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先日、シェラトン都ホテル大阪にて
石井ふく子 白寿記念公演『かたき同志』の制作記者会見が開催された。
『かたき同志』は、作:橋田壽賀子×演出:石井ふく子のゴールデンコンビで、1978年の初演以来、何度も再演を重ねる傑作芝居。
前回は、大阪・新歌舞伎座で2013年4月に藤山直美と三田佳子の顔合わせで大好評を博しました。
この度は、藤山直美と高島礼子の競演により、キャストも新たに、2025年8月30日(土)~9月21日(日)に12年ぶりに帰ってきます。
記者会見は、演出の石井ふく子さんをはじめ、藤山直美さん、高島礼子さん、熊谷真実さん、金子昇さん、木戸邑弥さん、込山榛香さんが登壇し、本作への意気込みなどを語った。
石井:
この素晴らしいグループ(出演者)が、
どんなお芝居をみせてくれるか、自身も楽しみ。
藤山:
石井先生の白寿の公演をしたい、話があったとき
なにがなんでも、ぜひ参加させていただきたいと思い、
夢がかない、本日この場にいさせていただいてます。
先生は全部自分で演技をして、教えてくださるので、
1人で全部できてしまうのではないか、と思ってしまいます(笑)。
お客さんに喜んでいただけるようなお芝居を、
また、全員で先生の白寿のお祝いの公演となるよう心して努めさせていただきます。
高島:
2013年、明治座で拝見させていただきましたが、
とてもパワフルな舞台で三田さんの今まで見たことのない役どころをみて嫉妬した記憶があり、
10年後、まさか自分が三田さんの役を努めさていただけることになり、
今から緊張してますし、楽しみでもあります。
どこまでできるか、自分との挑戦だと思ってます。
石井先生からも「大変よ、大変よ」と呪文のように言われておりますが(笑)、
楽しく頑張っていきたいです。
公演は、2025年8月30日(土)~9月21日(日)大阪・新歌舞伎座にて上演される。
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ものがたり
川をはさんで両岸の町に暮らしていた、ひさご亭と越後屋。
庶民的な飲み屋、ひさご亭の女将・かめ(藤山直美)は、一人息子の清太郎が自慢だった。蘭学塾に通い、いずれは医者になり母親を楽させてやろうと言っている清太郎にすべてを賭けて、仕事に精を出す日々。ところがある日、清太郎は医者にはならず飲み屋を継ぐと言い出した。
一方、呉服問屋、越後屋のお鶴(高島礼子)は、一人娘のお袖に旗本三男坊の松下源之介を婿に迎えたいと願っていた。しかしお袖には全くその気がないことを知り問い詰めた結果、ひさご亭の一人息子・清太郎に思いを寄せていることを知る。
ひさご亭に乗り込むお鶴、息子の勝手さに頭に血が上っているかめ、元々生活の違いから反発しあう土地者同士の上、互いのかわいい息子と娘の問題が合い重なり、真っ向からの喧嘩になってしまう…
公演概要
石井ふく子 白寿記念公演『かたき同志』
公演日時:2025年8月30日(土)~9月21日(日)
会場:新歌舞伎座(大阪)
スタッフ:
作 橋田壽賀子
演出 石井ふく子
出演者:藤山直美 熊谷真実・金子 昇・木戸邑弥・込山榛香 高島礼子
URL:https://www.shinkabukiza.co.jp/perf_info/20250830.html
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