2026年の秋、水戸芸術館プロデュースによる音楽劇『夜のピクニック』を、水戸市民会館グロービスホール(大ホール)にて上演されます。
この作品は、2016年に原作小説の初の舞台化を図り音楽劇として上演され、初演では、舞台作品として水戸芸術館開館以来の最高観客数を獲得。また2020年の再演時には、コロナ禍の上演にも関わらず、全日程完売となり、常に再演の要望があり、水戸芸術館の演劇部門を代表するレパートリー作品です。
今回の上演では、水戸市民会館、水戸京成百貨店と連携するMitoriOエリアを中心に、中心市街地活性化と若者世代の舞台観劇の創出を目指して、装いも新たに、音楽劇『夜のピクニック』2026年版を上演いたします。斬新なメインヴィジュアル、市民が街中を回遊できる様々な仕掛け、各店舗とのコラボレーションなど、「夜ピク」特設サイトを本日オープンし、公演事業とあわせて展開していく予定です。ご期待ください。
舞台『夜のピクニック』の2026年上演にあたり 恩田 陸
2016年の初演を観た時には、歌の素晴らしさに、終盤思わず涙ぐんでしまったことが強く印象に残っています。
2020年の再演の時は、まさかのコロナ禍。舞台活動が著しく制限され、上演回数も席数も大幅に減らされてしまいましたが、サントラ盤ができたことだけは嬉しかったです。
そして、今年2026年は、なんとモデルとなった水戸一高が中高一貫校になってからの再演ということで、現実に即してバージョンアップされるとのこと。
私が卒業してから既に四十年以上、原作となる『夜のピクニック』を刊行してから二十年余りが経つと考えると、なんだか不思議な心地になります。初演から十年目の三度目の上演。とてもありがたいですし、これからも上演されていけばいいなあ、と思います。
長い歳月を経て、変わるものと変わらないもの。観客の皆さんには、どちらも楽しんでいただけますように。
●あらすじ●
24時間一昼夜をかけて70キロという距離を歩く水戸一高の名物行事「歩く会」に生徒たちはそれぞれの思いを胸に抱いて参加する。舞台は、10年前の「歩く会」を振り返る、榊 杏奈(吉川 友)と甲田聡子(剣 幸)の再会から始まる。あの日、杏奈はある「おまじない」をかけたと言うのだ…。
聡子の娘・甲田貴子(三森千愛)は「歩く会」で密かに賭けをしようとしていた。一方、クラスメイトの西脇 融(加藤良輔)は、ある事情から一日も早く卒業したいと願いながら親友の戸田 忍(安達勇人)と黙々と歩いていた。
長い行列となって歩く生徒たちの間には、恋の噂や去年の「歩く会」に現れた幽霊の話題が駆け巡る。やがて陽が暮れた頃、一年前にアメリカに引っ越した貴子の親友・杏奈の「おまじない」が動き出す。
果たして、おまじないの結果は? 貴子の賭けは?
◆公演概要◆
水戸芸術館ACM劇場プロデュース公演 音楽劇『夜のピクニック』
【公演日時】
10月30日(金)13:00※貸切 、18:30/10月31日(土)13:00、18:00/11月1日(日)13:00
原作:恩田陸「夜のピクニック」(新潮文庫刊)
演出:深作健太
脚本:高橋知伽江
作曲・音楽監督:扇谷研人
【出演】
吉川 友、加藤 良輔、安達 勇人、三森 千愛、青木 志穏、青山 月乃、翁長 志樹、竹原 千代、田中 くるみ、照屋 音色、西川 すばる、蓮井 佑麻、平野 真友、深田 祐来、吉岡 花絵、渡辺 帆南、 川﨑 賢一、塩谷 亮(劇団ACM)、大内 真智(劇団ACM)、小林 祐介(劇団ACM)
<特別出演>剣 幸
【会場】
水戸市民会館グロービスホール(大ホール)
【料金(全席指定・税込)】
一般:6,000円/U-25(夜公演限定)3,000円/U-18:1,000円
【チケット発売日】
一般発売:8月1日(土) *カンフェティにて販売あり※
【公式サイト】https://www.arttowermito.or.jp/sp/yorupic2026/
企画制作:水戸芸術館ACM劇場/企画協力:新潮社
主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団/共催:水戸市民会館
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)/独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:茨城県立水戸第一高等学校、知道会(水中・水戸一高同窓会)/後援:茨城県/茨城県教育委員会/水戸市教育委員会(予定)