日本の舞台芸術界を牽引する 4 人の芸術監督が集結 !世田谷パブリックシアター 新芸術監督就任イベントの開催が決定。

1997年の開場から25周年を迎え、2022年4月1日には演出家・俳優の白井晃氏が新芸術監督に就任し、新たなスタートを切る世田谷パブリックシアターが、4 月19 日(火)に『世田谷パブリックシアター新芸術監督就任イベントー公共劇場における芸術監督の役割を考えるー』を開催する。

世田谷パブリックシアター新芸術監督:白井晃のほかに、新国立劇場演劇芸術監督を務める小川絵梨子、彩の国さいたま芸術劇場新芸術監督を務める近藤良平、KAAT 神奈川芸術劇場芸術監督を務める長塚圭史が登壇する。芸術監督同士の対話を通じて、公共劇場における芸術監督の役割について考えていく。進行役は世田谷パブリックシアター主催公演に数多く出演し、登壇者 4 名の演出作品にも参加経験、また今後参加予定がある俳優・成河が務める。

白井晃(しらい あきら) 世田谷パブリックシアター新芸術監督
京都府生まれ。早稲田大学卒業後、1983~2002年、遊⦿機械/全自動シアター主宰。演出家として独立後は、ストレートプレイから音楽劇、ミュージカル、オペラまで幅広く手掛ける。世田谷パブリックシアター開場時より『こわれた玩具』『アナザデイ』『ラ・ヴィータ~愛と死をみつめて~』『ピッチフォーク・ディズニー』『宇宙でいちばん速い時計』などを上演。世田谷パブリックシアター企画制作公演では、『偶然の音楽 』、音楽劇 『三文オペラ 』、『ガラスの葉 』、『マーキュリー ・ファー
Mercury Fur』、『レディエント・バーミン Radiant Vermin』ほか多数演出。第 9・10回読売演劇大賞優秀演出家賞、05年演出『偶然の音楽』にて湯浅芳子賞 (脚本部門)、12 年演出のまつもと市民オペラ『魔笛』にて佐川吉男音楽賞、18年演出『バリーターク』(KAAT との共同制作)にて小田島雄志・翻訳戯曲賞などの受賞歴がある。2014 年4月、KAAT 神奈川芸術劇場アーティスティック・スーパーバイ
ザー(芸術参与)に就任、2016 年4月~2021年3月、同劇場の芸術監督を務めた。22年4月1 日、世田谷パブリックシアター芸術監督に就任。

小川絵梨子(おがわ えりこ) 新国立劇場演劇芸術監督
2004年、ニューヨーク・アクターズスタジオ大学院演出部卒業。06~07 年、平成17年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修生。18年9月より新国立劇場の演劇芸術監督に就任。近年の演出作品に、『ダウト~疑いについての寓話』『検察側の証人』『ほんとうのハウンド警部』『作者を探す六人の登場人物』『じゃり』『ART』『死と乙女』『WILD』『熱帯樹』『出口なし』『マクガワン・トリロジー』『FUN HOME』『The Beauty Queen of Leenane』『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『CRIMES OF THE HEART ―心の罪―』『死の舞踏/令嬢ジュリー』『ユビュ王』『夜想曲集』『RED』『スポケーンの左手』など。新国立劇場では『アンチポデス』『キネマの天地』『タージマハルの衛兵』『骨と十字架』『スカイライト』『1984』『マリアの首-幻に長崎を想う曲-』『星ノ数ホド』『OPUS/作品』の演出のほか、『かもめ』『ウインズロウ・ボーイ』の翻訳も手がける。

近藤良平(こんどう りょうへい) 彩の国さいたま芸術劇場新芸術監督
1968年、東京都出身、ペルー・チリ・アルゼンチン育ち。振付家・ダンサー/コンドルズ主宰。1996年に自身のダンスカンパニー「コンドルズ」を旗揚げし、全作品の構成・映像・振付を手がける。世界約30ヶ国で公演を開催。NHK総合『サラリーマン NEO』振付出演、NHK連続テレビ小説『てっぱん』、NHK大河ドラマ『いだてん』振付。0歳児からの子ども向け観客参加型公演「コンドルズの遊育計画」や埼玉県との共働による障害者によるダンスチーム「ハンドルズ」公演(2009年~)など、多様なアプローチでダンスを通じた社会貢献にも取り組んでいる。彩の国さいたま芸術劇場では 06 年からコンドルズ埼玉新作公演を行う。第 4 回朝日舞台芸術賞寺山修司賞受賞、第 67 回芸術選奨文部科学大臣賞受賞、第 67 回横浜文化賞受賞。22 年 4 月 1 日、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督に就任。

