開幕直前!【林家畳公演 舞台「歯軋り」】 林明寛インタビュー!!

いよいよ12月14日 (水) より開幕する、林家畳公演 舞台「歯軋り」。
作・演出の林明寛の一問一答インタビュー!!

・なぜタイトルが「歯軋り」なのでしょうか?
‐台本も作曲もそうですが時が進めば進むほど名はありふれてきます。
時には同じ題名もあって少し混乱しますよね。
僕はするので誰もつけないような題名にしたかったのが始まりです。
今回も林家畳は、家族愛がテーマなのですが愛とは人それぞれの表現方法があり、その愛が決して相手に伝わるとは限りません。

時にはすれ違い、摩擦を起こし火事になることも。
その歯痒さを今までに無いタイトルで表現したいと思いこの題名にしました。

・今作はどのような作品になりますか?
 また、今作品を上演する思いをお聞かせください。
‐中々に渋く難しい作品だと思います。
オーディション公演でこの本をやるんですか?と、周りに言われましたが今回この本をやりたいのです。と、わがままを言わせていただきました。
これは僕にとっても挑戦の舞台で経験も様々なキャスト陣でこの作品をやり遂げた時には役者も僕自身も次の未来への希望と自信に繋がると思ったからです。

・オーディションで意識されたポイントはどこですか?
‐役の空気感を纏っている方を探していました。
後はメンタルですかね。芝居に対して作品に対してどれくらいのモチベーションがあるのか。
芝居だけではないのですが、目標を常に高く保ち、ゴールを決めない役者が僕は好きです。
そしてまたご一緒したいと思える役者さんです。

・稽古中のエピソードなどありましたらお伺いできますでしょうか?
‐今回は美術が具象なのでお芝居が説得力のある美術に飲み込まれてしまう事が多々ありました。
でも決して具象は敵ではありません。美術を味方につけ仲良くなる事で役者も美術も5倍輝きます。

・演出をされる際に心がけていることはございますか?
‐やはり対人ですね。
全員が育ちや演技を学んできた環境は違います。
そこに寄り添い良さを引き出す事で自由度が上がり、役とリンクさせる事で板上で少しでも生き始める瞬間を作る。
その事を僕は役者とのセッションで大事にしています。

・今作に関して「姉」の話に関してのお話とのことですが、林さんにとって「姉」とはどんな存在なのでしょうか。
‐姉には言っていませんが、作中に出てくるめぐみ役は、正にうちの姉貴みたいな役です。
責任感が強く家族愛がつよい人間故に時には無理をして魂を削ります。
そんな姉貴を僕は尊敬しています。

・公演を心待ちにしている皆さんへのメッセージをお願いします。
‐舞台『歯軋り』林家畳5年ぶりの公演です。
前作の『陽だまりの中で』も同じ家族の話でしたが今回は角度の違う作品になっていると思います。
裏テーマをつけるのであれば『愛の掛け違い』ボタンの様にそれぞれの愛が一つ掛け違うだけで大きなズレとなってしまう。その様な作品です。
是非見ていただきたいです。
劇場にてお待ちしております。

公演概要

林家畳公演 舞台「歯軋り」

公演期間:2022年12月14日 (水) ~2022年12月18日 (日)
会場:バルスタジオ

チケット:全日時・座席指定
​特典付きS席 前売6,500円 当日6,900円
(非売品サイン付きブロマイド)
A席 前売4,900円 当日5,400円

作・演出:林明寛
出演:
(Aチーム)
相沢紗良、池田恵理。佐藤楓恋、本間一稀、Toshie、田原廉、
和成、夏川陽向、夏目珠妃、本多ロドリゴひでき、岩本優、堀木さな

(Bチーム)
小倉舞子、蒼葉ちえ、村瀬帆南、高橋拓己、桂絵美子、一ノ瀬翔太、
宮村アキラ、深澤悠斗、佐藤絵里佳、笹木叶夢、原田かな、稲葉ななこ

HP:https://hayashiyatatami.wixsite.com/hagishiri1214
twitter:https://twitter.com/hayashiyatatami

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