【開催決定】ヴァイオリニスト服部百音、井上道義 指揮による『Storia Ⅲ』

【開催決定】ヴァイオリニスト服部百音、井上道義 指揮による『Storia Ⅲ』

若きヴァイオリニスト服部百音が新しい視点で発信する演奏会「Storia Ⅲ」が、12月12日(火)東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアルにて開催することが決定した!

3回目となる今回は、服部百音が音楽で深い信頼関係を築いてきたマエストロ井上道義を迎え、今企画のために編成されたSTORIASPECIAL ORCHESTRAと共に一夜限りのコンサートをお届けいたします。

また特別ゲストとして、小泉純一郎氏が登場し、服部百音・井上道義との対談を予定している。クラシック音楽を愛する三人からどんな話が飛び出すか…進行は厳選クラシックちゃんねるでお馴染みのnacoが務める。

井上道義は来年引退を表明しており残り少ない公演となる。芸術的且つ繊細で力強いタクトを目に焼き付けて、最高の音楽を引き出すという指揮者としての強い意志と、服部百音の豊かな表現力と美しい音色の協奏をぜひ体感ください。

服部百音コメント

井上道義マエストロとは17歳の時に初めて一緒の舞台を踏ませて頂いてからありとあらゆる事を教わり、その後も真向勝負の舞台を何度も何度もご一緒させて頂く中で先生の音楽観を間近で観て、感じる事が出来たことは生涯の宝です。

当時から今に至るまで芸術家として憧れの存在、音楽家としての鏡、人間の暖かさ優しさを教えて下さった道義先生には言い表せない感謝があります。

悲しい事に我々の世代にとって大きすぎる痛手である引退を24年末に決められた事を受けた時、打撃を喰らいながらも”ならばそれまでに今の私に出来る限りの先生への恩返しを音楽でしたい”と強く思った事がきっかけとなり、この度第3回目のストーリアのゲストとしての出演を”俺そんなのやなこった”と言われる覚悟で先生に伺った時、にっこり”やる”と快諾して下さった時の実感の伴わぬ歓びは筆舌に尽くし難いものでした。

時を延長する事は出来ずとも一瞬を拡大したような空気と音で心のど真ん中にぶつかって行きその時その舞台でしか見る事が出来ない忘れない何かが生まれるのがマエストロとしか出来ない音楽の魅力と思っています。

東京で、12月12日に先生と作ります。
不死鳥という言葉がぴったりの道義先生がお元気にこのステージに舞い降りて下さるよう祈りも込め
ながら、最後の最後まで皆様に見届けて頂ければ、本望です。

服部百音
2023.7

Storia Ⅲ

出演:服部百音(ヴァイオリン)、井上道義(指揮)
特別ゲスト:小泉純一郎
司会:naco(厳選クラシックチャンネル)
演奏:STORIA SPECIAL ORCHESTRAM
プログラム
1:ペルト「タブラ・ラサ」
M2:バーンスタイン「セレナード」 他

日時:2023年12月12日[火] 開場17:30 開演18:30
会場:東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル
主催・企画・制作:サンライズプロモーション東京/ミュージック・リーグ
制作協力:KAJIMOTO
宣伝協力:タクティカート
協力:キャビノチェ.Ltd

料金:S席7,500円 A席5,800円 B席4,800円 ※税込
チケット一般発売:2023年8月19日[土]10:00

PROFILE

服部百音/ヴァイオリニスト

5歳よりヴァイオリンを始め、幼少期より辰巳明子、ザハール・ ブロンに師事。8歳でオーケストラと初共演し、2009年にポーランドでのリピンスキ・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールで史上最年少第1位並びに特別賞を受賞。10歳より演奏活動を始め11歳でミラノのヴェルディホールでリサイタルを行いグランドデビュー。ロシア、ヨーロッパに於いても演奏活動を始める。2013年にはヤング・ヴィルトゥオーゾ国際コンクールでグランプリ、新曲賞を受賞。同年開催のノヴォシビルスク国際ヴァイオリンコンクールでは13歳でシニア部門に飛び級エントリーし、史上最年少グランプリを受賞。2015年にはボリス・ゴールドシュタイン国際コンクールでグランプリを受賞。2016年10月「ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ワックスマン:カルメン 幻想曲」でCDデビューし、レコード芸術の特選盤に選出される。2017年新日鉄住金音楽賞、岩谷時子賞、2018年アリオン桐朋音楽賞、服部真二音楽賞、2020年ホテルオークラ音楽賞、出光音楽賞を受賞し2021年1月にはブルガリ アウローラアワードを受賞した。現在はN響、読響、東京フィル、東響、日フィルをはじめとする数々の著名オーケストラ、指揮者と共演を重ね海外でもマリインスキー劇場をはじめ様々な演奏活動を行っている。
21年10月より桐朋学園大学音楽学部大学院に進学。
使用楽器は日本ヴァイオリンより特別貸与のグァルネリ・デル・ジェス。
●オフィシャルサイト https://www.mone-violin.com/

◇井上道義/指揮

1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。1971年ミラノ・スカラ座主催グィド・カンテルリ指揮者コンクール優勝。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督兼常任指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任し、斬新な企画と豊かな音楽性で一時代を切り開いた。2007年、ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトを企画立案より実施。
2014年4月、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。近年では、全国共同制作オペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」、大阪国際フェスティバル「バーンスタイン:ミサ」、「井上道義:ミュージカルオペラ『A Way from Surrender ~降福からの道~』」等を、いずれも総監督として率い既成概念にとらわれない唯一無二の舞台を作り上げている。2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」、2018年「大阪文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」、2019年「有馬賞」、2023年「第54回サントリー音楽賞」を受賞。オーケストラ・アンサンブル金沢桂冠指揮者。
2024年12月にて指揮活動の引退を公表している。
●オフィシャルサイト http://www.michiyoshi-inoue.com/

◇厳選クラシックちゃんねる/naco

登録者数約17万人のYouTubeチャンネル「厳選クラシックちゃんねる」でクラシック音楽を紹介するYouTuber。ヤマハ音楽教室ジュニア専門コースでピアノとエレクトーンの奏法を学ぶ。9歳からは作曲も開始。12歳からは合唱、18歳からは合唱に加え、リート、カンツォーネなどの声楽を学ぶ。
2020年4月より、会社員として勤務する傍ら、YouTube「厳選クラシックちゃんねる」を開設。
クラシック音楽の作曲家や音楽史の解説、アーティストインタビューなどを行う。開設後2年4ヶ月で登録者10万人を突破、日本最大級のクラシック音楽解説チャンネルに成長。現在はYouTubeでは発信に加え、クラシックコンサートにMCや解説者として出演、クラシック音楽に関するエッセイなども執筆するなど活動の幅を広げている。
●厳選クラシックちゃんねる
https://www.youtube.com/channel/UCKCSbSJtNTo9r-HMEwvIc4w

◇特別ゲスト 小泉純一郎

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