赤信号劇団15回公演 劇団KAKUTA 桑原裕子新作書き下ろし『誤餐』上演決定

赤信号メンバー(渡辺正行・ラサール石井・小宮孝泰)が室井 滋ほか新進気鋭の俳優陣を迎えて28年ぶりの演劇公演

<赤信号結成・43年記念公演>赤信号劇団第15回公演 『誤餐』(ごさん)が2023年3月25日(土)~4月2日(日)にザ・スズナリ(東京都世田谷区北沢1丁目45-15)にて上演されます。チケットはカンフェティにて2月4日(土)より発売開始です。

お笑い芸人コント赤信号が、どうしても芝居がしたくて事務所社長に直訴して始めたのが赤信号劇団。
第一回公演は1984年「マゼランブルー」出演は室井滋、近藤芳正、肥後克広(ダチョウ倶楽部)。
回を重ね1995年の第14回公演「イメルダ」(作三谷幸喜、演出渡辺えり)以来28年ぶりの第15回公演!
再び室井滋とタッグを組み、さらに新進気鋭の那須凜、岩男海史、KAKUTAの若狭勝也を加え、子供時代にコント赤信号を見て育った鬼才桑原裕子の掌に乗って踊る!
実に40年ぶりに初演の地スズナリに舞い戻り「赤信号」芝居の原点に帰る‼️

桑原裕子の新作書き下ろし、このメンバーで描く世界観に乞うご期待。

<STORY>
大学で教鞭を執る逆井戸教授(渡辺正行)のもとへ、ひさしぶりにかつての恋人、永久子(室井滋)が訪ねてくることになった。
永久子の息子(岩男海史)が逆井戸の勤める大学の生徒で、普段から息子が懇意にしてもらっている御礼に昼食でも、ということになったのだ。
永久子はかつて教授が最も愛し、最も苦しめられた女だった。
ざわつくようなときめくような。
密かに泡立つ気持ちを抱いて再会の支度をするため珍しく自宅に帰った教授は、妻の間男(小宮孝泰)が昼寝をしているところに遭遇する。
なぜか妻(那須凜)は出掛けていて、不在。間男だけがのんきに寝こけていた。
若い妻が浮気をしていることは知っていた。だが、なぜこんな…自分よりも冴えない男なのか……?
下着姿で縮こまる中年男を怒るに怒れず、昼休みが終わるまで教授は間男と共に妻を待つのだが、そうしてる間にも永久子がこちらへ向かっていた。
更に、永久子の夫で教授の旧友・源三(ラサール石井)が、そんな永久子を追ってきて……加えて教授の不在を案じてやってきた大学の教員仲間(若狭勝也)まで巻き込まれ、事態は混乱してゆく。
ささやかな邂逅のひとときを過ごすはずだった午餐会は、まちがいだらけの暗雲立ちこめる“誤算会”へと発展してゆくのだった――

赤信号劇団とは

1984年赤信号メンバーにより「赤信号劇団」を旗揚げ。コントとは一線を画した演劇に特化した作品を目指す。第1回公演は下北沢ザ・スズナリにて「マゼラン・ブルー」(作:鴻上尚史 演出:川村毅)以降1995年の14回公演「イメルダ」(作:三谷幸喜 演出:渡辺えり子)(本多劇場)まで定期的に上演。
2023年3月、28年ぶりに15回公演を旗揚げと同じくザ・スズナリにて上演。
KAKUTAの桑原裕子による新作書き下ろしとなる

コント赤信号(渡辺正行・ラサール石井・小宮孝泰)
当時大学生であった渡辺正行(わたなべまさゆき)と小宮孝泰(こみやたかやす)、ラサール石井(らさーるいしい)がテアトル・エコー養成所時代に出会い、3人でコント活動を始め1977年に「コント赤信号」を結成。渋谷道頓堀劇場で修行を積む。1980年「花王名人劇場」でテレビデビュー。「オレたちひょうきん族」等、多岐に活躍。“暴走族コント”でお茶の間に浸透する。
現在はつかず離れず活動中。

プロフィール

作・演出:桑原裕子(くわばら ゆうこ)
劇団KAKUTA主宰、俳優・劇作・演出を務める。テレビ、ラジオ、映画の脚本、舞台への作・演出など、多方面で活躍の場を拡げている。2007年KAKUTA『甘い丘』で、09年に第64回文化庁芸術祭・芸術祭新人賞(脚本・演出)受賞。15年『痕跡』で第18回鶴屋南北戯曲賞受賞。18年『荒れ野』が第5回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞、19年第70回読売文学賞戯曲・シナリオ賞受賞。また、劇団作品『ひとよ』が白石和彌監督で映画化された。近年の作品に、NHK「昭和歌謡ミュージカル また逢う日まで」脚本、新国立劇場「ロビー・ヒーロー」演出など。18年穂の国とよはし芸術劇場PLAT芸術文化アドバイザーに就任。

