寺山修司による未上演の音楽劇『海王星』が新生PARCO劇場でついに初演！

寺山修司が1963年の「天井桟敷」結成前に書き下ろし、これまで未上演であった音楽劇『海王星』が2021年12月、PARCO劇場にて上演される。

舞台となるのは、戦艦の船底にある「北海岸ホテル」。出港しない船上ホテルを舞台に繰り広げられる、父と息子と父の婚約者の甘く哀しい祝祭劇は、寺山の詩的な音律が映える台詞と、想像力をかきたてる魅惑的で怪しい登場人物によって彩られ、まさに「寺山ワールド」の原点とも言える作品だ。

主人公・猛夫を演じるのは、大ヒット映画「東京リベンジャーズ」など注目度＆人気爆発中の山田裕貴。さらに父の婚約者・魔子をPARCO劇場『藪原 検校』での好演も記憶に新しい松雪泰子が、父・彌平を2015年の『タンゴ・冬の終わりに』以来のPARCO劇場出演となるユースケ・サンタマリアが演じる。

そして演出を手掛けるのは、今もっとも勢いにのる演出家、眞鍋卓嗣。また作曲をドレスコーズの志磨遼平が担当し、ドレスコーズの生演奏による上演が行われる。

公演情報