KAAT 神奈川芸術劇場2024年度シーズンチケット<2期>発売&公演詳細発表!

KAAT 神奈川芸術劇場2024年度シーズンチケット<2期>発売&公演詳細発表!

KAAT 神奈川芸術劇場は、2021年 4月の長塚圭史芸術監督就任以降、4月~8月をプレシーズン、9月~翌年3月をメインシーズンとするシーズン制を導入し、メインシーズンにはシーズンタイトルを設け、年間のプログラムを実施しています。

2024年度のメインシーズンタイトルは「 某(なにがし)」
私でありあなたでもあるかもしれない某、意志を持ってあるいは意志なくして正体を無くした某、また大きな思想や金儲けのために生み出される某、そして今日も一日働いて誰に褒められることもなく社会を支えている某。「 某(なにがし)」のレンズを通すと、果たして何が見えてくるのでしょうか。
この「 某(なにがし)」をタイトルに、シェイクスピア作品から日本文学の舞台化、現代のテクノロジーと身体を問う実験的なプログラム、新作戯曲、国際共同制作等、多彩な作品が製作されます。

今年度も、複数演目のチケットをセットにした「シーズンチケット」を販売。メインシーズンは<1 期><2 期><3 期>に分けられ、シーズンチケット<2 期>の発売日が決定。
シーズンチケットを2期分以上ご購入いただいたお客様は、2025 年度ラインアップ発表会(2025年春実施予定)へご招待!(応募者多数の場合は抽選)

◆シーズンチケット<2期>詳細

チケット料金(全席指定・税込):8,500円 (一般)1,500円お得!
発売日:2024年8月18日(日)

KAAT×山田うん×池上高志『まだここ通ってない』

からだとサイエンスの豊かな共生と発見のためのエンターテインメント開幕

2024年10月18日(金)~10月20日(日) <ホール内特設会場>
構成・演出:山田うん 池上高志
出演:Co.山田うん

10月にメインシーズンとして久しぶりのダンス作品としてお届けするのは、振付家・ダンサーの山田うんと人工生命研究者の池上高志がコンテンポラリーダンスと先端科学のコラボレーションにより、人間とサイエンスの関係を、またアートとサイエンスの関係を探す取り組み、『まだここ通ってない』です。

この作品は2022年から二人が続けているプロジェクトの第二弾。池上高志と、彼が最高科学責任者を務めるオルタナティヴ・マシンによる<原始的なロボットやドローンといった人工生命の群れが、集団としての生命性・生態系を創り出すのではないか>というテーマに、ダンサーの身体が加わることで、人工生命の新たな可能性を探ろうというプロジェクトです。ダンサーたちと原初的なロボットやドローンの群れとの共生、あるいは身体を持たない AI との会話などを通して、ラベルを貼られていないむき出しの「生き物」あるいは「ひと」の存在を浮かび上がらせ、KAAT2024年メインシーズンのシーズンタイトルである「某」(なにがし)を照らします。

KAAT×ケダゴロ×韓国国立現代舞踊団『黙れ、子宮』

気鋭のダンスカンパニー・ケダゴロを率いる下島礼紗による、子宮とキンタマを巡る壮大なダンス作品!

2021年公演より ⓒKNCDC Shut Up Womb

2024年12月13日(金)~12月15日(日)<大スタジオ>
振付・演出・構成:下島礼紗

2024年最後にお届けするのは、韓国国立現代舞踊団(KNCDC)KAAT 神奈川芸術劇場の国際共同制
作により、気鋭のダンスカンパニー・ケダゴロを率いる下島礼紗の新作ダンス公演です。
オウム真理教や連合赤軍のリンチ殺人など集団における狂気や同調圧力をテーマにした『sky』(2018 年)
や、殺人事件で指名手配を受けた整形逃亡犯・福田和子を取り扱った『ビコーズカズコーズ』(2021 年)、世界中に衝撃を与えた船舶事故を題材とし、KAAT で初演した『세월(セウォル)』(2022年)など、下島は常に、ダンス作品としては異色なジャーナリスティックな視点を持ち、実際の事件や社会問題を取り上げながら、創作を通して観客に強烈な印象と鮮烈な問いを投げかけてきました。
『黙れ、子宮』(英題:『Shut Up Womb』)は、下島が韓国国立現代舞踊団(KNCDC)に委嘱を受け彼女自身の身体性にフォーカスを当て、2021年11月に発表した作品です。KNCDC’s Asian ChoreographerProject の一環として、「My family are off-limits(家族は立ち入り禁止)」という公演テーマのもと創られたこの作品は、下島が自身の身体を、韓国の文化の中で読み直して得た「気付き」から始まっています。2024年度メインシーズンのシーズンタイトル「某(なにがし)」が問うように、自分自身が何者であるのかという問題に正面から向き合い、日韓共同制作によるダンスという身体表現を通して、家族という規範の解体や分断、あるいは血のつながりや家族という枠組みから抜け出さざるを得ない個の在り方について、私たちに問いかけてくるのです。

本公演では2021年に発表した作品をベースに2024年度版としてさらに進化させながら再創作し、韓国
のダンサーと、ケダゴロのメンバーを含む10名の日本のダンサーが壮大に綴る新作としてお届けします。

2021年公演より ⓒKNCDC Shut Up Womb

◆取扱い・お問い合わせ
チケットかながわの電話・窓口・WEB にて取扱い(前売のみ・枚数限定)
電話 0570-015-415(10:00‐18:00) https://www.kaat.jp


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