【INTERVIEW】舞台『Q-キュウ-』 脚本/演出:イイジマショウタ

2024年2月21日(水)〜25(日)、池袋新生館シアターにて上演される舞台『Q-キュウにて、脚本と演出を務めるイイジマショウタに、今公演に対する思いを聞いた。

騙せ、欲望の為に、 見抜け、裏切りのイヌを。

殺し屋達に囚われた作家。
彼らをモデルに小説を書かなければ死ぬ。
タイムリミットは2日。
そして、一つの裏切り。
究極の騙し合い。極限の90分。
騙される———

INTERVIEW

1990年12月17日生まれ、神奈川県出身。東京俳優・映画&放送専門学校を卒業後、劇団ベイビーベイビーベイベーを立ち上げ。全公演にて脚本と演出を務める。年間500本以上の映画を見るほど、映画にまみれている。スピード感溢れる展開とウィットに富んだ台詞回し、緻密かつ大胆で圧倒的な世界観を特徴とした作品を生み出している。

――― まずは、今作『Q-キュウどのようなキッカケでこの作品を書き始めたのでしょうか?

劇団きのこ牛乳、主宰の千草さんにどんな話がいいですか?とお話をお伺いしたところ「イイジマさんの好きなようにしてください!」という、逆に迷うけどとても嬉しいご注文を頂いたので、いつかやろうと思っていた《ワンシチュエーションのデスゲームもの》をやろうと思ったところがきっかけでした!

――― すでに脚本も完成されたとのことで、最後まで書き上げて、どんな作品になっていますか?

目指したのが90年代によく作られていたメッセージなんてまるでないB級の匂いがする洋画のような作風です。書き上げてみると歪で、生々しくて、ドライで乱暴な味わいになりました。
また、あまり詳しく話せませんが大きな特徴として物語が進行していくにつれて作品のジャンルが次々と変わっていくのでそれも見どころの一つかと思います。

――― 「騙し合い」「裏切り」が今作の見どころの一つかなと思いまして、いかがでしょうか?

まさにその通りで、全員が自分の欲に忠実でそれ故に溺れていきます
今回、最初から最後まで登場人物達に共感する事はまずないと思うので、「いいぞ、もっとやれ」と、その光景を充分に楽しんで頂けるかと思います(笑)

――― 実生活で、騙されたエピソードなどありますか?

好きな映画の50センチのぬいぐるみを発注したんですが何度測っても80センチあって洗濯できません

――― これから稽古が始まるということで、演者さんへ期待すること、楽しみことはありますでしょうか?

すごくありがたい事にこの作品をつくるのをキャストのみなさんが本当に楽しみにしてくださっていて、僕が想像していないような宝物みたいな瞬間やアイデアを沢山くださるんじゃないかなって僕も今から楽しみで仕方ありません!

――― 脚本を自ら書いて演出するときに、心掛けていることはありますか?

僕を知っている方は絶対嘘だろと言うと思いますがこだわりがないんです。
というのも作品ごとに正解が違うので一個人としての自我を出してもまるで意味がないんです。
作品ごとの正解にいかにタッチできるかを一番大切にしています。

――― 映画まみれの生活を送るイイジマさん、こんな映画が好きな方は、この『Q-キュウも楽しんでいただける!という作品がありましたら、教えていただきたいです。

まず映画好きであれば『Q-キュウ-』のあらすじを読んだ時に、タランティーノの『レザボア・ドッグス』や、クリストファー・ウォーケン主演の『ラスト・キングス』が浮かぶかと思います。
実際に今回の作品は影響を受けていますし、その二つを観てみるとなるほどと思うかもしれません。それと洋画自体が好きな方は900%楽しめます。

――― 最後に、この作品を気になっている方、楽しみにしている方へメッセージをお願いいたします。

とにかくお客様が笑顔で来てもっと笑顔で帰って頂けることだけを、皆様がどうやったら喜んでくれるかだけを考えています。
上演時間の90分間だけでもさっきまでの嫌な事が忘れられるような時間に致しますので是非、劇場にお越しください!!

劇団きのこ牛乳16本目公演 舞台『Q-キュウ

公演期間:2024年2月21日(水)〜2月25日(日)
会場:池袋新生館シアター

CAST
高木亮
高橋哲太
浅野鼓由希(★☆北区AKTSTAGE)
三塚瞬(株式会社Endorphin)
褚(八角家)
大石航
仙石智彬
千草(劇団きのこ牛乳)
夢麻呂(『熱きロマンを胸に、生きる勇気と希望を与えるべく突っ走り続ける奴ら。』)

STAFF
作・演出:イイジマショウタ
演出助手:栗俣好花
舞台監督・美術:小林勇太(TCOC)
音響:吉田拓哉
照明:奥田悟史(劇団ミックスドッグス)
制作:真柄茂和(劇団きのこ牛乳)
主催:劇団きのこ牛乳

STORY
小説家の「クエル」は、殺し屋達に攫われ抵抗する主人公を描いたベストセラー小説 『X』の作者である。
生活も順調で妻もおり、まもなく子も生まれる。

今、彼は小説の主人公同様 7人の本物の殺し屋達に囲まれている。
目を覚ますと大きなサークルが敷かれておりクエルはその中心にいて、 殺し屋たちは外にいる。
殺し屋達はえらくこの小説を気に入っており、是非続編を作ってほしいと彼に依頼する。

締め切りは三日。
もし間に合わなければ小説の設定同様、サークルに仕込まれた200ボルトの電流が停止して殺し屋達が、 輪の中へ入りクエルを殺すと。
逆らえるわけもなく彼は書き始める。

続編のタイトルは決まった 『Q』

執筆途中、ある理由が発端で彼らは仲間割れが勃発する。
「この中に警官が1人紛れ込んでる」
彼らはお互いを疑い始め、やがて、想像もしない事態に発展していく。
そんな中、 クエルの元にまもなく子供が生まれるという知らせが入る。

SCHEDULE
2024年2月21日(水)~25日(日)
21日(水) 19時
22日(木) 14時/19時
23日(金) 14時/19時
24日(土) 14時/19時
25日(日) 14時

TICKET
前売/当日:4,000円

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