明治時代の実話を元にした舞台「無人島に生きる十六人」が2022年4月15日(金)~4月24日(日)まで、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演。脚本・演出は音楽劇「スマイル・オブ・チャップリン」や「ライムライト」を手掛ける大野裕之、作曲に鎌田雅人、振付に良知真次を迎え、主演は櫻井圭登と校條拳太朗の2人が務める。原作が船長の視点で描かれているのに対し、舞台では櫻井、校條を中心とした若手乗組員達の視点から物語を描く。再び祖国の土を踏むため、無人島で歌を心の支えにして生き抜く乗組員たち。飲み水も食べ物も樹木もない小さな島で、16人は生きて日本に帰れるのか。
あらすじ
明治31年5月、帆船・龍睡丸は大嵐に遭って太平洋で座礁し、彼らは無人島に流れついた!
脱出した乗組員たちを乗せたボートは、珊瑚礁の小さな島に漂着。そこは飲み水もなく、食べ物もなく、樹木も生えていない小さな小さな島だった。中川船⾧はこう言った。「今日からは、厳格な規律のもとに、16人が一つのかたまりとなって、いつでも強い心で、しかも愉快に、ほんとうに男らしく、毎日毎日を恥ずかしくなく暮らしていかなければならない」再び祖国の土を踏むために、乗組員は一致団結して無人島での生活を始めたのだった。まずは水と火を確保し、救助してもらうために見張りやぐらを作り、食料である海亀牧場を作った。この生活に慣れてきた頃には、今後の航海に役立てるため勉学に励み、海鳥やあざらしと交流し、美しい自然と向き合った。日々工夫して助け合い、生き抜く日本男児たち。果たして16人は、生きて日本に帰れるのか。
舞台「無人島に生きる十六人」
2022年4月15日(金)~4月24日(日)
東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
原作:須川邦彦
脚本/演出:大野裕之
作曲:鎌田雅人
振付:良知真次
出演:櫻井圭登、校條拳太朗
松田岳、井阪郁巳、田淵累生、小坂涼太郎、反橋宗一郎、佐伯亮、前田隆太朗、稲葉光、
穴沢裕介、吉川大貴、寺島レオン、柳瀬大輔、加藤靖久、中村誠治郎
企画・製作:World Code
公式HP:https://worldcode.co.jp/mujinto-stage
公式Twitter:@mujinto_stage