狂言 和泉流宗家による、女性狂言師50年祝賀記念公演 ~和泉慶子「三番叟」披キ・和泉采明「千歳」披キ~『第32回和泉姉妹の会』が令和4年5月17日 (火)に国立能楽堂(東京都渋谷区)にて上演されます。
女性狂言師50年祝賀・十世三宅藤九郎継承35年記念公演 上演決定!
史上初・女性狂言師の歴史が50年を迎える快挙を祝う公演です。
成人した女性のプロ狂言師というのは狂言600年の歴史上記録がありません。男性社会だと思われている狂言(能楽)の世界で、史上初の女性狂言師・和泉淳子が舞台50年を迎えました。平成元年に上演したデビュー公演「史上初女性狂言師誕生記念公演」を振り返り、祝言曲「張蛸」のシテ(主役)を演じます。さらに本公演では、次世代を担う現役女子大生の女性狂言師・和泉慶子が、最高の格式を誇る「三番叟」を初演!
また、加賀百万石の前田家お抱え狂言師・三宅藤九郎が、加賀藩だけに伝わる加州御狂言を100年ぶりに上演いたします。
<女性狂言師について>
https://www.tokuro.com/woman/woman.html
狂言 和泉流宗家
狂言和泉流宗家は日本の伝統芸である狂言の二大流儀の一つであり、本年2021年までに583年の歴史を数え、東京を中心に日本全国・世界各地で狂言の公演を行なっています。
和泉流は後花園天皇の御代に発し京都山科を中心に流儀を保ち、七代目宗家から尾張徳川藩祖に召抱えられ和泉守に任官、百石の扶持を与えられ大阪夏の陣にも参加したと伝えられております。尾張に居を移す以前京都に於いては永く近衛候の庇護を受け、和泉流の定め扇も「近衛引」と称するものがこの頃の姿を伝えています。今日二十代、五百八十余年の伝統を誇る日本狂言界の二大流儀の一方を代表する流儀として和泉元彌が和泉流二十世宗家を継承し、その責任を全うすべく一門とともに国内外で狂言の生存・伝承・普及に努めています。
宗家とは・・・一、 宗家の家は必ず系譜にもとづいて伝世している。 それによって宗家の位置が確認できる。一、 宗家の家には必ずこれを支える系譜がある。 宗家とは、この系譜によってのみ定められる。一、言葉を変えて表現すれば宗家の正統性はその系譜によって認証される。 これがわが国の宗家制度の根源的な考え方、つまり定義様式である。
公演概要
女性狂言師50年祝賀記念公演 ~和泉慶子「三番叟」披キ・和泉采明「千歳」披キ~
『第32回和泉姉妹の会』
公演日時:令和4年5月17日 (火) 午後7時開演/6時15分開場(午後9時終演)
会場:国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
■出演者史上初女性狂言師: 和泉淳子 / 十世三宅藤九郎 / 和泉采明 / 和泉慶子 / 和泉元聖 / 和泉和秀 / ほか
二十世宗家: 和泉元彌
■スタッフ
主催: 和泉姉妹の会、和泉流宗家
後援: 和泉宗家後援会、和泉流宗家宗家会
■チケット料金
SG指定席:12,000円(正面指定席)
S席:10,000円(脇正面自由席)
A席:7,000円(中正面自由席)
(税込)
【カンフェティ限定割引】
S席:10,000円(脇正面自由席) → カンフェティS席:9,000円!
公式ホームページ
https://www.tokuro.com
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