長塚圭史(ながつか けいし) KAAT 神奈川芸術劇場芸術監督
劇作家・演出家・俳優。1996年、演劇プロデュースユニット阿佐ヶ谷スパイダースを旗揚げし、作・演出を手掛ける。17年より劇団化。08年、文化庁新進芸術家海外研修制度にて1年間ロンドンに留学。11年、ソロプロジェクト・葛河思潮社を始動、三好十郎作『浮標』『冒した者』などを上演。2017年、新ユニット・新ロイヤル大衆舎を結成し、北條秀司作『王将』三部作を下北沢・小劇場楽園で上演。KAAT 神奈川芸術劇場での演出作品に『作者を探す六人の登場人物』(17年/上演台本・演出)、『セールスマンの死』(18年・21年/演出)、『常陸坊海尊』(19年/演出)、『王将』三部作(21年/構成台本・演出・出演)、『近松心中物語』(21年/演出)、『冒険者たち ~JOURNEY TO THE WEST~』(22年/上演台本・演出・出演)。その他近年の主な舞台に、新ロイヤル大衆舎『緊急事態軽演劇八夜』(20年/演出・出演)、『イヌビト~犬人』(20年/作・演出・出演)、阿佐ヶ谷スパイダース『老いと建築』(21 年/作・演出・出演)など。04年第 55回芸術選奨文部科学大臣新人賞、06 年第 14 回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。俳優としても映画『海辺の映画館―キネマの玉手箱』、『ランブラーズ 2』、『シン・ウルトラマン』などに出演。21 年 4 月より KAAT 神奈川芸術劇場芸術監督。

【進行役】成河(そんは)
1981年3月26日生まれ。大学時代から演劇を始め、北区つかこうへい劇団などを経て舞台を中心に活躍。国内外の著名演出家の作品に出演多数。平成20年度文化庁芸術祭演劇部門新人賞、2011年に第18回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。主な舞台作品に、世田谷パブリックシアター主催『春琴』(08、09、10、13)、『子午線の祀り』(17、21年)、『森 フォレ』(21年)のほか、『ウィー・トーマス』(06年、演出:長塚圭史)、『ヤギの一生』(12年、演出・振付:近藤良平)、『9 days Queen 九日間の女王』(14年、演出:白井晃)、『スポケーンの左手』(15年、演出:小川絵梨子)、『わたしは真悟』(16年、演出協力:白井晃)、『髑髏城の七人』Season 花、『エリザベート』(16、19年)、『タージマハルの衛兵』(19年、演出:小川絵梨子、主催:新国立劇場)、『ねじまき鳥クロニクル』(20年)、『フリー・コミティッド』(18、20年)、『イリュージョニスト』(21年)、『スリル・ミー』(18、21年)、『検察側の証人』(21年、翻訳・演出:小川絵梨子)、『冒険者たち ~JOURNEY TO THE WEST~』(22年、上演台本・演出:長塚圭史、主催・企画制作:KAAT 神奈川芸術劇場)など。あいまい劇場其の壱『あくと』(21年)では演出に初挑戦した。22年7 月、ジャンル・クロス II 近藤良平×松井周『導かれるように間違う』(演出・振付:近藤良平、主催・企画制作:彩の国さいたま芸術劇場)に出演予定。

世田谷パブリックシアター 新芸術監督就任イベント
― 公共劇場における芸術監督の役割を考える ―

【登壇者】
白井晃(世田谷パブリックシアター新芸術監督)
小川絵梨子(新国立劇場演劇芸術監督)
近藤良平(彩の国さいたま芸術劇場新芸術監督)
長塚圭史(KAAT 神奈川芸術劇場芸術監督)
【進行役】成河
【日程】2022 年 4 月19 日(火)18:30
【会場】世田谷パブリックシアター
【チケット】入場無料(全席指定・要事前予約)
      ※車椅子スペース有 ※聞こえにくい方のための音声サポート有
【予約受付開始日】
一般受付: 2022 年 4 月 3 日(日)10:00~
先行受付(友の会会員・せたがやアーツカード会員): 2022 年 4 月 2 日(土)10:00~
【チケット取扱い】
世田谷パブリックシアターチケットセンター   03-5432-1515(10:00~19:00)
世田谷パブリックシアター オンラインチケット https://setagaya-pt.jp/
(要事前登録・24 時間受付) ※窓口での受付・発券はございません。
【お問合せ】 世田谷パブリックシアターチケットセンター
       03-5432-1515 https://setagaya-pt.jp/
【主催】公益財団法人せたがや文化財団
【企画制作】世田谷パブリックシアター
【後援】 世田谷区

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