2023年に東京⼤学で旗揚げし、緻密な⼈間描写や、濃密な世界観、妥協のない「性」や「愛」の描写をもって、独⾃の視点から現代社会を描き、徐々に注⽬を集める若⼿演劇ユニット「ド・パールシム」の新作公演『アンドガール』が5⽉20⽇(⽔)〜24⽇(⽇)に⼩劇場楽園にて上演される。
都内郊外のある⼩さな公園の片隅にある⼩さなテントにヤエコという⼥性が暮らしていた。
⾝寄りがない彼⼥の元には、毎⽇のように男が訪れては帰っていく。
ある⽇、彼⼥は「家族ごっこ」を始める。
周りの⼈々を巻き込み、公園の⽚隅に「理想の家族」を⼿探りで作っていく。
そんな中、彼⼥の同郷を語るリクオという男性が現れる。
そして彼⼥らの過去を巡り、その「家族」は徐々に現実と遊びの境界を曖昧にし、狂気を帯びていくのであった。
丙午を迎える2026年。
井原⻄鶴『好⾊五⼈⼥』⼋百屋お七の物語を元に、「⼥性の姿」「家族の姿」を描き出す、この現実世界の⽚隅の1⽇の物語。
✪公演情報
ド・パールシム#4『アンドガール』
【作・演出】
新井孔央(ド・パールシム)
【出演】
⼿塚⽇南⼈ 佐倉千咲 岡野⼀平 あり紗 鈴⽊楓加 荒井涼 草加陽⼦(ド・パールシム)
【公演⽇程】
5⽉20⽇(⽔) 19:00
5⽉21⽇(⽊) 14:00/19:00
5⽉22⽇(⾦) 14:00/19:00
5⽉23⽇(⼟) 14:00/19:00
5⽉24⽇(⽇) 14:00
(開場は開演の30分前)
【会場】
⼩劇場 楽園(〒155-0031 東京都世⽥⾕区北沢2丁⽬10-18京王井の頭線、⼩⽥急線「下北沢駅」東⼝改札より徒歩3分)
【料金】
*全席自由席 受付順にご入場いただけます
予約【⼀般】 4000円/【学⽣】 3000円(要学⽣証)
当⽇【一律】 4300円
応援チケット 7000円(上演台本、公演限定グッズ付き)
ド・パールシムの4本⽬の作品は「家族」と「⼥性」をめぐるお話です。⼥性に対する差別的な迷信である「丙午」を迎える今年2026年、今まで歴史的に積み上げられ、普通のものとして通り過ぎている家族の中の⼥性のあり⽅を描きたいと思い、「丙午」の端緒となった⼥性である「⼋百屋お七」をモチーフに本作品を創作いたします。
今までの歴史が作り上げてきた男⼥という⼀⾒固定化されたもの、その中での⼥性へ注がれてきた視線を描くことは、#2『ヴァージニティー』でも描いたド・パールシムが向き合ってきたテーマです。本作品『アンドガール』は⽂字通りの通り「and girl」。どこまでも付き纏う「⾃分は⼥である」という現実に縛られて⽣きる⼥性の姿を描く物語です。そこから⽣まれる⼥性の、はたまた⼈間の愛とエゴイズムを克明に描いていきます。悲劇的な現実を⽣きる登場⼈物の姿を⼒強く描いた作品です。本作品が、我々が⼈間が普段普通に受け⼊れている男⼥というものを新しい視点から捉え直し、劇世界を超えたエネルギーを持つものになると信じています。
「⼋百屋お七」の話を読んで、僕は欲望や性愛に対して正直で必死な⼈間の姿は、とても愚かで、しかしそんな中に美しさを感じます。そんな美しさ現代に落とし込み、多くの⼈に感じて欲しい。きっと、本作品はどこか観客の皆様が⾃分のこと、⾃分の⽣きる世界のことだと思えるでしょう。そして粗野で暴⼒的な彼ら彼⼥らの姿から、もっと⾃分のこと、はたまた⼈類全体のことを素敵だな、好きだなって思える作品になるはずです。「⼈間」のことを愛するこの場を、⼀⼈でも多くの⼈々と共有できますように。ド・パールシム 新井孔央
‹ド・パールシムについて›
新井孔央(作・演出)と草加陽⼦(俳優)による演劇団体
2023年4⽉、「劇団ド・パールシム」として東京⼤学で新井孔央が旗揚げ。2024年3⽉より演劇団体「ド・パールシム」として現体制で活動。〈⽬を逸らせない⼈間の耽美さ〉をテーマに掲げ、その場でおこる空気感や⼈間の細かい感情全て会話のみで描く、独特の世界観の作品で評価を得ている。
作・演出の新井孔央は著作『杳たる⽉』で⽇本劇団協議会主催「⽇本の劇」戯曲賞2023佳作受賞。無隣館インターナショナル選出。
草加陽⼦は、コクーンアクターズスタジオ三期⽣。
web…https://www.do-parusimu-engeki.com
X(旧Twitter)…https://x.com/do_parusimu
メールアドレス…gekidan.doparusimu@gmail.com