「ネオかぶき」劇団 花組芝居が描く女形×愛憎劇 新作『レッド・コメディ~赤姫祀り~』本チラシ公開 漫画家・波津彬子がイラスト提供

「ネオかぶき」劇団 花組芝居が描く女形×愛憎劇 新作『レッド・コメディ~赤姫祀り~』本チラシ公開 漫画家・波津彬子がイラスト提供

秋之桜子(西瓜糖)書き下ろし 女形としても舞台に立つ加納幸和(花組芝居)が演じる哀しきコメディ

花組芝居公演『レッド・コメディ~赤姫祀り~』が2024年6月21日(金)~6月30日(日)にシアタートラム(東京都世田谷区太子堂4丁目1-1)にて上演されます。チケットはカンフェティにて4月27日(土)10:00より一般販売開始です。

赤姫姿の老醜の女形が車椅子に腰掛けている。
ここは彼岸か?此岸か?

「赤」を身にまとった「男」が紡ぎ出す、いにしえの物語。
白粉で塗り固められた虚構の世界を支える「男」たちの、涙、怒り、そして嫉妬……。
「女形」がはらむその内実を、文壇の愛憎劇に仮託して描く哀しきコメディ。

◆秋之桜子(西瓜糖)×加納幸和(花組芝居)

演劇集団「西瓜糖」の主宰としてその全作品を担当、脚本家として活躍中の秋之桜子と花組芝居のコラボ第二弾が、約 10 年ぶりに実現しました。その作品を通して、人間の「欲」や「闇」を浮き彫りにする秋之と、幼少期から舞台芸術に親しみ、自らも女形として舞台にたつ加納幸和。この二人が描く女形×愛憎劇が、面白くないはずがない!
タイトルの持つ「コメディ」の意味とは?また、「赤姫祀り」とは何なのか?
さらに今回は「舞台上をお客様の名前入り提灯で飾っちゃおう!」の企画も進行中。
シックな劇場に映える赤提灯と赤姫たち。劇団創立 37 年を迎え、さらにディープな世界観を追求する花組芝居の新境地に、ぜひご期待ください。

【公演企画】名前入り提灯で舞台を飾っちゃおう!

赤姫を“祀る”公演にふさわしく、「久しぶりにご贔屓様の名入れ提灯で舞台上を飾りたい!」と座長からの発案。ということで、急遽この企画が立ち上がりました。皆様のお名前入り提灯で“赤姫祀り”の舞台を一緒に飾っていただけませんか?
「自分の名前が出るのはちょっと・・・」という方は、もちろんニックネームやグループ名でもOKです。『レッド・コメディ~赤姫祀り~』の公演終了後は、ご希望の役者のサインを入れて、お手元にお届けいたします。

花組芝居(企画・製作)

1987 年、演出・俳優・作家の加納幸和を中心に結成。「ネオかぶき」と称し、難しいイメージのあった歌舞伎の娯楽性を追及した作風で人気を博す。所属俳優は男優のみ。個性豊かな俳優陣が女形も演じる。近年では、知っているようで知らない『仮名手本忠臣蔵』や『怪談牡丹燈籠』などの全編通し上演で話題を呼んだ。また歌舞伎作品のみならず、漫画原作や海外戯曲など幅広く上演している。

加納幸和プロフィール(座長/構成・演出・出演)

1960 年生まれ、兵庫県尼崎市出身。日本大学藝術学部演劇学科卒業。俳優、演出家、脚本家。1987 年『ザ・隅田川』にて、花組芝居を旗揚げ。今年 37 周年を迎えた劇団の座長としてほぼ全ての作品の脚本・演出を担当し、自らも女形として出演。帝劇・新橋演舞場など大劇場での出演・演出・脚本も多数こなし、ドラマや映画にも進出。また、歌舞伎の豊富な知識を生かしカルチャースクールの講師を勤めるなど、多方面で活躍中。

公演概要

花組芝居公演『レッド・コメディ~赤姫祀り~』
公演期間:2024年6月21日(金)~6月30日(日)
会場:シアタートラム(東京都世田谷区太子堂4丁目1-1)

脚本=秋之桜子(西瓜糖)
構成・演出=加納幸和

■出演者
加納幸和、山下禎啓、桂 憲一、八代進一、北沢 洋、横道 毅、秋葉陽司
磯村智彦、小林大介、丸川敬之、押田健史、永澤 洋、武市佳久 /
佐藤俊彦(花組男子)

■公演スケジュール
6月
21日(金)19時
22日(土)13時・18時
23日(日)13時
24日(月)19時
25日(火)19時
26日(水)14時・19時
27日(木)14時・19時
28日(金)19時
29日(土)13時・18時
30日(日)13時

■チケット料金
一般/7,000円
U-25/2,500円(25歳以下、要身分証提示)
O-70/4,000円(70歳以上、要身分証提示)
高校生以下/1,000円(要身分証提示)
(全席指定・税込)
当日券は各 400 円増し

提携:公益財団法人せたがや文化財団 世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区

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