小金井出身の能楽師が贈る 『第三回 こがねい春の能』上演決定

小金井出身の能楽師が贈る 『第三回 こがねい春の能』上演決定

能楽師 川口晃平主催による『第三回 こがねい春の能』が2022年2月19日 (土)に小金井 宮地楽器ホール(小金井市民交流センター)大ホール(東京都小金井市)にて上演されます。チケットはカンフェティにて発売中です。

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源平合戦の時代、和歌に思いを託した文武両道の名将・平忠度は、一ノ谷の合戦にて源氏方の岡部六弥太と組み合い、六弥太の郎党に囲まれ討ち死にした。
「行き暮れて 木の下陰を 宿とせば 花や今宵の あるじならまし 忠度」
六弥太は辛くも討ち取った敵将の死骸の箙に付けられた短冊を読み、彼が名高い忠度卿であったと知り涙を流す。
この歌はどこで死のうとままだと詠んだ、忠度の辞世であった。
戦ののち、土地の人々が哀れに思って墓標の代わりに植えた桜の木のもとに、忠度の霊が現れ、語る和歌への思いと自らの討ち死にの様。
能のパイオニア・世阿弥が、平家の名将に仮託して芸術の永遠を謳う名作「忠度」を、小金井宮地楽器ホールの空間を活かした演出で上演致します。

【番組】
解説 川口 晃平

仕舞
「雲林院」 津村禮次郎
「網之段」 梅若紀彰

狂言「蝸牛」
山伏 山本則秀
主人  山本則孝
太郎冠者 山本泰太郎

(休憩 十五分)

能「忠度」
平忠度の霊 川口晃平
旅の僧 御厨誠吾
所の者 山本則重
笛 一噌隆之
小鼓 鵜澤洋太郎
大鼓 亀井広忠
後見 津村禮次郎
小田切康陽
松山隆之
地謡 梅若紀彰
角当直隆
山中ガ晶
谷本健吾
内藤幸雄
土田英貴

プロフィール

能楽師 川口晃平

シテ方観世流能楽師.。梅若会所属。小金井市出身。昭和五十一年生まれ。漫画家かわぐちかいじの長男。慶應義塾大学在学中に能に魅せられ能の道を志す。大学卒業後の平成十三年、五十六世梅若六郎(現・四世 梅若実)に入門、復曲能「降魔」にて初舞台。平成十九年独立。今までに「翁」の千歳、「石橋」「猩々乱」「道成寺」「望月」を披く。こがねい春の能のほかに緑龍会、三人の会を主催。舞台に立つ傍ら、小中学校を始めとして各地で能楽普及のレクチャーを行う。

能楽師 川口晃平 コメント

武蔵小金井は歌川広重の「富士三十六景」にも玉川上水の桜が描かれるなど、江戸の昔より景勝の地でした。また、小金井の名の通り、多摩川段丘のはけの下より湧く豊富な地下水は、遠く縄文時代より人々の暮らしを潤してきました。
私はこの小金井に生まれ育ち、時代が流れても変わらないものがあることを教わり、その何かに惹かれるような人間になった気がいたします。そして私が大学時代に出会い一生の仕事と決めた能は、正に古代から未来まで変わらぬ人の心、自然や神々の世界を題材にして、遥かな年月受け継がれてきた伝統芸能です。
水清く花咲く小金井の春ごとに、能を一番ずつ大切に演じていければと「こがねい春の能」を立ち上げました。当日は現代の能楽を代表する共演者の方々にお力添えをいただき、舞台を勤めさせていただきます。
また、今回はアーティストの阿部朱華羅さんに、当日の舞台背景の美術をお願いいたしました。
演能に先立ちまして、初心者の方にも分かりやすく楽しんでいただけますよう、解説をいたします。

公演概要

『第三回 こがねい春の能』
公演期間:2022年2月19日 (土)
会場:小金井 宮地楽器ホール(小金井市民交流センター)大ホール(東京都小金井市本町6-14-45)

■出演者
川口晃平 / 津村禮次郎 / 梅若紀彰 / 亀井広忠 / 一噌隆之 / 鵜澤洋太郎 / 御厨誠吾 / 山本則重 / 山本則秀

■スタッフ
こがねい春の能実行委員会

■公演スケジュール
2月19日 (土) 午後5時開演
解説 20分
仕舞 15分
狂言 25分
能  75分

※開場は、開演の60分前です。
※上演時間:約2時間半

■チケット料金
指定席 S席:6,000円 A席:5,000円
自由席 B席:3,500円 学生:2,000円
(税込)

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