好のチャンス。これまで演劇に触れてこなかったという方は、自分がどういうものが好きでわくわくするのかが明確になると思うので、一緒に楽しめたらと思います」と意気込んだ。
 

(文・撮影:カンフェティ)

関西演劇祭2024

公演期間:2024年11月16日 (土) 〜 2024年11月23日 (土・祝)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール

つながる演劇祭 から ひろがる演劇祭 へ

観客との一体感
想像力あふれる劇団やクリエイターたち
過去5年間で培ってきた多くの演劇人たち
そしてこれから出会う演劇人たちと
『つながる』から『ひろがる』へ
劇団や俳優、そして若いクリエイターたちが夢に向かって進んでいける演劇祭を目指します!

【タイムテーブル】
<11月16日 (土)>
14:30 劇団さいおうば/WAO!エンターテイメント
18:00 fukui劇/つぼみ大革命
<11月17日 (日)>
11:00 The Stone Ageヘンドリックス/エンニュイ
14:30 暁月-AKATSUKI-/teamキーチェーン
18:00 劇団☆kocho/EVKK/エレベーター企画
<11月18日 (月)>
12:00 WAO!エンターテイメント/fukui劇
15:30 エンニュイ/つぼみ大革命
19:00 劇団さいおうば/暁月-AKATSUKI-
<11月21日 (木)>
15:30 EVKK/エレベーター企画/The Stone Ageヘンドリックス
19:00 teamキーチェーン/劇団☆kocho
<11月22日 (金)>
15:30 つぼみ大革命/劇団さいおうば
19:00 WAO!エンターテイメント/エンニュイ
<11月23日 (土)>
11:00 暁月-AKATSUKI-/fukui劇
14:30 EVKK/エレベーター企画/劇団☆kocho
18:00 teamキーチェーン/The Stone Ageヘンドリックス

【上演時間】
ティーチイン(質疑応答)含む2時間20分を予定

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