水田航生・朝夏まなと・渡辺いっけい 舞台『ロボット』開幕コメント・舞台写真・トレーラー公開!

水田航生・朝夏まなと・渡辺いっけい 舞台『ロボット』開幕コメント・舞台写真・トレーラー公開!

カレル・チャペックが 100 年前に書いた戯曲を現代に甦らせる
ノゾエ征爾 潤色・演出でお届けするシニカルで不条理なドラマ

2024 年 11 月 16 日(土)、シアタートラムでノゾエ征爾の潤色・演出による『ロボット』が開幕いたしました。
今作の戯曲は約 100 年前の 1920 年に、チェコの国民的作家・劇作家であるカレル・チャペックによって発表されました。チャペックは「労働」を意味するチェコ語「robota(ロボタ)」から「ロボット」という言葉を新たに生み出したと言われています。
今回の上演では栗栖 茜による翻訳戯曲を元に、独特の奇想天外な世界観を描き出す作風に定評のあるノゾエ征爾が、ロボットと人間の共存が始まりつつある 2024 年に生きる人々に向けて、シニカルかつ不条理なドラマとして転換し、現代の物語として上演します。
出演には、水田航生、朝夏まなと、渡辺いっけい、菅原永二、加治将樹、坂田聡、山本圭祐、小林きな子、内田健司、柴田鷹雄、根本大介といった、個性豊かなキャストが揃いました。
100 年後の世界を予見したかのようなチャペックの戯曲の世界を、 11 名の役者がノゾエ征爾の潤色・演出により“遠すぎない未来の世界”として立ち上げます。
どうぞご期待ください。

開幕コメント

▼潤色・演出 ノゾエ征爾 (のぞえ・せいじ)
ついにロボットが動きだした・・!
11 名の操縦士は、各自があまりに個性的で面白すぎるのだが、チームワークもこれまた素晴らしく、大観衆が見守る中でのドキドキの最初の一歩は、、、とても頼もしく、思っていた以上の躍動をしておりました。
一回でサクッと終わるプランだったカーテンコールが、鳴り止まない拍手で二回目となった時に、とっくに楽屋に戻ってしまっていた俳優たちがまたなんともかわいらしく、感謝感激の幕開けでありました。
ぜひぜひ目撃しにいらしてくださいませ。

▼出演 水田航生 (みずた・こうき)
お客様のカーテンコールの拍手にしっかり救われました。色んなトライアンドエラーの中で、コツコツと積み上げてきた「ロボット」アルキスト。公演の日々の移り変わりを楽しみながら、千穐楽の幕が閉じるその瞬間までロボットの世界を「生きて」いきたいと思います!劇場でお待ちしております!

▼出演 朝夏まなと (あさか・まなと)
本日シアタートラムデビューさせていただきました朝夏まなとです。 お客様が入られ舞台に立ってみて、なんだか温かいもので包まれているような感覚になりました。
それは今日まで演出のノゾエさんを筆頭に、出演者・スタッフ一丸となってこの作品に向き合って来た信頼感と、お客様が物語にシンプルに没入してくださったからだと思います。
明日からもここでお芝居できるなんて幸せすぎます。
この「ロボット」を見た方全員と語り合いたい気分です。 劇場でお待ちしています。

▼出演 渡辺いっけい (わたなべ・いっけい)
歳のせいでしょうか。初日のカーテンコールの際、隣に立つ水田君と目が合いその笑顔を見た時に感極
まりました。お客様の熱のこもった拍手から「ちゃんと伝わったこと」が感じられて心の底から安堵しました。稽古場で試行錯誤を繰り返した事が決して無駄ではなかったと思える瞬間でした。きっと、あっという間に千秋楽が来るのでしょう。一回一回集中して、その回その回の「ロボット」を成立させていきたいと思います。

トレーラー

【あらすじ】
舞台は人造人間(ロボット)の製造販売を一手にまかなう工場。ロボットの進化により人間は労働から解放され、労働せずとも生活していけるようになった。やがて人間たちは全てをロボットに任せるようになり、自分からは動かないまでに退化してしまった。やがてロボットたちは団結して反乱を起こし、人類抹殺の計画を始める―――

本公演では、本作の演出家ノゾエ征爾と世田谷パブリックシアター芸術監督・白井晃によるポストトーク(19 日 19 時)を予定しております。(開催回のチケットをお持ちの方がご参加いただけます)
また、本作品では、聴覚障害者のための字幕タブレット貸出(24 日 13 時、27 日(水)19 時)や、視覚障害者のための事前舞台説明会(30 日 13 時)なども実施いたします。

公演写真

公演概要

『ロボット』
【原作】カレル・チャペック「ロボット」 (海山社・栗栖茜訳)
【潤色・演出】ノゾエ征爾
【出演】水田航生 朝夏まなと / 菅原永二 加治将樹 坂田聡
    山本圭祐 小林きな子 内田健司 柴田鷹雄 根本大介 / 渡辺いっけい

【美術・衣裳】 山本貴愛 【照明】 吉本有輝子 【音響】 井上正弘 【ヘアメイク】 西川直子
【演出助手】 神野真理亜 【舞台監督】 川除学

【日程】 2024 年 11 月 16 日(土)~12 月 1 日(日) 【会場】 シアタートラム

2024年
11月16日(土) 18:00
11月17日(日) 13:00/18:00
11月19日(火) 14:00/19:00 ◎
11月20日(水) 19:00
11月21日(木) 14:00/19:00
11月22日(金) 14:00
11月23日(土・祝) 13:00/18:00
11月24日(日) 13:00 ◇
11月26日(火) 14:00/19:00
11月27日(水) 19:00 ◇
11月28日(木) 14:00 △/19:00 △
11月29日(金) 14:00
11月30日(土) 13:00 ■/18:00
12月01日(日) 13:00

△=収録のため客席にカメラが入ります
◎=終演後ポストトークあり (※開催回のチケットをお持ちの方がご参加いただけます)
  11月19日(火) 19:00 出演:ノゾエ征爾(潤色・演出)× 白井晃(世田谷パブリックシアター芸術監督)
◇=聴覚障害者のための字幕タブレット貸出
■=視覚障害者のための事前舞台説明会

【チケット料金】 (全席指定・税込)
一般 8,500 円 / 高校生以下 4,250 円(当日要証明書提示)
※劇場友の会、アーツカード、U24 割引あり ※託児サービスあり ※車椅子スペース取扱あり
※未就学児のお子様は入場いただけません

【お問合せ】 世田谷パブリックシアターチケットセンター
      03-5432-1515 https://setagaya-pt.jp/

【主催】 公益財団法人せたがや文化財団 【企画制作】 世田谷パブリックシアター
【後援】 チェコ共和国大使館 チェコセンター東京 日本チェコ友好協会 世田谷区

<兵庫公演>
【日程】 2024 年 12 月 14 日(土)15:00、12 月 15 日(日)13:00
※12/14(土)15:00 公演終演後アフタートークあり/出演:ノゾエ征爾(潤色・演出)、水田航生、朝夏まなと
【会場】 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【チケット料金】 9,500 円(全席指定・税込)
【チケット取扱い・お問合せ】
兵庫県立芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255(10:00~17:00 月曜休/祝日の場合翌日)
【主催】 兵庫県、兵庫県立芸術文化センター

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