山崎大輝・小野塚勇人ペアスペシャルインタビュー!ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』

024年11月15日(金)まで、よみうり大手町ホールにて上演のミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』が上演中だ。

ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』は音楽・作詞ニール・バートラム、脚本ブライアン・ヒルにより、2009年にブロードウェイで初演が行われ、ドラマ・デスク・アワードにてミュージカル部門作品賞を含む4つの賞にノミネートされた作品。
その後、2010年に韓国でも上演され、何度も再演を重ね、韓国ミュージカルの定番作品となった。2011年には映画化されるなど、現在も変わらずたくさんのファンに愛される作品となっている。

日本では、2019年に田代万里生・平方元基のペアで初演が行われ、日によって2役を交互に演じる相互上演を行った。再演の2021年には田代・平方のペアに加えて、太田基裕・牧島輝ペアも加わっての上演となり、いずれも好評のうちに幕を閉じた作品だ。

待望の今年3回目の公演では、太田・牧島のペアに加え、韓国でも人気作品であるミュージカル『スリル・ミー』やミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』ではアンソニーを演じ、丁寧な役作りと類稀なる歌唱力を持つ山崎大輝、劇団EXILEとして宝塚歌劇団など錚々たる俳優陣とともに舞台に立ち、近年ではミュージカル「この世界の片隅に」、ミュージカル「MEAN GIRLS」での公演で存在感を放った小野塚勇人のペアが加わり上演される。

今回は、山崎・小野塚の2人に、心境を語ってもらった。

あらすじ

人気短編小説家のトーマス(小野塚勇人)は、幼なじみのアルヴィン(山崎大輝)の突然の死に際し、弔辞を読むために故郷へと帰って来る。葬儀が始まるというのに、アルヴィンへ手向ける言葉が思い浮かばないトーマスの目の前に、突然死んだはずのアルヴィンが現れ、トーマスを自らの心の奥深くへと導いていく。そこには延々と続く本棚があり、トーマスの思い出とふたりの人生の“真実の物語”を記した原稿や本が存在していた。アルヴィンは、その中から弔辞に相応しい2人の物語を選び、トーマスの手助けを始める。トーマスはそれを拒み、助けを借りずに弔辞を書くと言い張るが、アルヴィンは気にもとめず、次々と物語を選び、語っていく。いくつもの物語が語られるにつれ、2人の間に存在した数々の埋もれてしまっていた小さな結びつきが明らかになっていく…


ーーまずは最初に過去公演や台本を観た時の印象と稽古で演じてみての印象とで違うところはありましたか?

山崎「おおまかな役の在り方みたいな部分で違う印象などは感じませんでしたが、単純に動きなどの決まり事が思っていたより多いとは思いました。」

小野塚「同じく大きく違うところはなかったのですが、映像を見ていて難しそうだなと思ってはいたものの、いざやってみると想像よりも難しいなと思いました。次々と迫りくる展開の中、現在と過去を行き来しつつ曲もたくさんあり、そこに感情をのせなくてはいけないので、とにかく反復だなと思いました。」

ーー目まぐるしい展開に加えて、やはり2人芝居なのでお2人の掛け合いはこの作品の見どころの一つだと思っております。お互いの印象を教えてください。

小野塚「大輝くんはわからないところや、違和感を感じたところなどはその場ですぐ言えるところがいいなと思いました。自分の中の解釈と演出側の解釈が違っていてもそれをすぐに受け止められることって大事だと思うので。アルヴィンという大変難しい役に必死にしがみついていても苦しさをそこまでみせず、毎日汗だくになりながらやっている姿を見て偉いなと思っています。」

山崎「勇人くんには、とてもクリエイティブな一面を見せてもらっています。また、ラフに楽しく作っていきたい、みたいなユニークさも感じています…!沢山の意外な一面を持ち合わせている印象です。」

ーーご自身の役どころについて自分と似ているところや、逆に違うところを教えてください。

山崎「アルヴィンの胸が躍る瞬間の気分が高揚する感じは、自分にも通ずる部分があるなと思います。逆にアルヴィンのような幼馴染の友人とかは居ません。」

小野塚「トーマスとは人間らしい野心や向上心を持っているところは似ていると思います。逆に、要領が悪いというか塩梅が取れない人間だなって思います。そこも含めて好きですけど。」

ーーニール・バートラムの音楽もかなり特徴的な作品だと思いますが、実際に歌ってみていかがでしょうか?

山崎「あまり馴染みのないメロディだったり、歌の刻むリズムと伴奏のリズムが違ったり、言語が変わっていたり、沢山の難しさはあるのですが、とってもハートフルな楽曲が多くて良いなと思っています。」

小野塚「大輝くんと同じになるのですが、(歌うのが)難しい。いじわる!!!」

▼実際の歌唱シーンはコチラ▼

ーー最後に、公演を心待ちにしている皆さんへのメッセージをお願いします。

山崎「2人芝居ミュージカルの110分間とても濃密な時間をお届けできると思います。日常を少し特別に、自分の今までをより愛おしく思える作品でもあるかも知れません。是非劇場にお越しください!」

小野塚「精一杯演じますので、是非お楽しみに!」

公演情報

ミュージカル『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』

■日時:2024年11月5日(火)~11月15日(金)
    東京・よみうり大手町ホール 
    2024年11月22日(金)~11月23日(土)
    大阪・サンケイホールブリーゼ

■スタッフ:
 作詞・作曲:ニール・バートラム
 脚本:ブライアン・ヒル
 演出:高橋正徳(文学座)

■出演:
 アルヴィン:太田基裕
 トーマス:牧島 輝

 アルヴィン:山崎大輝
 トーマス:小野塚勇人

チケット

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