【京都公演開催決定!】鼓童十二月特別公演「山踏み」

毎年恒例の春秋座公演で体感する新しくも奥深い鼓童の最新作!

宣伝美術:服部浩臣(COM Works) 写真:岡本隆史

2024年12月14日(土)、15日(日)に京都芸術大学内、京都芸術劇場 春秋座にて鼓童十二月特別公演「山踏み」の上演が決定!この最新作は、韓国太鼓(チャンゴ)演奏家のチェ・ジェチョル(崔在哲)氏をゲストに迎えた特別共演作品。
「身体性、音楽性、精神性」この三本の柱を足元から見つめ、新しくも奥深い、そして鼓童らしさを兼ね備えた舞台を京都・春秋座でぜひ、お楽しみください!

公演の見どころ

撮影:岡本隆史

Ⅰ.チャンゴ演奏家のチェ・ジェチョル氏と共に鼓童の原点を探るプロジェクト型作品

この最新作にて、鼓童が共演するのは韓国の伝統打楽器である韓国太鼓(チャンゴ)演奏家のチェ・ジェチョル(崔在哲)氏。チェ氏は、太鼓のリズムと源流を追い求め、自身とチャンゴを深く理解するために始めた太鼓と共に遊行する『チャンゴウォーク』の活動を行っています。チェ氏との交友を端緒に、今年2024年1月から始めた「太鼓ウォーク」は、『山踏み』初演となる11月佐渡公演までに佐渡一周(約280キロ)をたたき歩くプロジェクト。より深い太鼓表現を求め、鼓童のホームである佐渡をなぞるように歩き太鼓をたたいてきたその音の向こうに、佐渡島と鼓童の原点を感じてみてください。

Ⅱ.生まれたばかりの郷土芸能も交えた新たな舞台表現

鼓童の舞台は、鼓童が感動した日本各地の民俗芸能を地域の方から教わり佐渡に持ち帰って練り上げた演目やメンバー自身が旅先で出会った人々や風景、様々な音やリズムを糧に独自の表現として産み出された作品などが美しく構成されています。本公演では、鼓童の40年もの活動で培われ、これまでも看板演目として上演されてきた「三宅」や「大太鼓」などに加え、2021年に誕生したばかりの郷土芸能も交えた演出構成。元鼓童研修所修了生が地元で興した、歩きながら太鼓をたたく「サエキ囃子」を演奏する実験的な舞台に要注目です。

Ⅲ.歩みの中から生まれてくる根源的なリズム

本公演の演出を担う鼓童のサウンドメーカー、住吉佑太が鼓童の原点に立ち返り、より深く、足腰から太鼓表現を見直すことを考えていた中、「歩みの中からうまれてくるリズム」を提唱するチェ氏、歩きながら太鼓をたたく「サエキ囃子」との出会いから作品作りに繋がったという本作。佐渡の自然の中で歩きながら見えてくる体験や、一緒に歩く中で五感で体得するリズムを探求し、作り上げる最新作かつ共演作です。太鼓の音の粒やより明確に美しく聞こえるヒノキ舞台を有する歌舞伎劇場・春秋座で鼓童が奏でる音の風景をお楽しみください。

太鼓芸能集団・鼓童について

新潟県佐渡島を拠点に太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団です。1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。以来50以上の国と地域で7,000回を越える公演を行っています。2021年には創立40周年を迎えました。劇場公演のほか、小中高校生との交流を目的とした「交流学校公演」、ワールドミュージック・クラシック・ジャズ・ロック・ダンスパフォーマンスほか異なるジャンルの優れたアーティストとの共演や、世界の主要な国際芸術祭、映画音楽等へ多数参加しています。(撮影:岡本隆史)

京都芸術劇場(Studio21・春秋座)について

2001年に京都芸術大学(旧名称 京都造形芸術大学)内に開設された、国内の高等教育機関では初めて実現した大学運営による本格的な劇場です。主に歌舞伎の上演を想定してつくられた大劇場=春秋座と、主に現代演劇・ダンスの上演を想定してつくられた小劇場=studio21という、まったくタイプの異なる二つの空間から成り立っており、伝統演劇・芸能から最先端のマルチメディア・パフォーマンスまで、現代の多様な舞台芸術(=performing arts)を幅広くカバーできる施設を誇っています。
舞台芸術を通じて京都における伝統と創造の姿を全国へ、そして世界へと発信しています。

公演概要

鼓童十二月特別公演「山踏み」

日時:2024年12月14日(土)、15日(日)
両日とも13時開演 ※開場は開演の30分前
会場/京都芸術劇場 春秋座 (京都芸術大学内)

演出:住吉佑太+チェ・ジェチョル(崔在哲)
鼓童出演者(予定):
中込健太、小松崎正吾、住吉佑太、地代純、鶴見龍馬、北林玲央、木村佑太、平田裕貴、定成啓
中谷憧、新山萌、野仲純平

チケット(発売中):
特典グッズ付きプレミアム席 12,000円(席数限定)
一般 6,500円
京都芸術劇場友の会 6,000円
学生&ユース 3,000円(100席限定)
<全席指定・税込>
※ユースは25歳以下が対象。学生&ユースは身分証明書をご提示下さい。
※未就学児の入場はご遠慮ください。

主催:京都芸術大学 舞台芸術研究センター
後援:京都市教育委員会、京都新聞、KBS京都
企画・製作:北前船

<お問合せ>
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116  
TEL:075-791-9207
URL:https://k-pac.org

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