2024年1月7日(日)~1月28日(日)、日本青年館ホールで上演されるシス・カンパニー公演『シラの恋文』、東京公演開幕に先がけ、舞台写真と主演 草彅剛からのメッセージが到着した。
時空を超えて甦る「輪廻の恋」の記憶……
隔絶された世界に咲いた美しくも切ない恋物語
「シラノ・ド・ベルジュラック」に着想を得た
劇作家 北村想のオリジナル戯曲が東京へ
本作は、戯曲にも描かれ、剣豪としても知られた17世紀の実在の人物「シラノ・ド・ベルジュラック」に着想を得て綴られた劇作家・北村想のオリジナル戯曲。
ちょっと摩訶不思議な設定から静謐な叙情感へと観客を連れ去る世界観は、まさに北村想ワールド!
そして、その世界観を熟知した寺十吾の演出、主人公の草彅剛を筆頭に、大原櫻子、工藤阿須加、鈴木浩介、西尾まり、明星真由美、中井千聖、宮下雄也、田山涼成、そして、段田安則という盤石の布陣で、東京公演をご覧の皆様を“輪廻転生の恋物語”へとお連れいたします。
INTRODUCTION
海が美しく一望できるサナトリウムにやって来た鐘谷志羅かなたにしら(草彅剛)。
彼を迎え入れたのは、さまざまな事情を抱えた施設の住人や職員たち。
そこで、志羅には、ある運命に導かれた出会いが待っていて、そして・・・・。
草彅剛が、13年ぶりにシス・カンパニー公演に出演!
「シラノ・ド・ベルジュラック」に着想を得た北村想のオリジナル戯曲に挑む。
【草彅剛 メッセージ (鐘谷志羅・かなたにしら)】
昨年12月に京都、福岡で上演を重ねてきました。各地のお客様の反応に、「僕たちは良い舞台をやっている!」という大きな手ごたえが毎日あって、やっぱり舞台はお客様に来ていただいて初めて完成するものだ、ということを日々感じていました。
物語自体は、近未来の架空の世界で、輪廻転生や宇宙的な大きな話が北村想さん独特のセリフの中に具現化されていて、不思議な浮遊感がありますね。これは頭で考える戯曲ではなく心で感じる戯曲かな、と思っています。ただ、つかみどころがない話かと思いきや、とても現実味を帯びた胸がザワザワするシチュエーションも散りばめられていて、毎回ハッとさせられるんです。コロナ禍を経験してきた今、何気なく過ごしている日常も決して当たり前のことではなく、実は奇跡的なことなのだと、この作品を通して、改めて実感しているところです。
いよいよ1月7日から東京公演です。京都、福岡を通して、役者、スタッフとのチームワークもどんどん高まっていて、東京公演はさらに進化した最高の舞台をお届けできると思います。この作品のシンプルでありながら奥深い魅力を皆さんに感じ取っていただけたら嬉しいですね。是非期待していてください!
(舞台写真撮影=宮川舞子)
シス・カンパニー公演『シラの恋文』
公演期間:2024年1月7日 (日) ~2024年1月28日 (日)
会場:日本青年館ホール
作:北村 想
演出:寺十 吾
出演
草彅剛 大原櫻子 工藤阿須加 鈴木浩介 段田安則
西尾まり 明星真由美 中井千聖 宮下雄也 田山涼成
公演サイト:https://www.siscompany.com/shira/
シス・カンパニー舞台制作公式X(旧Twitter): @sis_japan
YouTube 公式チャンネル=SIS チャンネル:youtube.com/c/SISチャンネル
シス・カンパニー舞台制作Instagram:#siscompany_stage