2年ぶりのミュージカル『スリル・ミー』8度目の上演決定!尾上松也×廣瀬友祐・木村達成×前田公輝・松岡広大×山崎大輝 コメントも到着!

9月7日(木)~10月1日(日)に池袋・東京芸術劇場 シアターウエストにてミュージカル『スリル・ミー』の上演が決定した。

本作は2005年にオフ・ブロードウェイで開幕、日本では2011年に栗山民也の演出で初演を迎え、今回8度目の上演となる。

1920年代、全米を震撼させた2人の天才によって引き起こされた驚愕の事件を基にした作品。 “私”と“彼”そしてピアノ一台のみで繰り広げられる100分間の心理戦は、シンプルであるがゆえにその圧倒的なエネルギーで緊迫した劇場体験を生み出し、青年2人が紡ぐ究極の愛がミュージカルファンに衝撃を与えた。

今回は新キャスト含め、3組が出演する。

まずは、尾上松也(私)と廣瀬友祐(彼)。尾上松也は2014年の出演から9年ぶりに“私”役に挑み、前回からの変化が期待される。一方、幅広い役柄で評価を受け、2023年第30回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞した廣瀬友祐が“彼”役で初参加する。

今回が初参加・初共演である木村達成(私)と前田公輝(彼)。木村達成はCX「オールドファッションカップケーキ」で好演したり、前田公輝はNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で主人公の幼馴染として話題になったりと、共に舞台に映像にと多方面で才能を発揮している。

2021年に初参加ながらも若さ故の危うさと緊張感が客席を物語へと引き込み好評を博した松岡広大(私)と山崎大輝(彼)が続投となる。

3組とも全く違った愛の形を表現することに違いない。
強烈な旋律の頂点に向かって走る、禁断の100分間への扉が、再び開かれる―――

2023年版 出演キャストコメント

■私役:尾上松也
初めて『スリル・ミー』に出演させて頂いたのは、9年前の2014年でした。あれから、もう一度挑戦したいとずっと願っておりました。そして今年、その思いがようやく叶います。
この9年の様々な経験が、どの様な形で作品に反映出来るのか、自分でも今からとても楽しみです。僕自身この作品のファンですので、その思いも込めて精一杯つとめたいと思います。元彼と別れて新しい彼とまた0からの挑戦です。是非劇場にお越し下さい。

■彼役:廣瀬友祐
これまでも素晴らしい俳優の方々が演じ、上演を繰り返しているこの作品に出演させて頂けること、心から感謝します。「究極」という概念に向き合うにはとても恐怖心がありますが、真摯に取り組みたいと思います。

■私役:木村達成
人間って怖いですね、何がほんとで何が嘘なのかわからない。僕らが普段している会話のどこまでが本音で、、、僕は、つまらない人間にはなりたくないし、全て正直にさらけ出すつもりは微塵もありません。常識を常にぶち壊す、そんな作品に魅力を感じ、出会えたことは嬉しいことです。何としてでも愛するひとと共にいたい、この強い「私」の思いすらも、それが誠なのか、悩む日々がまた始まります。

■彼役:前田公輝
数々のキャストの方が演じられてきた『スリル・ミー』。初めて観劇した時の、圧倒的に曲がった自尊心と普遍的な愛に強烈な印象を受けた気持ちを大切に、新たな「彼」を生み出せるよう頑張ります。木村達成さんとは初共演ではありますが、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で2019年版・2021年版で同じキャラクターを演じたこともあり、ご縁を感じます。2人の依存関係、人間の本質、無制御な本能のお芝居に身を委ねて、来てくださるお客様に耳を覆いたくなる場面描写でもミュージカルだからこそ誘える『スリル・ミー』の世界に演出の栗山民也さんと共に準備を進めていけたらと思います。

■私役:松岡広大
今回も参加させて頂くことになりました。前回からより深化させていく箇所も新たな発見も、山崎大輝くんと臨みます。きっと大丈夫です。 この作品は手放しで楽しんでくださいとは言い難いです。暗く、忌避するお話かと思います。 沢山あるいくつかの理由として「自分たちのことを語っているから」、あるいは「現在でも偶然性があるから」と考えます。深淵や悪意、それらを見て、己と周りを知ることの一助となれば幸いです。 そしてその既知が今後の生に繋がれば。そのために、然るべき深淵を創ります。

■彼役:山崎大輝
2021年に「彼」として立たせていただいて、お芝居の面白さを改めて教えていただき考え方が変わりました。100分間2人で立つこの作品のスリルに僕は虜になっているという事を今感じます。 今回また新しい目標を掲げて臨みたいと思いますし、その先で更に皆様にもこの作品の虜になっていただけるよう精一杯努めたいと思います。

ミュージカル『スリル・ミー』

■ストーリー

物語は、34年前に静かに遡っていく――。

監獄の仮釈放審議委員会。
収監者“私”の5回目の仮釈審議が進行中である。
34年前、“私”と“彼”が犯した犯罪。

19歳の“私”と“彼”。
ある契約書を交わした2人。
彼らに一体何が起きたのか。

“私”と“彼”
衝撃の真実が明かされていくーー。

■期間:9月7日(木)~10月1日(日) (東京公演)
■会場:東京芸術劇場 シアターウエスト
■主催・企画制作:ホリプロ
※大阪、博多、名古屋、高崎公演あり

■出演:
尾上松也(私役)×廣瀬友祐(彼役)
木村達成(私役)×前田公輝(彼役)
松岡広大(私役)×山崎大輝(彼役)

ピアニスト:朴勝哲/落合崇史/篠塚祐伴

■スタッフ:
原作・脚本・音楽:Stephen Dolginoff
翻訳・訳詞:松田直行
演出:栗山民也

音楽監督:落合崇史
美術:伊藤雅子
照明:勝柴次朗
音響:山本浩一
衣裳:前田文子
ヘアメイク:鎌田直樹
歌唱指導:伊藤和美
振付:田井中智子
演出助手:坪井彰宏/野田麻衣
舞台監督:田中伸幸/松井啓悟

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