5/14(日)17:30開催「串田和美・スペシャルトークショウ」特別ゲストは笹野高史に決定!!

5/14(日)17:30開催「串田和美・スペシャルトークショウ」に、自由劇場時代から串田和美と共に芝居人生を歩んできた笹野高史が特別ゲストとして出演決定!!
自分たちの劇団や劇場を造った1960年代の演劇状況や、その後のオンシアター自由劇場(串田和美主宰)の活動、この小さな空間で生まれた「上海バンスキング」など、とびきりの秘話を元アンダーグラウンド・シアター自由劇場(現音楽実験室・新世界)にて、75分間(予定)にわたって語り合います。

<串田和美コメント>

66年に劇団を造って、72年に実質解散状態になって。僕1人っきりになった時に、地下劇場に最初に吉田日出子さんがひょっこり入ってきて、その次に船乗りだった笹野が帰ってきて、芝居やろうよとなった。その2人がいなかったら始まらなかったですね。笹野は当時、芝居は全くの素人だったんだけども、好奇心の塊で、「何か面白いことをやりたい」と思っている1人だった。その後も研究生として柄本明とかイッセー尾形とか集まってきて、人が出たり入ったりして、そんないろんな歴史の中でも、笹野は「上海バンスキング」初演も共にした。笹野のことはみんな「番頭さん」なんて呼んでね、根の奥は暗いとこもあるんだけど、表面はとっても明るくって…みたいなことを、トークショウでは話したいと思ってます。

<今回の公演について>

2023年3月31日、20年間務めた「まつもと市民芸術館」の芸術監督(総監督)を退任し、完全にフリーとなった串田和美が、この度、かつて劇団・自由劇場(のちのオンシアター自由劇場)の活動拠点であった六本木の「アンダーグラウンド・シアター自由劇場」の跡地にて、新作含む2作品を同時上演いたします。
独り芝居『月夜のファウスト』は、コロナ禍で多くの劇場が休館に追い込まれ、人々の生活や表現活動が大きく制限される中において、串田がたったひとりで生み出した作品。「どんなところでも、どんなときでも、工夫すれば芝居はできる」。芝居への原点回帰ともなったこの独り芝居を携えて、再スタートの幕を開けます。
前芝居『阿呆劇・注文の多い地下室』は、今回の公演のための完全新作。オンシアター自由劇場の中心メンバーであった真那胡敬二と、注目の若手俳優・串田十二夜の45歳差コンビが初共演を果たします。

<公演概要>

独り芝居『月夜のファウスト』
作・演出・出演:串田 和美
2020年6月コロナ禍の只中、松本の“あがたの森公園”の小さな池の辺りの四阿(あずまや)で串田自身の遠い記憶の数々と、中世ドイツの怪しげな錬金術師ファウストの幻想が綯い混ぜになった、“独り芝居”が生まれた。その後3年間で全国22ヶ所39公演を行い、好評を博した、極私的ファウストのつぶやき。

前芝居『阿呆劇・注文の多い地下室』
構成・演出:串田 和美
出演:真名胡 敬二 串田十 二夜
真っ暗な地下の空間に、2つの懐中電灯の灯りが動く。ここは何処だ?
人懐っこいかすかなざわめき。懐かしい音楽。さまざまな手口で彼らに届く指示。
コラージュ演劇?混乱芝居?

日程:
[独り芝居『月夜のファウスト』/前芝居『阿呆劇・注文の多い地下室』(2作品同時上演)]
5月13日(土) 19:00
5月14日(日) 14:00
5月15日(月) 14:00
5月16日(火) 休演日
5月17日(水) 14:00 / 19:00
5月18日(木) 14:00
5月19日(金) 14:00
5月20日(土) 13:00 / 18:00
5月21日(日) 14:00
※受付開始・開場は開演の 30 分前
※上演時間は 130 分ほど(途中休憩あり)を予定しております。

[串田和美・スペシャルトークショウ]
5月14日(日) 17:30
※受付開始・開場は開演の 30 分前
※トークショウのみの開催となります。作品の上演はございませんのでご注意ください。

場所:
音楽実験室・新世界(元 アンダーグラウンド・シアター自由劇場)
〒106-0031 東京都港区西麻布1-8-4 三保谷ビル B1
[都営大江戸線「六本木駅」4a出口/地下鉄日比谷線「六本木駅」2番出口より]
六本木通りを西麻布方面へ徒歩8分
[渋谷駅より]
都営バス [都01] 新橋駅前行「EXシアター六本木」停留所下車、六本木通りを西麻布方面へ徒歩1分

料金:
独り芝居『月夜のファウスト』/前芝居『阿呆劇・注文の多い地下室』(全席自由・1ドリンク付き)
一般 前売 5000 円 / 当日 5500 円
U-25 前売 3000 円 / 当日 3500 円

串田和美・スペシャルトークショウ(全席自由)
前売 2500 円 / 当日 3000 円
→ドリンク代は含まれておりません。別途バーカウンターにてご注文いただけます。
※当日精算(現金)のみ
※開演 10 分前までにお越しいただけない場合は、席をご用意できない可能性がございます。
誠に恐れ入りますが、お早めのご来場をお待ちしております。

串田 和美
俳優・演出家・舞台美術家。
1966年劇団・自由劇場を結成(後のオンシアター自由劇場)。
1985年〜96年Bunkamuraシアターコクーンと2003年〜23年まつもと市民芸術館初代芸術監督。
代表作に音楽劇「上海バンスキング」「もっと泣いてよフラッパー」、コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」平成中村座「串田戯場・法界坊」、「スカパン」「空中キャバレー」。ルーマニア・ラドゥ・スタンカ劇場メンバーと安部公房作「幽霊はここにいる」を滞在創作するなど海外公演も多数。

笹野 高史
1971年に劇団・自由劇場に入団、1982年に退団。
自由劇場の舞台をミュージカル映画化した「上海バンスキング」(1988)で一躍注目を集める。そのほかミュージカル「ミスサイゴン」や映画では山田洋次監督作品「男はつらいよ」シリーズ、「釣りバカ日誌」シリーズ等、コクーン歌舞伎など、幅広いフィールドで縦横無尽に活躍。「武士の一分」(2006)では、第30回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞などを受賞。

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