9月26日(土)に下北沢 ザ・スズナリにて開幕した、ONEOR8「台所の女たちへ」から演出の田村孝裕からコメントがと届いた。
<作・演出 田村孝裕 コメント>
かつてのお葬式は賑やかでした。故人のお人柄もあるのでしょうが、特に通夜振る舞いの席は普段の飲み会以上に盛り上がります。参列者のみならず故人をももてなす日本固有のおもてなし文化。それを下支えしてきたのは間違いなく女性です。
全ての女性にリスペクトを込めて「台所の女たちへ」を書きました。
本作は昭和・平成・令和のお葬式を舞台にした女たちの群像劇です。
慎ましやかで逞しく、華やかで賑々しい俳優陣の共演をどうぞご堪能ください。
本作は、劇団にとって初となるザ・スズナリでの3週間公演であり、ONEOR8の新たな挑戦となる作品です。今回は、それぞれに異なる個性と魅力を持つ客演陣を迎え、2チーム編成で上演。現在は恩田組が上演中、10月5日には山口組が初日を迎えます。劇団の持ち味である濃密な会話劇に、多彩な表現者たちが新たな息吹を吹き込みます。同じ物語でありながら、出演者の組み合わせによって生まれる異なる表情も、本公演ならではの見どころです。
<あらすじ>
軍事産業で財を成したフタムラ製作所、三代⽬である⼆村儀之介の屋敷。
舞台は儀之介が亡くなった通夜当⽇、その台所である。
喪主を務めるのは妻の美代。彼⼥は第⼆次世界⼤戦で両親を亡くし、⼥中として⼆村家に雇われた。
戦争被害者の美代が軍事会社の⼥中になるという⽪⾁のような運命と、「戦争で儲かる会社などあってはならない」と世襲問題に悩む儀之介。
戦争に翻弄されながら出会った⼆⼈は 60 年前に結ばれ、やがて⼀⼈娘の千⾥を授かる。 千⾥を始め、儀之介の妹たちや姪っ⼦たちとともに、台所で思い出話に花を咲かせていると、とある年輩の⼥性が娘を連れて弔問にやってくる。
それは 40 年前の、⼆代⽬の通夜の出来事……
跡継ぎ問題に揺れる⼆村家に、「儀之介さんの⼦供を授かった」とやってきた⼥性だ。 フタムラ製作所は儀之介を最後に世襲は途絶え、現在は⼈の⼿に渡っている。
この屋敷も儀之介の死をきっかけに取り壊すことになっていた。
これは⼆村家の衰退と、跡継ぎ問題に揺れながら台所を守ってきた⼥たちの、60 年の物語である。
<公演情報>
ONEOR8「台所の女たちへ」
【作・演出】田村孝裕
【出演】
<恩田組>
恩田隆一、和田ひろこ
田中真弓、井上加奈子、西山水木、福島マリコ、上田桃子、福圓美里、内山ちひろ、高畑こと美、中野渡亜未、高乃麗
<山口組>
山口森広、冨田直美
音無美紀子、駒塚由衣、大草理乙子、かんのひとみ、幸田尚子、高野ゆらこ、工藤さや、里内伽奈、米田マナ海、榊原郁恵
【会場】ザ・スズナリ
【日時】2026年9月26日(土)~10月12日(月)
<恩田組>9/26~10/4(9/29は休演日)
<山口組>10/5~10/12(10/8は休演日)
【料金】全席指定・税込
一般前売 6,500円/一般当日 7,000円
U-25(25歳以下) 4,000円
電子チケット特別価格 6,000円
【劇団サイト】 https://wp.oneor8.net/
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