演劇界を縦横無尽に駆け巡る俳優・成河が『ハムレット』に挑み
気鋭の演出家ニシサトシと「現代にアップデートされたシェイクスピア」を立ち上げる
■企画について
本作は、小劇場から大劇場まで、台詞劇からミュージカル、身体表現作品まで縦横無尽に活躍する俳優・成河と、長年にわたりシェイクスピア作品の上演と研究を重ねている気鋭の演出家ニシサトシによる共同企画からスタートしています。
成河とニシは以前よりシェイクスピア作品の「現代語」による上演に挑戦してきており、この度、長期の準備期間を設け『ハムレット』を徹底的に戯曲分析した上で、現代の「話し言葉」にて上演するという構想を持ちました。この取り組みに風姿花伝プロデュース代表の那須が、シェイクスピア上演のみならず翻訳劇上演全般に及ぶ新たな可能性を感じプロデュースすることとなりました。
長期間の稽古において英語原文や既存の代表的翻訳(松岡和子、小田島雄志、河合祥一朗、福田恆存など)を丁寧に読み解いた上で、俳優自身が「自分の言葉」で再構築していく創作プロセスをとり、同時にコーポリアルマイムやスズキメソッドなど身体性を重視したアプローチも並行しながら重層的に創り上げていきます。
本作は、シェイクスピア好きの方のみならず、古典作品に苦手意識のあるお客様にとっても身近に感じていただけるような「アップデートされたシェイクスピア」として、これまでにない角度から新鮮な感動をお届けする他に類を見ない『ハムレット』になるものと考えています。
演出:ニシサトシ
東京大学在学中より劇団小鳥クロックワークを立ち上げ、2002年利賀演出家コンクールにてイヨネスコ
『二人で狂う』の演出で優秀演出家賞を受賞。05年劇団解散。
10年の活動休止を経て、16年にチョウソンハ(成河)・池田有希子の二人芝居『マクベス』を演出し好評を博す。18年静岡県舞台芸術センター(SPAC)でイヨネスコ『授業』。19年度は新国立劇場の第1期こつこつプロジェクトにて『リチャード3世』のリハーサルを1年間行う。24年にこまばアゴラ劇場にて演出したシェイクスピア『オセロー』(滋企画)が高評価を得る。
出演:成河(そんは/Songha)
東京都出身。大学時代から演劇を始め、北区つかこうへい劇団などを経て舞台を中心に活動。08年文化庁芸術祭演劇部門新人賞、22年に紀伊國屋演劇賞個人賞、11年と25年に読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。近年の主な出演作に、舞台:『髑髏城の七人』Season 花、『エリザベート』、『子午線の祀り』、『スリル・ミー』、『タージマハルの衛兵』、『フリー・コミティッド』、『建築家とアッシリア皇帝』、『ある馬の物語』、『ねじまき鳥クロニクル』、『ピローマン』、『ライオン』、『イリュージョニスト』、『チ。―地球の運動について―』など。映像では、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など。

■公演概要
公演名:『ハムレット』
日程:2026年6月22日(月)〜7月12日(日)
劇場:シアター風姿花伝(東京都新宿区中落合2-1-10)
作:ウィリアム・シェイクスピア
上演台本:松岡和子訳をベースとしたオリジナル上演台本
演出:ニシサトシ
出演:成河 永井茉梨奈 林田航平 矢野昌幸 ほか
美術:香坂奈奈
照明:岩城 保
音響:加藤 温
プロデューサー:那須佐代子
協力:(株)ブルー・ジュピター
主催:合同会社風姿花伝プロデュース
