MADO-machine the 1st performance『CELL/AUTOMATIC』

MADO-machine the 1st performance『CELL/AUTOMATIC』

第5回田畑実戯曲賞大賞、第22回AAF戯曲賞特別賞受賞
新進気鋭の劇作家による旗揚げ公演

MADO-machine the 1st performance『CELL/AUTOMATIC』

川辺恵が主宰するソロパフォーマンスユニットMADO-machineの旗揚げ公演である『CELL/AUTOMATIC』が、5月2日(金)から4日(日)まで神奈川・スタジオHIKARIで上演される。

川辺は京都芸術大学の卒業制作として発表した『ラブの餓⻤道』で第5回田畑実戯曲賞大賞受賞、その翌年に『往復する点P』で第22回AAF戯曲賞特別賞受賞を受賞した新進気鋭の劇作家・演出家で、関東圏での上演自体今回が初めて。今回の作品は、作劇のためのリサーチとして多くの生活者へ膨大な数のアンケートを実施した。そこから浮き上がる圧倒的なリアリティを持つそれぞれの生活実態は、すべてひとりの俳優(⻄山晴香)から語られる。

作品概要

近畿地方のとあるニュータウン。そこに存在する大型スーパーマーケット周辺にゆるやかに進行する小さな異変が観察された。某大学公衆衛生学研究室チームが内密に調査を進めるも、緊急性なしとして、その調査はすぐに打ち切られる。その記録の中から、20代、30代の生活に関する証言を抜粋する。

川辺恵 コメント

私たちは、自動的に散らかし続け、片付け続けるプログラム。健康と発展という夢を追って、レタスが、かつ丼が、⻭ブラシが、親指が、胃液が、ヘモグロビンが、水が、DNAが、宇宙が、複製と移動を続けてきました。レジを打ちながら、そのことをずっと考えています。

MADO-machine
the 1st performance
マグカルシアター2025参加作品
『CELL/AUTOMATIC』

作・演出:川辺恵
出演:西山晴香

日程:2025年5月2日(金)〜4日(日)
会場:スタジオHIKARI (JR桜木町駅徒歩8分)

タイムテーブル:
5月2日(金) 14:00/19:00
5月3日(土) 14:00/19:00
5月4日(日) 14:00
※受付開始・開場は開演の30分前
※全席自由席

料金:一般3,000円/高校生以下500円
※予約・当日共通価格。現金精算のみ。
※高校生以下チケットご購入の場合、当日受付にて要証明書。

スタッフ
音響:永田那由多
映像:十川明
照明・舞台監督:松林京子
宣伝美術:川辺実和
制作:白石ころ
主催:神奈川県 MADO-machine

公式X:https://x.com/MADO_machine
Instagram:https://www.instagram.com/mado_machine/

MADO-machine(マドマシン)
生きていることの不思議を共有するためのパフォーマンスを制作する川辺恵によるパフォーマンスユニット。

川辺 恵
1998年京都生まれ。京都芸術大学舞台芸術学科卒。
『ラブの餓鬼道』で第5回田畑実戯曲賞受賞。『往復する点P』で第22回AAF戯曲賞特別賞受賞。
生きることの持つ逃れようのない恐怖を浮かび上がらせることを目標としている。

西山晴香
京都出身の役者。大学卒業後に上京し、フリーで活動中。演技では相手の感情や動きを見逃さぬよう注意を払い、舞台上、会場内のあらゆる要素との調和を重視する。

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