公益財団法人国立劇場おきなわ運営財団による『組踊「二童敵討」(にどうてきうち)』が2022年2月12日(土)に国立劇場おきなわ 大劇場(沖縄県浦添市)にて上演されます。チケットは発売中です。
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「二童敵討」ダイジェスト版(15分版)日本語字幕
https://youtu.be/rehy1C19e78
組踊の祖・玉城朝薫の五番の中から仇討物の傑作「二童敵討」を上演いたします。1719年、組踊の歴史は本作品と「執心鐘入」によって始まりました。現在でも大変人気の高い作品です。今回は立方指導に真境名律弘氏、地謡指導に比嘉康春氏を迎え、中堅の実演家達による活気に満ちた見どころあふれる舞台をお楽しみください。第一部では古典舞踊、雑踊の中から選りすぐりの演目を披露いたします。
-演目-
【第一部】
「稲まづん」 具志なおみ
「揚作田」 山城紀子 宮平友子
「波平大主道行口説」 嘉手苅林一
「むんじゅる」 比嘉加奈子
「鳩間節」 玉城侑香李
【第二部】
組踊「二童敵討」
立方指導 :真境名 律弘
地謡指導 :比嘉 康春
【あらすじ】
勝連城主のあまおへは、天下取りの野望のため邪魔者であった護佐丸に逆賊の汚名を着せて、滅ぼします。敵の一族郎党まで根絶やしにしたと、すっかり安心していますが、護佐丸の子である兄・鶴松と弟・亀千代は、落城のさ中に逃げおおせていました。二人はあまおへが野遊びをすると聞きつけ、母親に敵討ちの許しを乞います。母は二人に父の形見の短刀を授け、つらい気持ちをこらえて送り出します。
あまおへ一行が酒盛りをしているところに、鶴松と亀千代は踊り子になりすまして近づきます。兄弟二人は、踊りを見せ、酒を注いであまおへを酔わせていきます。そして隙をうかがい、首尾よく父・護佐丸の仇を討ち果たすのでした。
【配役】
あまおへ :宇座 仁一
鶴松 :田口 博章
亀千代 :仲村 圭央
母 :真境名 律弘
供1 :石川 直也
供2 :佐喜眞 一輝
供3 :新垣 悟
きやうちやこ持ち:伊藝 武士
【地謡】
(歌三線)比嘉康春 喜納吏一 佐久田朝太 徳田泰樹
(箏) 大城礼乃 (笛) 豊里美保
(胡弓) 前田博美 (太鼓) 横目大通
※演目・出演者等は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
公演概要
『組踊「二童敵討」(にどうてきうち)』
期間:2022年2月12日(土) 14時開演
会場:国立劇場おきなわ 大劇場(沖縄県浦添市)
■チケット料金
全席指定:3,500円(税込)