時代を超えたラブコメディを生演奏＋朗読劇で。音楽朗読劇『アシガール』紺野彩夏・深堀未来 公演直前インタビュー

足の速さが取り柄の女子高生・速川唯は弟の尊がつくったタイムマシンで、戦国時代へタイムスリップ・・・・出会うはずのない、愛しい若君こと羽木九八郎忠清と恋に落ち、唯は彼を守るために足軽として奮闘するラブコメディ　音楽朗読劇『アシガール』。
主人公の速川唯を演じる紺野彩夏、羽木九八郎忠清を演じる深堀未来（BALLISTIK BOYZ）の2人は初めての朗読劇への挑戦となる。

深堀「出演が決まった時は正直すごくびっくりしました。新たな挑戦という意味でも全力でやりたいと思っています！」

紺野「多くの方に愛されている作品の主人公を演じさせていただけることがとても光栄だと思い、出演のお話をいただいた時は嬉しかったです。」

深堀「音楽朗読劇ならではの世界観を伝えれるよう、稽古で学んだ事をしっかりと本番に活かして、出演者の方々と力を合わせ、精一杯頑張りたいと思っています。」

　本作の脚本・演出は、朗読劇の金字塔『私の頭の中の消しゴム』を手掛ける岡本貴也氏。2人はその台本に触れての印象をこう話した。

紺野「とてもスピード感があり面白いです！タイムトラベルが重要なポイントになります。演出の中で時代を超えるシーンの工夫がたくさんあるので、観ている方にわかりやすく、楽しんでいただけると思います。」

深堀「現代の女子高生が戦国武将に恋をする物語だからこそ、それぞれのキャラクターの価値観や世界観がとても素敵で面白いなと感じました。『当たり前』というものがお互い違うのなら、どうしたら一緒にいられるかであったり、経験した事のない状況での恋愛観を是非感じていただきたいです。」

紺野「朗読劇といっても、衣装チェンジがあり、音楽は生演奏でもあるので、声での表現以外にも楽しませられるように、準備していきたいと思っています。」

　タイムスリップしながらも愛しい若君を守るために足軽として奮闘する速川唯、そして容姿端麗で武芸も通じている羽木九八郎忠清。いずれも個性的なキャラクターとなっている。

深堀「羽木九八郎忠清は感情を露わにせず常に冷静で、仲間・唯のことを気にかけ戦うので、自分もそんな男になりたいと思いながら頑張っています。クールで男らしく素直な忠清をしっかりと演じられるようになりたいです。」

紺野「タイムスリップで戸惑いながらも、順応して過ごすという面では唯と似ているかもしれません。私自身も、新しい環境に慣れるのが早い方だと思っているので。逆に感情表現がまっすぐで、全部を投げうってでも恋に気持ちを向けられるところは、自分にはない唯の良いところです。」

深堀「紺野さんと初めてお会いした時に、すごく冷静で大人っぽい雰囲気と印象を感じました。少し変わった性格の唯をどういう風に演じるのかがすごく楽しみです。」

　音楽監督・土屋雄作氏のもと豪華なミュージシャンとともに作りあげる音楽朗読劇。その開幕はもうすぐだ。

紺野「この朗読劇は、聞いてくださるお客様が想像できて初めて完成すると思っています。直接、皆さまのリアクションを感じられるのが楽しみなので、笑ったり泣いたりして楽しんでいただきたいです。」

深堀「楽しみに待ってくれている皆さまに、アシガールの世界を存分に感じていただけるよう精一杯頑張りたいと思います。共演者やスタッフの方々に支えられながら、かっこよく、たくましい忠清を演じたいと思います！素敵な生演奏の音楽と共に是非アシガールをお楽しみください！」

紺野「時代を超えた唯と若君の恋模様は最後にはきっと、皆さまに感動していただけると思います。キャスト全員、稽古を日々頑張っているので、是非会場で観ていただけると嬉しいです。」

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