渡辺正行(わたなべ まさゆき)
1956年千葉県生まれ。
大学在学中にラサール石井、小宮孝泰とコント赤信号を結成。「花王名人劇場」(1980年)でデビュー。暴走族コントなどで人気を得る。その後、「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」では逸見政孝と共に長年に渡って司会者を務めた。そして自身が主宰する「ラ・ママ新人コント大会」では若手芸人の育成も行い、近年では漫才・コント番組賞レースの審査員を務めるなど、笑いというジャンルでオールマイティな活躍をしている。

ラサール石井(らさーる いしい)
1955年生まれ大阪府出身。77年に渡辺正行、小宮孝泰とコント赤信号を結成。以降バラエティ番組を中心に活躍。現在は俳優·声優、舞台の演出·脚本でも才能を発揮。2015年には原案·作詞·演出を努めた「HEADS UP!」で第23回読売演劇大賞優秀演出賞を受賞。近年の出演作「世界は笑う」ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出、GMN°5「赤裸裸」澤田育子演出。今年は「赤信号劇団公演」他5作品の舞台出演が控える。
1955年生まれ大阪府出身。77年に渡辺正行、小宮孝泰とコント赤信号を結成。以降バラエティ番組を中心に活躍。現在は俳優·声優、舞台の演出·脚本でも才能を発揮。2015年には原案·作詞·演出を努めた「HEADS UP!」で第23回読売演劇大賞優秀演出賞を受賞。近年の出演作「世界は笑う」ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出、GMN°5「赤裸裸」澤田育子演出。今年は「赤信号劇団公演」他5作品の舞台出演が控える。

小宮孝泰(こみや たかやす)
神奈川県出身。1980年コント赤信号としてデビュー。30代からは俳優活動に専念。2004年文化庁文化交流使としてロンドンに演劇留学。一人芝居の英語公演に挑む。舞台『星屑の会』全シリーズ、『ベニスの商人』、『ゴドーを待ちながら』、ドラマ『相棒』、映画『わが母の記』など。初エッセイ『猫女房』も発売中。

室井 滋(むろい しげる)
早大在学中より映画に出演以降、多くの映画賞や芸能賞を受賞。‘22年映画「七人の秘書THE MOVIE」、’23年公演「喜劇 老後の資金がありません」に出演。また、絵本『タオルちゃん』(金の星社)、『しげちゃんのはつこい』(金の星社)、『会いたくて会いたくて』(小学館)他電子書籍化含め著書多数。全国各地でしげちゃん一座絵本ライブを開催中。

那須 凜(なす りん)
東京都出身。2015年、劇団青年座に入団し、「横濱短篇ホテル」「砂塵のニケ」「アルビオン」などに出演。外部での近年の主な舞台に「人形の家part2」「湊横濱荒狗挽歌」「ザ・ドクター」「貧乏物語」「ザ・ウェルキン」「人間ぎらい」21年、東京オリンピック開会式セレモニーに出演。2022年第29回読売演劇大賞杉村春子賞受賞。2023年1月18日より「おやすみ、お母さん」(風姿花伝)上演が決定している。

岩男海史(いわお かいし)
東京都出身。衣装家の両親のもと、幼少より芸能と携わる。
俳優活動のほかにも舞台衣装やスタイリスト、演劇団体の代表なども務める。近年の舞台出演作に、和田憲明 演出作品や、鄭義信 演出作品、岩井秀人演出『投げられやすい石』、栗山民也演出『日本人のへそ』、マキノノゾミ演出『モンローによろしく』、シスカンパニー公演『友達』『奇蹟』、井上裕朗演出『The Pride』など
TVドラマ「拾われた男」(NHK)、「ナンバMG5」#4「親愛なる僕へ殺意をこめて」(以上CX)など。

若狭勝也(わかさ かつや)
1974年8月31日生まれ 大阪市出身 劇団KAKUTA.所属
ブラジル、ちからわざ、イキウメ、ペテカンほかへの客演。またTV、映画、CMなど映像の分野でも活躍している。
近年出演舞台に、「或る、ノライヌ」(21)、「ひとよ」(20)(以上KAKUTA)。ペテカン「ピアニッシモ」(22)ほか。

公演概要

<赤信号結成・43年記念公演>赤信号劇団第15回公演 『誤餐』(ごさん)
公演期間:2023年3月25日(土)~4月2日(日)
会場:ザ・スズナリ(東京都世田谷区北沢1丁目45-15)

作・演出:桑原裕子

■出演者
渡辺正行、ラサール石井、小宮孝泰/室井 滋、那須 凜(青年座)、岩男海史、若狭勝也 (KAKUTA)

■公演スケジュール
3月25日(土)18:00
3月26日(日)13:00/18:00
3月27日(月)19:00
3月28日(火)14:00/19:00
3月29日(水)14:00
3月30日(木)14:00/19:00
3月31日(金)19:00
4月1日(土)13:00/18:00
4月2日(日)13:00
※開場は開演の30分前
※未就学児の入場はご遠慮いただきます。

■チケット料金
全席指定:6,800円(税込)

【お問合せ】
石井光三オフィス
03-5797-5502(平日12:00~18:00)
公式ホームページ
https://ishii-mitsuzo.com/

2月4日(土)よりチケット発売開始

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